同じようでちがっているけど、やっぱり同じ。 | わくわく海賊団

わくわく海賊団

Compass of Your WakuWaku

 

 日本人であるぼくと

 アメリカ人であるマイリーは

 同じようでちがっているけれど、

 でも、やっぱり同じなんだな。

 

 どこの国のどんな人でも

 同じようでちがっているけれど、

 でも、やっぱり同じなんだな。

 

「焼きそば」と「パスタ」は

 同じようでちがっているけれど、

 でも、やっぱり「麺」なんだ。

 

 イタリアンでもフレンチでも

 中華でもエスニックでも和食でも、

「麺」のあり方がスライドするだけで

 でも、やっぱり「麺」なんですね。

 

 食材は国ごとに少しちがっても

 結局、どこの国の調理法も同じで

 炒める・揚げる・蒸す・茹でる

 その組み合わせのちがいです。

 

 これ、もしかしたら、

 人間の感情にもいえるかな。

 

 葉をみたら複雑だけれど

 かきわけてかきわけて根をみれば

 じつはいたってシンプルにある。

「細部は複雑になっているものでも

 根本的にはシンプルだ」説です。

 

 時代の流行(細部)でみれば

 複雑でとてもわからなくても、

 人間がずっと変わらないできたこと

 どんなときに「うれしい」と思い、

 どんなときに「かなしい」と思うか

 本質(根本)は国や時代がちがっても

 やっぱり同じなんじゃないかな。

 

「ロミオとジュリエット」は、

 人間の本質(根本)にふれているから

 国や時代がちがっても多くの人に

 愛される作品になっているわけで、

 それは「源氏物語」でも同じで

 同じようでちがっているけれど、

 やっぱり、同じなんだな。

 

 今日も「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。

 

 弥生時代のお母さんも、

 江戸時代のお母さんも、

 いまのお母さんと同じように

 子を想っていたんでしょう。