長生きのために重要なこと。 | わくわく海賊団

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 人生50年といわれた戦国の世に

 なんと数え100歳まで生きた医者

 江村専斎(えむらせんさい)先生は、

 長生きの秘訣は「少食」だ、と。

 

 他にも長寿の人を書いた

 文献なんかを読んでみても、

「少食であった」とたくさんあるので

「腹八分目は医者いらず」というのは

 真実なんだろうと思っています。

 

 長生きの秘訣は少食以外にも

 いろんなことが言われているけど、

 ぼくのなかで少食と同じくらいに

 ほんとうだと思っている仮説は、

「語り合う友達がいること」です。

 

 たくさん友達がいるというより

 またその関係の深さというよりも、

 日常的に語り合う友達がいることが

 長生きには重要なんじゃないかな。

 

 健康であるためには、

 うれしいことはたくさんあって、

 かなしいことは少ないほうがいい。

 いつも泣いている人よりも

 いつも笑っている人のほうが

 長生きなイメージです。

 

 じぶんのとらえかた(解釈)で

 起こることをうれしいと思ったり

 かなしみを少なくはできるけど、

 どうしようもないかなしみって

 それはやっぱりあるわけです。

 

 たいせつな人を失うかなしみは

 人の味わうかなしみで最も身体に

 悪影響を及ぼすものである、と、

 言われていたりもしますよね。

 

 ドイツ人の詩人シラーの、

「友情はよろこびを2倍にし、

 かなしみを半分にする」は、

 体感的に真実だと確信しています。

 ということは、やっぱり、

 日常的に語り合う友達がいることは

 健康にもいいんじゃないかな。

 

 人類は、集団をつくることで、

 過酷な生存競争から生き残る戦略

 選んだわけなんですけれども、

 それは「外敵から身を守る」という

 ことだけじゃなかったんだろうな。

 

 今日も「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。

 

 病院の待合室以外にも

 もっと「語り場」が増えたなら、

 医療費は削減される気がする。