生きているということは、
体温があること。
死んでしまっているものは、
見た目そっくりでも温度を失っています。
人間や哺乳類は恒温動物と呼ばれ、
ある一定の体温を保って生きています。
生きていない人間や哺乳類は、
体温がありません。
ヘビや魚や虫は変温動物ですが、
体温がないのかといえば、そんなことなく、
筋肉を動かしたりすることで、
体温を上げているそうです。
「冷血動物」という言い方は、
ただしくはないのだそうです。
そして、変温動物も
死んだら温度はなくなります。
植物にも体温はあります。
太陽の光で光合成していますから、
もともと熱を吸収しています。
葉の温度が高くなりすぎると、
蒸散といって、汗をかいて
温度を下げるしくみも備わっているそう。
そんな植物も死んでしまったら、
温度はなくなります。
やっぱり、生きているということは、
温度があるということでしょう。
「あの人はあたたかい人だ」という言い方も、
その人の体温を感じられるということ。
「ぬくもり」という言い方もしますね。
動物が人間の膝の上に乗ってきて、
すやすや寝ている映像を見たりするけれど、
あれも愛ではなく「ぬくもり」だそう。
あたたかさを求めているのだそう。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
SNS、オンライン会議、
足りない「なにか」を考えてみたとき、
それは「ぬくもり」かもしれない。