目次

  1. はじめに
  2. ガスライティングとは何か
  3. 陰謀論扱いされる理由
  4. ガスライティングが発生する間柄
  5. ガスライティングの具体的な手口
  6. 陰謀論者がテクノロジー犯罪があると主張する原因
  7. ガスライティングで精神障害者にでっち上げる手口
  8. 精神障害にでっち上げるガスライティングが浸透した経緯
  9. 組織的なガスライティングには司令塔がいる
  10. 最後に 厳罰が必要
  11. 追加 ガスライティングを受け続けた場合の弊害
 

■1.はじめに

 最近、ガスライティングという言葉を見聞きする事が増えていると思います。

 

 ネット配信の芸能ニュースではちょくちょく使用されていますし、テレビの情報番組でも取り上げられる事があります。

 

 法律事務所の解説サイトでも、ガスライティングを取り扱っているところがあります。

 

 インターネットの用語辞典でも、解説されていますね。

 

 アメリカの月刊ファッション誌『COSMOPOLITAN』の日本語版サイトでも、精力的にガスライティングが取り上げられています。

 

 同紙はハースト婦人画報社が版元で、記事の内容には信憑性が担保されています。

 

 その為、日本国内でも一気にこの語が浸透したという経緯があります。 

 

 イギリスで2018年に流行語となりました。

 

 その後、欧米でも社会問題として、また、用語としても普及、定着して行きました。

 

 その3年前の2015年、イギリス・ウェールズで違法化され、刑事罰の対象となり、今に至っています。

 

 違法化され、刑事罰の対象となっている事からもわかると思いますが、このガスライティングという行為は、極めて深刻な問題として、社会から認識されています。

 

 ガスライティングという用語自体は、実は日本でも、かなり古くから使われていました。

 

 しかし、長い間、主に陰謀論者と精神障害者達が好んで使用する用語でした。

 

 その為、心理学の専門用語だと認識されなかったです。

 

 結果、アメリカから輸入される形で広まる事になりましたが、それは偶然ではありません。
 
 理由があるのです。
 

■2.ガスライティングとは何か

 定義は幾つかありますが、噛み砕いで説明すると、異なる事実を伝える事で、精神的虐待を加える行為、となります。
 
 同時並行で、相手の自己肯定感、自己評価を低下させる言動を執拗に取り続ける事で、相手から自尊心を奪い、自己評価を著しく低下させます。
 
 その事によって、相手を自分に精神的に依存させたり、奴隷のような存在に変えてしまいます。
 
 また、それら行為の結果として、相手が自殺してしまったり、精神障害を発症してしまう事もあります。
 
 悪意を持って行われるケースでは、最初から、相手を自殺させる事、精神障害を発症させる事、並びに、精神障害者にでっち上げる事を目的とする事もあります。
 
 そのようなケースでは、団体や組織、集団が、組織的にガスライティングを働き、組織犯罪の様相を呈する事になります。
 
 なお、アメリカ心理学会の心理学辞典(オンライン)では、次のように解説しています。
 
「他人を操作して、その人の知覚、経験、出来事に対する理解を疑わせること。かつては、精神疾患を誘発するほど極端な心理的操作や、ガスライティングされた人を精神病院に入院させることを正当化するほど極端な心理的操作を指していたが、現在はより一般的な用語として使われている。通常は口語表現として使われているが、臨床文献では、例えば反社会性人格障害障害に関連する心理操作的な手口を指すこともある」(APA Dictionary of Psychology 『gaslight』)

■3.陰謀論扱いされる理由

 ガスライティングの中でも、
 
・悪意を持って行われるケースでは、最初から、相手を自殺させる事、精神障害を発症させる事、並びに、精神障害者へのでっち上げを目的とする事もある

・そのようなケースでは、団体や組織、集団が、組織的にガスライティングを働き、組織犯罪の様相を呈する
 
に関して、陰謀論である、と、まるで妄想や都市伝説だと言わんばかりの言動を取る人達がいます。
 
 2でも説明したとおり、アメリカ心理学会では『精神障害を誘発させる心理的操作や、精神病院に強制入院させる事を正当化する程の極端な心理的操作』の事をガスライティングと呼ぶと定義していますので、陰謀論や都市伝説でない事は当然として、この言葉の心理学の専門用語としての本来の定義がこれなのです。
 
 しかもアメリカでは1970年代の時点で、実際にガスライティングによって個人を精神障害者にでっち上げて、精神病院に入院させたケースが何件も報告され、事例として数件報告されている事実があります。
 
1970年代以降、この用語は精神分析の文献で「意識的な洗脳の意図」を説明するために使われてきた。

バートンとホワイトヘッドは、親族を排除したい、あるいは金銭的利益を得たいという動機から、精神病院への強制入院を強要する目的でガスライティングを行った3件の事例報告を紹介した。妻は愛人と駆け落ちするために夫を暴力的だと仕立て上げようとした。別の妻はパブを経営する夫がアルコール依存症だと主張し、夫と別れてパブの経営権を握ろうとした。老人ホームの管理者は、軽い認知症と失禁を患う入居者に下剤を投与した後、精神病院に紹介した。

1977年、ガスライティングに関する文献がまだ殆ど出版されていなかった時代に、ランドとガーディナーは、老人ホームの職員から精神病の疑いで何度も強制入院させられた高齢女性の症例報告を発表したが、入院後、何の治療も受けずに症状がいつもすぐに消えていた。調査の結果、彼女の「妄想」は、老人ホームの職員によるガスライティングの結果であることが判明した。職員は、女性が15年前に妄想性精神病を患っていたことを知っていた。
 
引用元:ガスライティング Wikipedia 2024年8月25日 (日) 01:04 UTC 版
 心理操作で精神障害者にでっち上げる、精神障害を誘発させる、というのがガスライティングの本来の定義であるにもかかわらず、何故、それが都市伝説や電波系の陰謀論であるかのように、公然と嘘を吐く人達がいるのか、ですが。
 
 理由は至って単純です。
 
 実際に実行している団体や組織の構成員らが、ネット上で、工作活動を働いているのです。
 
 目的は、ガスライティングという用語の正しい認識の拡散の阻止にあります。
 
 理由は、正しい認識が広まれば、自分達の組織犯罪的行為が表面化するリスクが高まる為です。
 
 また、注意点としては、ネット上でガスライティングを解説する人達の中には、上述の隠蔽工作を働いている団体・組織の構成員らとは別口で、陰謀論や都市伝説、妄想を事実として語っている人達が混じっているという点が挙げられます。
 
 「ガスライティングでテクノロジー犯罪が行われている」と主張するような人達です。
 
 「電磁波攻撃が行われている」、「音声送信が行われている」、「思考盗聴が行われている」、「エレクトリック・ハラスメントが行われている」という主張に関しても同様です。
 
 言うまでもない事ですが、ガスライティングでこれらが行われている事実はありません。
 
 これらの主張は、精神障害者の人達が、ガスライティング被害の記事を読み、自分も被害を受けていると思い込んで唱えているケースや、陰謀論者が実際に被害に遭った経験がないにもかかわらず、情報だけでこの問題を理解した気になり、結果、実際には行われていないものまで、話に尾鰭をつけて、行われていると語っているケースなどがあります。

■4.ガスライティングが発生する間柄

 まず、ガスライティングは、言葉を使って相手の認知・認識を狂わせるものです。
 
 その為には、被害者が接触する人物が極めて少なく、交際・交流範囲が狭い事が条件になります。
 
 ですので、被害に遭う状況は、閉鎖的な空間(人間関係間)、という事になります。
 
 ガスライティングが発生する主な間柄・場所は下記であるとされています。
 
  • 親子間
  • 夫婦間
  • 恋人間
  • ママ友間
  • 地域住民グループ間
  • 学校(教師と生徒)
  • 学校(生徒間)
  • 会社(上司と部下)
  • 会社(同僚間)
  • 宗教団体
  • 師弟関係間
 悪意を持って被害者の自殺や精神障害発症、精神障害でっち上げを狙って行うという、団体や組織による組織犯罪的な手口に関しては、例外的なケースに当たります。
 
 ただし、その種のケースは、被害者の友人や知人、職場の同僚や上司までが加害団体・加害組織側に取り込まれ、被害者に対しガスライティングを実行する為、疑似的な閉鎖空間が作られています。
 

■5.ガスライティングの具体的な手口

 箇条書きして行きます。
  • 親が子供に対し、お前は悪い子だ、お前は頭が悪い、お前は何をやっても駄目だ、等と、否定的な言動を執拗に繰り返す
    (この言動はカップル間をはじめ、他の関係でも行われます)
     
  • 上記のような言動を、グループを構成するメンバー間の目の前で執拗に行う事で、被害者がそのような人間だと思い込ませたり、感覚を麻痺させて、被害者に対してはそのような扱いをしてもよいと考えるように仕向ける
     
  • 自分の私物を隠し、物がなくなったと騒いだ上、被害者のバッグ類から見つかった事にして、被害者が盗んだと喚く
    (こうした行為を繰り返し、お前には盗み癖がある、と執拗に言い続ける事で、被害者に「自分には盗癖が本当にあるのだろうか?」と、自分の正気を疑うように仕向ける)
     
  • 被害者の私物を盗み、被害者が私物がなくなったと言うと、盗んだ場所とは別の場所に私物を置く。そして自分が見つけたふりをして被害者に声をかけて、しまった場所(置いた場所)を間違えたのではないか、と嘘を吐き、被害者が置いた場所、しまった場所を忘れた事にしようとする
    (こうした行為を繰り返し、お前は物をしまった場所や置き場所を忘れる事が多い、と執拗に言い続ける事で、被害者に「何でこんなに忘れてしまうのだろう」と、自分の正気を疑うように仕向ける)
     
  • 自宅の壁には絵が飾られている。絵が同居する被害者によって外された事実はない。にもかかわらず、被害者に対し、共通の知人、友人が大勢いる中で、「壁に掛けてあった絵を勝手に外しただろう?気に入っていたのだから元に戻して欲しい」と嘘を吐く。被害者はそんな事はしていないと抗議するが、「お前は外したじゃないか。覚えていないのか?」と嘘を吐き続ける。被害者が帰宅して壁を見ると、加害者の仕業で、絵が取り外されてなくなっていた為、被害者は自分が絵を取り外したのにその事を覚えていなかったのではないかと、自分を疑い始める
     
  • 被害者に対して、お前は心の病気だ、と執拗に言い続け、信じ込むように仕向ける
     
  • 被害者の周囲の人達に対して、被害者は心の病気なんだ、と嘘を吹聴して回り、信じ込むように仕向ける
 
 これらはガスライティングとして行われる行為のほんの一部です。
 
 極めて悪質で、陰湿な精神的虐待行為です。
 
 こんな事をされて、自分が物忘れしたと思い込むのか、自分がおかしくなったと思い込むのか、と疑問に思われる事でしょう。
 
 確かにその通りです。
 
 一つ一つの行為は児戯のような物で、馬鹿馬鹿しい嫌がらせです。
 
 しかし、このような嫌がらせを執拗にやり続けて、自己肯定感を低下させるような暴言を浴びせられ続ける事で、精神的に疲弊して行き、周囲の人達に「こんな嫌がらせをされた」と言っても、理解してもらえず、その事でも精神的苦痛を受け、そういった状況が数カ月、数年と続けば、疲労から正常な思考を失い、周囲の無理解も相俟って、自分がおかしくなったのではないかと思い込んでいきます。
 
 一種の洗脳状態に陥るのです。
 
 下記は実際に夫の手により若年性アルツハイマーと思い込まされた被害者の話です。
 
【事例紹介】若年性アルツハイマーを疑われ仕事も失い……

実際に私がお話をうかがった事例では以下のようなケースがありました。

共働きで仕事も家庭もがんばっていたAさん(40代)。大学教授で10歳ほど年上の夫はいつもAさんを温かく見守り、ときには父親か先生のようにAさんにいろいろなことを教えてくれる頼れる存在でした。

そんなAさんはあるときから忘れ物をよくするようになります。持ってきたつもりの傘がなかったり、家の鍵がなかったり。でも家に帰るとそれらはなぜか机の上に残っていることが多く、いっしょに出かけた夫からはあきれられたり、がっかりされたりといったことが続くようになりました。

そんなとき、義母の介護施設の入所手続きに夫と出かけた際、必要な書類一式を忘れ、手続きができない事件が発生。

間違いなく朝カバンに入れた確信があったAさんは、帰宅後、書類がテーブルの上に残っていたのを見つけます。思わず「あなたが何かのタイミングで書類をカバンから取り出したんじゃないの?」と夫に問いかけると、夫は「自分のミスを棚に上げ、俺を疑うのか」と激怒。

それ以降、2人で話した内容に関して「言った/言わない」で論争になったり、「もう忘れたのか」などと記憶違いを指摘されたりすることが増えていき、Aさんはだんだん自分の記憶力に自信がなくなっていきます。

さらに夫は周囲の親戚に対して「Aは物忘れがひどいくせに、自分の過ちを夫のせいにするので心配だ」「若年性アルツハイマーのような症状がみられるが、自分ががんばって支えている」などとAさんのイメージダウンになるようなことを吹き込み、その結果Aさんは親戚から孤立してしまいます。

精神的に不安定になったAさんは仕事で大きなミスを犯してしまいます。顧客の重要な書類を家に持ち帰った際になくしてしまったのです(後に明らかになりますが、これは夫がこっそり廃棄していたのです)。

Aさんが「移動の途中で紛失したのかも」と、途中の立ち寄り先や駅で捜索を依頼している間に、夫はAさんには内緒でAさんの上司に電話をかけます。そしてAさんが忘れ物や記憶違いを頻発していて、若年性アルツハイマーの恐れがあること、メンタルを病んでいて、親戚からも孤立していることなどを告げ口してしまいます。

その際に夫は、決して妻を貶めるのではなく「妻は家庭でも仕事でもがんばっているんです。でも病気なんです。だから自分が彼女のミスをカバーし、優しく支えているのです。どうか彼女を責めないでください」と涙ながらに訴え、上司もAさんの夫にすっかり騙されてしまいます。

Aさんはその後、会社でポストを外されて仕事への自信も周囲からの信頼もなくし、社内で孤立した結果、仕事をやめてしまいました。

今やAさんは親戚からも会社からもつながりを絶たれ、夫が吹き込んだ「若年性アルツハイマー」の疑惑におびえ、夫しか頼れずに、彼の完全な支配下に置かれています。


なぜ夫はこんな行動を取るのか。なんの得があるのか。それは本人しかわかりません。

妻を独り占めしておきたいのかもしれない。妻にずっと家にいてほしい歪んだ愛情かもしれない。ガスライティングの理由は計り知れません……。

夫婦関係の専門家が見た精神的DV「ガスライティング」の実態
2023/07/17
執筆/監修: 三松真由美 より引用
 
 実際に発生したケースを読めば、どのような感じで嵌め込まれて行くのか、理解し易いと思います。
 

■6.陰謀論者がテクノロジー犯罪があると主張する原因

 
 これらの嫌がらせは、加害行為の証明が非常に難しいものです。
 
 壁にかかっていた絵を勝手に外して、被害者が外した事にして、因縁を吹っ掛ける。
 
 加害者が私物を被害者のバッグに忍ばせ、被害者がバッグを探った時にそれが出てきて、被害者が盗んだ事にでっち上げる。
 
 加害者が私物を別の場所に置き、そこで見つかった事にして、被害者が置いた場所を忘れた、間違えていた事にする。
 
 水掛け論になるのが関の山です。
 
 実際に俳優の細川茂樹さんがガスライティング被害に遭い、民事裁判を起こして勝訴していますが、実際に行われるガスライティングは、もっと巧妙で、複雑な(手の込んだ)手口が使用される事が多い為、証明するのも一苦労します。
 
 これがガスライティングは立証が困難である、証拠が残り難い、といわれる所以です。
 
 精神障害者の方達や、陰謀論者の方達は、「証拠が残り難い」、「証明が難しい」という点を誤読するのです。
 
 実際には何らかの証拠が残る事が多いのですが、ガスライティングをしても本当に何も証拠が残らない、と勘違いするのです。
 
 更に拡大解釈して、自分に対して精神障害者にでっち上げる為のガスライティング行為をテクノロジー犯罪で実行しているのだ、だから加害行為の証拠が残らないのだ、と思い込みます。
 
 例えば、睨みつけやすれ違いざまに囁くように罵る行為などは、その場面を隠し撮りでもすれば、きちんと撮影されます。
 
 睨みつけなどはかなり露骨に行う為、大抵の場合、被害者に対して睨みつけている加害者の姿がはっきりと記録されます。
 
 何故かというと、被害者は健常者ですので、解り易く露骨に睨みつけをしないと、睨みつけられたと認識しないからです。

 しかし、精神障害者の人が妄想で監視されていると思い込んでいるだけだったり、すれ違いざまに囁かれたという幻聴を聞いただけの場合、仮に高性能の録画・録音機材を使用しても、何も残っていません。
 
 その原因を、精神障害者の方は、あくまで自分が被害に遭っていると思い込んでいるので、撮影された動画に証拠が残っていないのはテクノロジー犯罪で幻聴や幻視を見させているのが原因だ、と思い込むのです。
 
 陰謀論者の方は、加害行為の実態を知らないが故に、それを信じ込んでしまう。
 
 こうして突拍子もない「ガスライティングでテクノロジー犯罪が行われている」という主張をするに至るのです。
 
 組織的にストーキングする場合でも同じです。
 
 きちんとしたスタッフに撮影させれば、被害者と面識がないのに、被害者の方をちらちらと見てくる不審な人物が確認できます。
 
 被害者が移動したどの場所でも、前の場所で見かけたのとは別の、被害者と面識のない人間が、被害者の方をちらちらと見てくる不審な姿を確認できます。
 
 場所が変わる度にストーキング(監視者)が変わるのは、加害団体側のストーカー規制対策です。
 
 同一人物がずっと監視し、尾行していた場合、反復性があるという事で警察からストーカー行為に認定される可能性が出ます。
 
 それを回避する為に、面識のない人間を大勢、監視要員、尾行要員として組織的に動員しているのです。
 
 この赤字にした部分は、実際に組織的な監視活動を行った経験のある創価学会の会員から6年くらい前に聞いた話です
 
 被害者は外出時、常に面識のない人間らから監視や尾行されている為、気配を感じたり、強い視線を感じる事になります。
 
 どこに行っても監視される、どこに行っても尾行される、それでどんどん、精神的におかしくなっていくのです。
 
 これが組織犯罪的に行われるガスライティングの実態です。
 
 しかし、面識のない人間が睨みつけている姿、すれ違いざまに「死ね」と罵ってくる姿を撮ったとして、その行為がガスライティングである証明できるでしょうか?
 
 睨みつけていたわけではない。
 
 ただの偶然だ。
 
 囁いたわけではない。
 
 死ねと言ったのは口癖で、別に被害者に対して言ったわけではない。
 
 このように言い逃れされてしまえばそれまでです。
 
 実際に被害相談を受けた事があり、被害に遭われた方とお話させて頂いた事もあります。
 
 その方はきちんと撮影したものを持って、警察署に足を運んだそうです。
 
 動画を見た警察官も、その人の移動先に必ず面識のない誰かが待機するかのようにいて、明らかに監視するような不審な行動を取っている事が確認できると答えたそうですが、反復性がない為、取り締まるのは難しいと言われてしまったそうです。
 
 動画だけでは、たとえどんなに疑わしい行為が映っていたとしても、決定的な証拠にはならない、という事です。
 
 だから証明する為には、その行為がガスライティングとして行われた証拠を提示する必要があります。
 
 実行犯らに指示を出してやらせていた証拠を押さえれば、立証は可能だという事です。
 
 しかし、実行犯がそんな証拠を出すわけがありませんし、問い詰めたところで、簡単に口を割る事もありません。
 
 実行が宗教団体の仕業で、実行犯が信者で、宗教活動と認識して実行している場合、白状する可能性はないでしょう。
 
 個人間で発生するガスライティングに関しても同様で、そのような証拠を押さえる事は、非常に難しいです。
 
 ガスライティングの立証が難しいというのは、その行為が動画で記録できないという話ではありません。
 
 あくまでも、動画で撮られた行為が、ガスライティング行為=加害行為である事の立証が難しい、という話でしかありません。
 
 言い換えれば、テクノロジー犯罪があると仮定しないと成立しないガスライティングは、ただの妄想だという事です。
 

■7.ガスライティングで精神障害者にでっち上げる手口

●でっち上げが可能な原因
 
 ガスライティングの語源となったのは映画『ガス燈』です。
 
 同映画には、被害者を精神障害者にでっち上げる行為が含まれています。
 
 実は『5.ガスライティングの具体的な手口』で挙げた行為の中には、映画で実際に行われたものが含まれています。
 
 被害者(主人公)の実母は精神に障害があり、その事が原因で死んでいるのです。
 
 精神的に追い詰められた被害者と加害者が激しい口論になった時、加害者から「お前も母親と同じように精神を病んで死ぬだろう」と罵られ、脅される場面すらあります。
 
 5で列挙したような酷い虐待を受けた末、精神的に追い詰められた状態でそんな事を言われたらどうなるでしょうか。
 
 ガスライティングを用いて精神障害者にでっち上げる行為は、語源となった映画の中で、実際に行われたものなのです。 
 
 「ガスライティングを用いて精神障害者にでっち上げるというのは陰謀論だ」と主張する人達は、嘘を吐いているのです。
 
 語源となった映画で精神障害でっち上げ工作が行われているにもかかわらず、平気で嘘を吐く厚顔無恥ぶりには失笑を禁じ得ませんが、加害団体・組織が組織的にネット工作を働き、ガスライティングという言葉を使うのは統失(統合失調症)等という印象操作を執拗にやり続けているのですから、やはり数の力は非常に強いものなのでしょう。
 
 たとえ、それが間違った情報だったとしても、その間違った情報が、さも事実であるかのように広まってしまう。
 
 それがインターネットの怖いところでもあります。
 
 ここからが本題です。
 
 精神科医が精神障害かどうかを診断する場合、何回も患者を診察し、極めて慎重に、病名を決めるそうです。
 
 精神疾患は血液検査や病理検査、レントゲン、MRI等では病名を特定できない為、患者から話を聞く以外にない為です。
 
 何度も診察を続けて話を聞く事で、その話の内容から、精神障害の症状と当てはまるものを拾っていくようです。
 
 こうした行為を、精神科診断面接と呼ぶそうです。
 
 言うまでもない事ですが、これが病名診断法である為、誤診が後を絶えないのは言うまでもありません。
 
 この欠陥を突いて、精神障害者にでっち上げるのです。
 
●具体的な手口
 
 例えば、面識のない人間を被害者の外出先に配置して、少し離れた所から、被害者を睨みつけたり、顔を凝視させます。
 
 面識のない人間を何十人も用意して、このような睨みつけ、顔を凝視する行為を繰り返します。
 
 被害者が精神的に参って病院に行った時、この話をすれば、医者は、精神障害の症状で、他人の視線が気になっているだけだと勘違いします。
 
 そもそも、こんな手の込んだ嫌がらせをする馬鹿や暇人などいないと考えるのが正常な人間だからです。
 
 同様に、被害者が外出して外を歩いている時、面識のない人間とすれ違わせて、「死ね」と罵らせます。
 
 同じく面識のない人間を何十人も用意して、このような行為を繰り返します。
 
 医者がその話を聞けば、幻聴を聞いたのだと誤解します。
 
 俗にいう騒音攻撃等もそれです。
 
 被害者をストーキングして行動パターンを把握し、曜日ごとの時間帯別行動パターンを押さえます。
 
 外出時の使用ルートが解りますので、ルート上に立ち並ぶ民家に協力を要請し、被害者が家の前を歩いていたら、ドアやサッシ、引き戸を思い切り閉めさせます。
 
 毎日同じ家がやっていると被害者に証拠を押さえられますので、実行する家はランダムにします。
 
 その話を病院で話せば、当然、被害妄想と誤解されます。
 
 それ以外にも、被害者の外出時、面識のない人間を大量に用意して、すれ違い様に必ず咳やクシャミをさせて、そういった行為を数週間連日行わせるとか、夜間外出時に先回りして車を停めて、被害者が来る直前で、ハイビームをつけて、被害者に照射させたり、ヘッドライトが片方しかついていない車、ブレーキランプが片方しかつかない車を何台も用意して、付き纏い車両に混ぜ込むなど、手口は無数にあります。
 
 また、仄めかしと言って、ストーカー行為で得た個人情報を、被害者に偶然を装って聞かせる事で、ストーカー行為を働いている事実を仄めかす行為などもあります。
 
 ストーキングはインターネットにも及び、SNSでの嫌がらせ、ツイッターでいいねを押した人、リプライした人に被害者を中傷する内容のDMを送り付け、危険人物だから関わり合いになるなとデマを拡散したり、被害者の利用しているネット掲示板で被害者にあだ名をつけ、嫌がらせのレスを繰り返し投稿した上で、被害者のSNSのアカウントを晒し、被害者と同一人物だと書き込み、勝手に個人情報を晒したり、被害者が掲示板に立てたスレにわざわざ関係のない被害者のブログのURLをリンクし、ストーキングしている事を臭わせるなど、インターネット上ですら、ありとあらゆる嫌がらせを働いてきます。
 
 これら行為も、医者に話しても、精神障害の症状と認識される可能性が高いです。
 
 先程も言いましたが、診察する医師側は、このような嫌がらせを働いている団体や組織が存在する事を想定していません。
 
 特に常軌を逸した異常なネットストーキングなどはそうでしょう。
 
 また、実は、知っていたとしても、そのような悪意ある行為がされていたとは知らなかった、患者からの証言で精神障害の診断を下しただけです、と嘘を吐いて言い逃れをすれば、違法性に問われる事はないのです。
 
 これが一番恐ろしいです。
 
 精神科診断面接に基づく診察記録で精神障害の症状と診断できる状況であれば、合法なんです。
 
 更に精神障害でっち上げ工作では、被害者の友人や知人、職場の同僚や上司まで加害側に取り組み、工作要員として指示を出して動かして、心配する振りをして、「精神障害の症状」、「精神障害だから病院で見て貰った方がいい」、「病識を持って欲しいから診察を勧めている」、等と、被害者が自分を精神障害者だと思い込んだり、精神病院を受診するよう仕向ける工作を執拗にやり続け、心が弱ってその言を入れ、被害者が通院するまで、絶対にやめないわけです。
 
 また、これも特徴ですが、この種のガスライティングは、ターゲットにした個人を精神障害者にでっち上げる事が出来ればよいので、それが可能な行為は全て有効で、手口が際限なく存在する点にあります。
 
 たとえとして挙げた行為は、氷山の一角でしかない、という事です。
 
 現在はガスライティングの手口が知られている為、被害に遭った人達も、そう簡単には罠に嵌りません。
 
 しかし、このような手口があることが知られていなかった1990年代、00年代は、そうはいかなかったでしょう。
 
 執拗にガスライティングされ続け、精神を病み、周囲の人達から、あなたは精神障害の疑いがある、病院で見て貰った方がいい、精神障害は自分では病識を持てないらしいよ、等という言葉を、親切ごかして言われ続けたら、自分を精神障害だと思い込んで精神科を受診する被害者が出るのは当然です。
 
 医師に誤診されて、健常者なのに投薬治療を受けた結果、逆に脳を破壊されて精神障害者にされてしまった、等という深刻な被害者も、かなり出たのではないかと考えられます。
 
 本当に身の毛もよだつ話ですが、このような事が、この国では横行してきたと考えられるのです。
 
 ガスライティングによる精神障害でっち上げは、大勢を動員し、組織的に動かせる団体や組織でない限り、実行不可能です。
 
  • 創価学会のように、公明党に投票する住民が安定的にどの地域でも5%いるような、大勢の信者を抱える団体
  • 警察のように、警察の名前を出せば住民を動員できる組織
  • 地方自治体や防犯協会のように、防犯活動名目で、大勢の住民を組織的に大動員する事が可能な団体・組織
  • 住民のかなりの割合が信者であるその地域発症の新興宗教
  • 大勢の住民を動員する力を持っている土地の名士や有力者

 

 これらが組織犯罪として行われるガスライティングの加害主体となれる、あるいは、実行が可能な団体、組織です。

 

 
 なお海外ではマフィアや犯罪シンジケートが組織的なガスライティングに該当する行為を、脅迫目的で行うようです。
 

■8.精神障害にでっち上げるガスライティングが浸透した経緯

 唐突に思われるかも知れませんが、この話をする上で、創価学会の問題は避けて通れません。
 
 先程も触れましたが、この組織的なガスライティングによる精神障害でっち上げ工作は、創価学会が行う事で有名です。
 
 当然ですが、実際にやっている事を知った上でこの記事を書いています。
 
 ですから想像や妄想で書いているわけではありません。
 
 創価学会は1990年代時点で次のような嫌がらせをしていました。
 

創価学会の非合法活動に関する調査

 

まえおき

日本最大の宗教団体である創価学会の非合法活動の有無とその実態について調べてみた。ここでの非合法とは、倫理的に許されない行為、明らかに法に触れるか、社会的混乱を起こしかねないような活動を指し、それらが本当に行なわれているのかという問題である。また、仮に行なわれているとするなら、それらは具体的にどのようなことなのか。

また、情報提供者の実名等や一部の発言を省かせてもらう。後述するように、情報提供者に対する組織的な中傷や嫌がらせが起きる可能性があるためである。

 

結論

創価学会内部の人間も含めて創価学会に批判的な発言や行動を取る人間に対し、創価学会により以下の活動が行われている。

* 批判者や脱会者に対して、創価学会員による尾行や人間関係の調査が行われている。
* 創価学会内部の批判者に対しては、地域の学会員や、創価学会員でかつ学生時代の同級生や会社の同僚が、親しい友人を装って監視をしている。
* 住んでいる地域周辺や、勤務先等の主要な人間関係に、デマや中傷を流している。
* 組織的嫌がらせを繰り返し行っている。(これは偶然に起きたかのように装った嫌がらせを行う場合があるため、他人に説明しても嫌がらせであることを理解してもらえない場合が多い。しかし、連日執拗に行われるため、本人はノイローゼになったケースが確認されている。)
* 刑事警察、特に公安関係者に創価学会の信者や同調者がおり、デマ中傷に加担している。

以上の事実に対して、創価学会が創価学会批判者や脱会者に、なぜかくも執拗な社会的抹殺とも言える活動を行うのか、考えてみる必要がある。導き出される結論は以下のとうりである。

創価学会の社会に対する非合法活動を公にされては困るため、批判者、特に創価学会内部の批判者を徹底的に社会から抹殺しようとしている。

したがって、信心歴の浅い信者や、信心歴が浅いまま辞めた信者に対しては、このような活動の対象には無っていないようだ。創価学会による社会的抹殺の対象になるのは、創価学会の活動歴が長い場合、それに創価学会組織で高位に所属していた場合である。いずれも創価学会の活動を細部に渡って良く知り得た人物が攻撃対象になるようだ。

 

創価学会の非合法活動に関する調査

http://nippon-senmon.tripod.com/soukagakkai/katsudou/soukagakkai_higouhou.html(※ウェブアーカイブ)

 
 創価学会が行う嫌がらせというのは、実は現在でもさほど変わっていません。
 
 注意点を挙げるとすれば、現在、嫌がらせのターゲットとなるのは、脱会者、批判者だけでなく、学会員とトラブルになった個人も被害に遭うケースが生じている、という点です。
 
 むしろ脱会しただけで嫌がらせを受けるというのは、今は鳴りを潜めている感じです。
 
 ガスライティングに関してこの調査で関連する記述は「これは偶然に起きたかのように装った嫌がらせを行う場合があるため、他人に説明しても嫌がらせであることを理解してもらえない場合が多い」という部分です。
 
 ガスライティングとして行われている嫌がらせは、既にこの頃(1990年代)には行われていた、という事です。
 
 そもそも、ガスライティングとして行われている嫌がらせは、単独で見た場合、昔からあるものです。
 
 脱会者と道端で遭遇したら、睨みつけたり、罵声を浴びせたりする。
 
 脱会者が自分の家の前を通りかかったら、嫌がらせでドアやサッシ、引き戸を力いっぱい閉めて轟音を立てる。
 
 被害者宅が自宅の隣であれば、生活音をわざと大きく出すようにして、嫌がらせを働く。
 
 しかし、これらの嫌がらせは、手口をほんの少しだけ変えてやれば、全て、被害者の被害妄想にでっち上げが可能です。
 
 その事実に気づいたのが先だったのか。
 
 ガスライティングのテクニック本が出版された事で、嫌がらせにガスライティングを使うようになったのが先だったのか。
 
 流石に内部の人間ではありませんから、そこまではわかりません。
 
 ですが、どちらだったとしても、昔から行っていた嫌がらせを体系化し、ガスライティングとして組織的に行うようになった事は、紛れもない事実です。
 

■9.組織的なガスライティングには司令塔がいる

 ガスライティングの本質は、被害者の認知機能を混乱させたり、誤認させたりするというものです。
 
 例えば、近隣住民を動員して騒音攻撃を働く場合でも、ただランダムで実行犯を変えているだけではありません。
 
 その実行犯自体、騒音攻撃を出す際に、強弱をつけます。
 
 何故かというと、常に強い音を出して攻撃し続けていれば、露骨に攻撃している事がわかる為です。
 
 攻撃されているのか、されていないのか。
 
 嫌がらせされているのか、されていないのか。
 
 微妙なラインを攻める。
 
 そうする事で被害者に考える隙を与え、思い悩ませる。
 
 ここまで計算した上で、ガスライティングをやる側は実行しています。
 
 それもその筈で、組織犯罪的に行われるガスライティングには、司令塔がいるのです。
 
 個人が勝手に思い付きで行っているわけではありません。
 
 実際に司令塔をしている人物(学会員です)の発言を聞いた事があります。
 
 彼は、はっきりと、こう言っていました。
 
 「被害者の脳を混乱させてやる
 
 「頭の中をグチャグチャにしてやる
 
 ガスライティングで上述のような緩急をつけたり、人員をフル動員したり、嫌がらせの感覚が残る現象まで加害行為の効果として計算し尽くした上で、誰が加害者か、ただの偶然なのか、混乱させる行動を取る。
 
 完全に精神異常者そのものです。
 
 ここまで好戦的で、攻撃的で、不気味な反社会性人格障害を患った怪物(モンスター)は、見た事がありません。
 
 カルト教団の信者で、マインドコントロールによって正気を失ってるから、こんな異常な芸当が平気でできるのです。
 
 創価学会の場合、実行犯の多くは、被害者の居住地域と、行動範囲の地域で暮らす一般の学会員達です。
 
 ここにガスライティング部隊として組織された男子部員、女子部員、壮年部員や婦人部員などが加わり、一般の学会員らとは異なるガスライティング行為を働いている、という話があります。
 
 残念ながら、一般の学会員らによるガスライティング活動への参加は事実確認できていますが、ガスライティング部隊なるものが実在するかどうかまでは、掴み切れていません。
 
 内部の人間ではない為、限界があるからです。
 
 しかし、司令塔役の学会員がいる事は、紛れもない事実です。
 

■10.最後に 厳罰が必要

 ガスライティングがどういうものなのかは伝わったと思います。
 
 個人が行うガスライティングも、夫が妻を若年性アルツハイマーにでっち上げたケースを見ればわかる通り、相当悪質です。
 
 生ずる被害も深刻です。
 
 組織的にガスライティングを働き、精神障害にでっち上げるケースなどは、その上を行く深刻さがあります。
 
 この記事では触れていませんが、被害者の自殺を誘発できるだけでなく、転居強要や退職強要でも使用されます。
 
 本音を言わせて頂ければ、こんな事をやる人間達は、この世に存在させておく必要自体、ないと思います。
 
 司令塔は当然として、仮に、ガスライティング部隊が実在するのであれば、全員、問答無用で死刑に処すべきです。
 
 それだけの重犯罪です。
 
 仮に、警察や地方自治体、防犯協会が、本当に組織的にガスライティングを働いているようであれば、関与した警察官らは全員、死刑に処すべきだと考えます。
 

■ 追加 ガスライティングを受け続けた場合の弊害

 ガスライティングは認知機能を狂わせる精神的虐待行為です。
 
 執拗に、面識もない人間達から組織的なストーカー行為を受け続ければ、当然、疑心暗鬼に陥ります。
 
 面識がないが故、本当にストーカーしてきているのか、勘違いなのか、被害者に確かめる術はありません。
 
 また、常にストーカー行為を受けているわけですから、仮に1日、ストーキングが止んだとしても、偶然現れた人が不審を招くような動作を取れば、ストーカーではないかと勘違いします。
 
 実はこれが、ガスライティングの弊害です。
 
 正常な認知機能が狂わされている為、疑似的に、妄想障害の患者や、統合失調症の患者と似た症状を呈する事があります。
 
 両障害に特有の異常な妄想は流石にありませんが、どこを歩いても、面識のない人物からストーカーされているのではないかと疑心暗鬼に陥り、すれ違う人、周囲にいる人を警戒し、ストーカーの姿を探そうとしたり、偶然、すれ違った人やその場にいる人から咳やクシャミをされても、嫌がらせで咳やクシャミをされたのではないかと勘違いしたり、自分が通りかかった時、民家のドアや引き戸が轟音を立てて閉められたり、何をするのと同じタイミングで思い切り車のドアを閉められたら、騒音攻撃系の嫌がらせを受けているのではないかと勘違いする。
 
 組織的なガスライティングの悪質なところは、指示を出している司令塔は、被害者がこのような精神状態に置かれる事まで計算してガスライティング行為の指示を出しているという事です。
 
 文字通り、人間の脳を破壊している、と言えるでしょう。
 
 そして精神科医の多くは、ガスライティングによってこのような症状が出る事実を、どうやら知らないようです。
 
 その為、被害を知らなかったり、ガスライティングを知らない精神科医が被害者を診察すると、誤診するわけです。
 
 ガスライティング被害が止み、数カ月間経ち、被害を受けていない事が理解できるようになると、正常に戻ります。
 
 ですのであくまでも「長期間被害を受けた事による一過性の擬似的な症状」です。
 
 私が指示を出していた司令塔は死刑に処すべきだと主張するのは、こうした異常な陰湿性、被害の大きさが根拠です。
 
最終更新日 2024年8月25日

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