前回:盛岡駅からバスセンターまで散策しながら

 

🏢🚏盛岡バスセンター

Morioka Bus Center

岩手・盛岡市 中ノ橋通

| Nakanohashi-dori, Morioka City, Iwate, Japan

 

盛岡バスセンターから八幡平市の松川温泉まで2時間ちょっとのバス旅。

岩手県北バスのA11系統松川温泉行きに乗ります。

 

🚌岩手県北バス

Northern Iwate Transportation 

(Iwatekenpoku Bus)

 

乗車するのは高速バスなどで使用される車両。日などによっては通常の路線バスタイプの車両で運転される事もあるので、こればかりは運試し。1時間半ほどの乗車なので、高速タイプで快適に過ごせそうです。

 

Suicaなども使えるのですが、予めチャージしとけばよかったなぁ。

 

座席はリクライニングが出来る仕様。

少しだけ倒して眠れるようにしときますかね。

 

🚌岩手県北バス / Iwatekenpoku Bus 

[A11系統] 松川温泉行き

| [Line A11] for Matsukawa Onsen

 

盛岡バスセンター / Morioka Bus Center

12:00

松川温泉 / Matsukawa Onsen

14:02

 

運転手さんに飲食は大丈夫か一応確認して、先ほどバスセンターの中で買った福田パンのあんバターを昼食にいただきます。

 

注文するとコッペパンにあんこバターを塗ってくれるの。

味はもちろんイメージ通りだけど美味しいよ。

 

バスセンターは私だけでしたが、盛岡駅までの間は数名乗車。

10分ほどでさっき訪れた盛岡駅前に着くと十数名ほど乗って来ました。

 

街中を抜けてバスは八幡平へ。盛岡市は雪が少なめでしたが標高が高くなるにつれて、真っ白な雪の世界。軽く寝ながらボーっと過ごしてたのでそこそこ快適。

 

花輪線の大更駅を経由して、八幡平市松尾鉱山資料館

屋外にはかつて松尾鉱山から硫黄の輸送を担っていた電気機関車が展示されています。

 

1972年に廃止された松尾鉱業鉄道。

もし大更駅からまだ残っていたら、乗ってみたかったかも。

 

🚏八幡平マウンテンホテルバス停

Hatimantai Mountain Hotel Bus Stop

岩手・八幡平市 松尾

| Matsuo, Hachimantai City, Iwate

 

およそ1時間半ほどで八幡平マウンテンホテルに到着。

バスの行先は松川温泉ですがこの先の山間部に入るために、ここで隣のボンネットバスに乗り換えます。

 

運賃はさっきのバスで降車時に松川温泉までの分を支払います。

 

🚌岩手県北バス

Northern Iwate Transportation 

(Iwatekenpoku Bus)

[岩2 く 6111]  

いすゞ / Isuzu (TSD40-1216000)

 

この日の目的であるボンネットバスは1968年式

冬季の積雪時のみ八幡平マウンテンホテルから松川温泉まで3往復運行しており、それ以外の季節は主にイベントなどで活躍しています。

 

車体に書いてある岩手県北自動車株式会社の文字、味があって好き。

2022年iGUCAの導入によって、Suicaなどの交通系ICカードが2023年で御年53のボンネットバスにも対応しているという…。まだ現役で活躍しそう。

 

このボンネットバスを知ったのは星井さえこ先生のnoteやTwitterから。

まさか岩手県で定期運行しているバスがあるとは思わなんだ。

 

ICカードの他に案内表示も液晶タイプに更新。

運賃箱ももちろん更新。意外と馴染んでるような気がする。

 

乗換えたボンネットバスは八幡平マウンテンホテルを発車し、雪積もる山間部へと挑みます。

ただこの時、道路に雪が無いせいかチェーンで「ガガガガガガガッ」と直に通常のバスの揺れとは明かな揺れを感じます。

 

感覚としてはね、ローラーの長い滑り台あるじゃないですか。それを下にマットとか敷かないで滑ると多分同じ。

 

終点の松川温泉に到着し、降りる瞬間に車内を撮影。

 

この座席に木の床といい、物語で見たようなバスの光景が目の前にあるという。ワンマンというプレートが付けられていますが、まだ車掌さんが乗っていたツーマンの時代から活躍していたから。

 

🚏松川温泉バス停

Matsukawa Onsen Bus Stop

岩手・八幡平市 松尾寄木

| Matsuo-yoriki, Hachimantai City, Iwate

 

昔ながらのボンネットバスとバス停の組合せ。これが令和の時代かつ、冬のみですが現役で見られるというのも何だか不思議な感じ。

 

松川温泉バス停は峡雲荘の駐車場内。同じバスに乗っていた人たちのほとんどは今宵の宿へと向かうのでした。

 

折り返しのためにバスは一旦バス停を離れて近くの転回所へと向かいます。

このあと峡雲荘で温泉に入りますが、その前に去り行く姿を撮影。

 

この角度お気に入り。

 

前面のボンネットと比較すると丸っこい後ろ部分。

3枚窓で真ん中は非常口。

 

雪の中を走り去るボンネットバス、ただただ画になるなと思うばかり。

 

♨松川温泉 峡雲荘

Matsukawa Onsen Kyounso

 

今宵の宿ではありませんが日帰り入浴もできるので、折り返しの盛岡行きバスを待つ間、この峡雲荘でのんびりします。

 

▼峡雲荘ホームページ

 

宿の前には大きな雪だるまがお出迎え⛄

 

温泉は流石に写真撮れないですが、源泉かけ流しの乳白色で露天風呂もあり。

雪降る中の露天風呂、ただボーっと過ごしながら入るのよかったなぁ。

 

長くは入らず、しばらくはフロントのロビーでのんびり過ごします。ロッキングチェアもあり座って雪を眺めながらって最高。

 

小岩井まきば牛乳を飲んで、峡雲荘の中を散策したりして折り返しのバスを待ちます。

 

発車の数十分前、バスは再び峡雲荘の駐車場に停車。

ホントは入ってくる姿を撮りたかったけど、のんびりしたりして間に合わず。

 

発車数分前まで撮りまくります。

 

🚌岩手県北バス / Iwatekenpoku Bus 

[A11系統] 盛岡バスセンター行き

| [Line A11] for Morioka Bus Center

 

松川温泉 / Matsukawa Onsen

16:20

盛岡駅前(東口)/ Morioka Station

18:09

 

この日の最終のボンネットバスは松川温泉を発車。雪道をくだり盛岡行きのバスと接続する八幡平マウンテンホテルへ再び向かいます。

 

雪道を駆け行くボンネットバス、動画を撮ったんですが揺れるのなんの。

 

🚏八幡平マウンテンホテルバス停

Hatimantai Mountain Hotel Bus Stop

岩手・八幡平市 松尾

| Matsuo, Hachimantai City, Iwate

 

八幡平マウンテンホテルに到着し、ボンネットバスとはここでお別れ。

隣に接続する盛岡行きバスに乗り換えます。盛岡までは車両は違うものの行きとほぼ同じような高速バスタイプ、復路も快適に移動します。

 

🚉盛岡駅前 (東口)

Morioka Station East Gate

岩手・盛岡市 盛岡駅前通

| Moriokaekimae-dori, Morioka City, Iwate

 

1時間半ほどで盛岡駅前に到着。空は完全に真っ暗でございます。

 

🍜盛岡じゃじゃ麺 小吃店

Morioka Jajamen Shousuten

 

駅近くのホテルへチェックインしますが、その前に盛岡の麺を食べたいと思い、駅に併設されているフェザンの地下階、めんこい横丁にある盛岡じゃじゃ麺のお店へ。

夢にまでというのは大げさですが、盛岡に来たら食べて見たかった盛岡じゃじゃ麺。

 

麺はうどんに近く、味噌は肉みそに近いかなと思いきや、想像より少し濃いめの味。

器に玉子入れてスープ入れてちーたんたんもちょい興味あったのですが、充分に加熱してない玉子はどうしてもダメなので断念したものの、美味しくいただきました。

 

次は、わんこそばと冷麺も食べておきたい。

 

食べ終わり、駅近くのホテルに行きチェックインしこの日の旅はここまで。翌日は盛岡駅から秋田新幹線で角館へ、そこから秋田内陸線で雪降るローカル鉄道の旅をします。

 

次回:こまちに乗って角館、秋田内陸線で雪積もる鉄路へ