大きな怪我とか、
大病をしたスポーツ選手が、
治療や療養、苦しいリハビリに耐えて
復活する物語というのがあるけれど、
ほんとうにすごいと思います。
日本や世界の舞台で
活躍するスポーツ選手が、
大病したとか大怪我したというのは、
生活できる「ふつうにもどる」が
成功では決してありません。
あらためて国内で優勝するとか、
世界で活躍するというのは、
超人のようなものに
「もういちどなる」のが成功なわけですよね。
実にまあ、とんでもない話だと思います。
だけど、それをやってのけている選手は、
実際にたくさんいるわけです。
身体の怪我や病気だけではなく、
メンタルを病む場合だってありますからね。
ニュースにならないところでは、
家庭の事情だとか、職場の人間関係だとか、
チームでの問題だとか、そういうことも
たくさん抱えているかもしれません。
それでも「不死鳥の如く」
甦る選手は枚挙にいとまがない。
こういう復活の物語には、
かならずそれを支えている存在がいます。
手術に成功した、リハビリがきつい、
病気の前以上のトレーニングや体力づくり、
そういうことのいちいちに、
医療関係のスタッフ、コーチ、トレーナー、
食事やこころを支えてくれる人たち、
経済的に応援してくれる人、いいライバル、
声援をくれるファン、話し相手…
選手ひとりじゃなく、
たくさんの「チーム」が本気で、
復活して活躍することを信じて、
力を集めているという事実があるから、
復活物語は成立しているんですよね。
だから選手はあんなに必死になれるし、
よろこべるんだと思います。
復活した選手への拍手は、
「チーム」への感謝でもある。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
感謝がエネルギーになるし、
感謝がタフなこころをつくる。