波と、こころ。 | わくわく海賊団

わくわく海賊団

Compass of Your WakuWaku

 

 海を眺めているとき、

 寄せては返す波の様子に、

 人のこころを重ねることはよくあります。

 

 気持ちも、やる気も、毎日の気分も、

 よく見ると波のそれにとても似ています。

 

 前へ進もうとする日もあれば、

 なにもしたくない日もあります。

 元気な朝の日もあれば、

 静かに過ごしたい夜もある。

 

「なんだかずっと気分がすぐれない」とか、

「今、なにをしたらいいか分からない」とか、

 そういうことが続くこともあります。

 

 でもそれは、たまたま

 そういう"波のかたち"なだけかもしれない。

 波が静かになるときもあれば、

 大きく荒れるときもある。

 

 人のこころにも、

「動く」と「休む」の波があると思います。

 だから波のタイミングに合わせて、

 動いたり、休んだりが選べたら、

 少しだけ楽になるかもしれません。

 

 がんばって進もうとして疲れてしまうより、

 いっそ波に身を任せて止まることを許すのも

 健全に生きるためのひとつの方法です。

 

 大事なことは、

 波はくりかえすということ。

 

 どんなに長く続いているようでも、

 かならず変わるときがくる。

 

 今が苦しいのなら、

 それは"そういう時期"なのかもしれない。

 

 人はずっと強くはいられません。

 いつも前を向いてはいられない。

 

 うまくいかない日も、

 ゆっくりしか進めない時期も、

 それ自体はいたって"健全"で

 ふつうなことだと思います。

 

 小さな波も、大きな波も、

 寄せてくる波も、引いていく波も、

 どれも道の一部です。

 

 どんな波のときでも、

 ぼくらはちゃんと生きている。

 

 今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。

 

 戸惑いのなかにいるときも、

 こころはちゃんと生きようとしている。