そのうちなくなりそうなものを、
人々は応援したがりません。
近いうちに消えてしまいそうなお店で、
人は物を買わないんですよね。
大きな木を見ていると、いつも思います。
「いつもある」ということは、
ほんとうにすごいことなんだなと。
彗星の如くあらわれて
喝采を浴びて去っていくことより、
「いつもある」存在になるほうが、
きっとずっとむずかしい。
情熱的な恋人として
燃えるような1週間を過ごすことも
すばらしい夢のような世界だけど、
お見合いでも結婚して何十年も
添い遂げる夫婦の物語だって、
壮大でロマンチックです。
「いつもある」夫や妻として、
長い時間ともに生きていくことは、
並大抵のことじゃないはず。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
ただ「ある(いる)」ことが、
どれほどすごいことか、しあわせか。