『書を捨てよ 町へ出よう』
正月明けに爆弾低気圧…、東京の幹線道路もタイヤをスリップさせている車両が到るところに…
子犬のように雪が大好きな私は、表に出て一面の雪景色に心ウキウキしながら雪中行軍…
休日の昼間で走行車両も少ないせいか、どんどん雪は深くなる一方。子供達が小さいカマクラを作っているかもヽ(゚◇゚ )ノ
しかしながら、雪道の中を歩いても、最近この付近に増えてきている子供の姿はほとんど見かけません。
けっこうフカフカで柔らかな積雪は、住宅街の歩道も子供が十分に楽しめる休日の遊び場に変貌させています…都心の子供は、大雪の中で遊ばなくなったのでしょうか?
今年、小学校受験する子供にとっても貴重な雪中体験です。道に積もる雪を片づける人達…車のスリップするタイヤの後ろでスコップ片手に悪戦苦闘している人…店先の屋根から雪下しをする人達etc。
机上の学習も大切です。でもそればかりでは魅力ある子供にはなれません。専業主婦は子供と接する時間を多く作れるのですから、億劫がらずに外へ連れ出して世間の変化を見せ、刺激を与えて欲しいですね。後で描く絵も生き生きしたものになることでしょうきっと…
受験は子供の経験の延長線上にあるものであり、その経験数の多さは子供の栄養となります。何の経験をさせたら子供が魅力的な姿になるかに正解はありません。機会を見つけるのが親の務めですからアンテナを張っておくことです。
詩人で劇作家の寺山修二の著書「書を捨てよ、町へ出よう」はそのタイトルだけでも、若き日の私にインパクトを与えてくれました。幼き子供達ならば「机を捨てよ、外で遊ぼう」でしょうか…外で学んだことをフィードバックさせることの大切さを親が理解して欲しいですね。公立では経験できない多くの刺激を受ける私立・国立を目指すのです。豊富な経験を受験前にさせてあげたいですね子供達には…
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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