もっと自由に、もっとわたしらしく。 | わくわく海賊団

わくわく海賊団

Compass of Your WakuWaku

 

 人の数だけ、主観があります。

 

「わたしはこう思う」とか、

「わたしはこんなふうに考える」とか。

 

 でも、それをそのまま口にすると、

 なんだか気まずくなることがあります。

 

 だから、みんなあんまり

 主観を語らなくなっていく。

 

 代わりに、まわりの意見をみて、

「こう言っておくのが正解かな」と考えます。

 ほんとうは、なにかを見たとき、

「おもしろい!」とか「へんなの…」とか

 いろんなことを思っていいはずなのに。

 

 でも「ま、みんなも言っているから、

 そういうことにしておこう」と考えしまう。

 

 それをくりかえしているうちに、

「わたしは、なにを思えばいいんだっけ」と

 主観がどこかへ消えてしまいます。

 

「主観で語るな、客観的になれ」と、

 言われる場面は多々あります。

 

 でも、主観があるからおもしろい。

 

 たしかに、客観的に考えることは大切です。

 

 でも、主観がなかったら、

 みんなが同じことを考えて、

 同じことばかりを言う世界になってしまう。

 

 そういう世界は、

 なんだかつまらないですよね。

 

 だからこそ、アートがあるのだと思います。

 

 絵や音楽や映画や本には、

「わたしはこう思う」が詰まっています。

 

 だれかが「これが正しい」と決める前の、

 まっすぐな気持ちがそこにはあります。

 

 だからアートに触れると、

 じぶんの主観を思い出せるんだと思う。

 もっと自由に思っていいんだって。

 

 今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。

 

 主観はそれぞれの色。

 色のない世界なんてつまらない。