前回:名古屋へ向かう前に鶴舞線と桜通線を記録

 

 

今回は志摩スペイン村には行きませんが、来る時があれば周央サンゴがめっちゃオススメしているチュロス、食いに行くから。

 

近畿日本鉄道 (近鉄)

Kintetsu Railway

🚉近鉄名古屋駅

Kintetsu-Nagoya Station

(E-01) 名古屋線 / Nagoya Line

愛知・名古屋市 中区

| Naka Ward, Nagoya City, Aichi

 

志摩スペイン村とかの広告が貼ってある近鉄名古屋駅に到着。桜通線からここまで来るのに完全になる手前でホントに迷った…。渋谷と新宿と梅田と同じレベルで迷うよ名駅は。

 

鶴舞線をひたすら撮り、名古屋からは近鉄の新たな名阪特急「ひのとり」で大阪難波まで向かいます。

 

前から乗りたかったバーニングチキン…ようやっと乗れてうれしいのなんの。プレミアム席に座りたかったのですが、あいにく前後の車両は満席。レギュラー席もわずかな空席でしたが、なんとか購入。これなら前日に券売機で空席確認してもよかったかもしれん。

 

10時ちょうどに出発するバーニングチキンこと「ひのとり」

その前にホームで少しだけ撮ります。特急車両もだけど一般形電車の形式が相変らずわかりません。

 

🚆30000系 「ビスタカー (ビスタEX)」

EMU Series 30000 "Vista Car (Vista EX)"

 

新塗装化されてから初めて間近で見たビスタカー

前面左右のブラックフェイスは、同じく新塗装化したACEのベースに合わせたデザインで、ビスタカーやサニーカーのような旧型の特急車両だと正直なとこどうも違和感。正面よりかは側面も合わせた方がカッコいい気がします。でも前の塗装のが好きだなぁワシ。

 

ビスタカーの特徴である2階建て車両。車両端のビスタカーの頭文字「V」に模した帯のデザインがオシャレでカッコいいのですよ。これはカッコいいのに前面も…もう少しなんとか…。

 

ビスタカーに繋がっていたのはACE。

そして赤福ことRed Fukuの広告があるベンチも記録。

 

🚆21020系 「アーバンライナー・ネクスト」

EMU Series 21020 "Urban Liner next"

 

回送として入線して来たアーバンライナー・ネクスト

 

初代のアーバンライナーであるプラスは何度も見た事あるものの、増備として2編成導入したネクストはお初。カルガモみたいな見た目でレアな存在です。

名阪特急の速達タイプとして運行していましたが2020年に「ひのとり」に受け継がれ、アーバンライナーは停車駅が多い乙特急になりました。

 

🚆22000系

EMU Series 22000 "ACE"

 

汎用型特急のACEは名阪を除いた近鉄の大体の路線で活躍。最初見た時は253系成田エクスプレスみたいと思いましたもん。デザイン的にも赤くすればN'EXっぽくなりそう。

新塗装だけでなく車内もリニューアルされ、コンセントも設置されています。

 

こっちの配色はしっくりすんのに、ビスタカーはやっぱ無理にブラックフェイスさえなんとかすりゃカッコよく見えそう。

 

🚆80000系 「ひのとり

EMU Series 80000 "HINOTORI"

 

宇治山田行きのACEが出発した5番線ホームに、大阪難波行き「ひのとり」が入線。

ようやくお目見えしましたがとにかく紅い車体に金色の帯…その姿はまさにフェニックス。

 

▼ひのとりについてはこちら

 

2020年にデビューした「ひのとり」は、アーバンライナーからグレードアップした速達タイプの名阪甲特急。前後の先頭部はハイデッカーになっており、プレミアム席が設けられています。

E5系新幹線などみたくグランクラスのような席が特徴、次はこれに乗るからな。

 

乗車する際、乗車券と特急券そして「ひのとり」特別車両券が必要で、名古屋から大阪難波までの料金はそれぞれ、レギュラー席が4,540円、プレミアム車両が5,240円です。

 

でもレギュラーが200円、プレミアムが900円をプラスするだけで、かなり快適な移動空間に乗れるって凄いよこれ。JRが単に高いというのはナシで…。

※料金は2022年3月現在

 

側面にはHINOTORIのロゴマーク。

翼を大きく広げ飛ぶ姿は優雅さを感じますね。

 

LED行先表示器には列車名と行先が日本語と英語を交互に表示。

60号ではなく60列車と表示してんのも近鉄ならでは。

 

GKデザイングループがデザインに携わった「ひのとり」。

側面を見ると、京阪8000系のプレミアムカーに見えなくも…ありません。同じグループが手掛けてるし色的に似てるもん。

 

💺3号車 レギュラー席

Car №3 Regular Seat

 

プレミアム席を含め、今回乗車するレギュラー車両の席にはすべてバックシェルが搭載。

 

バックシェルが付いているので、後ろの方を気にせずリクライニングができます。新幹線とか特急乗ってる時なんかも、一番後ろの席でない限りは思い切り倒せないし、邪魔になっちゃうじゃないですか。こういうバックシェルがもっと普及したらなぁなんて思うも、やはりひのとりみたく運用とかが限られているからこそ成せるんだろうなって。

 

これで200円プラスは納得。座席の間隔もゆったりしています。

 

🚆近鉄特急「ひのとり」60列車

| Kintetsu Limited Express 

"HINOTORI" №60

大阪難波行き / for Osaka-Namba

 

(E-01) 近鉄名古屋 / Kintetsu-Nagoya

10:00

(A-01) 大阪難波 / Osaka-Namba

12:06

 

💺2号車 ベンチスペース

Car №2 Bench Space

 

難波まではおよそ2時間6分で途中、津、鶴橋、大阪上本町に停車します。

名古屋を出発してちょっとしてから車内を散策。一部号車のデッキにはベンチスペースがあり、席以外でくつろいで座れます。窓も大きく、気分転換にはかなり良い場所です。

 

その横には大型荷物しまっちゃおうねが出来るロッカー。

無料で利用可能で通常の鍵もあれば、自身の持っているICカードが鍵代わりになります。

あと3号車には喫煙スペースもありますが、地下ホームである名古屋駅の停車中と、地下区間である大阪上本町から大阪難波の間は利用できないので注意しましょう。

 

☕1号車 カフェスポット

Car №1 Café Spot

 

散策してやって来たのは、後ろのプレミアム車両にあるカフェスポット。1号車と6号車(8両編成の場合は8号車)にあり、コーヒーとお菓子、ひのとりグッズの販売機が設置。

 

ICOCAなどのICカードは対応しておらず現金かつ小銭のみで、お札しかない方は横にある両替機を使いましょう。

販売機横には両替機とコーヒーカップ、そして砂糖やマドラーなど置いてあります。

車内販売がない代わりにこういう販売スペースがあるの、本当にありがたい。

 

コーヒーは豆から挽くタイプというこだわり。

1杯200円と、お湯が無料で利用可能。

 

コーヒーの販売機横にあるお菓子やお茶類などの販売機。

たまごスープや紅茶を購入して、横のマシンでお湯を入れられます。

 

ソイジョイやクリーム玄米ブランがありますけど、ランチパックとかそういう軽食系があればなぁ。それなら予めコンビニとかで買っとけという話になりますけど買い忘れた場合とか、ほらたまごスープもあるんだからちょっとした軽食にはなるじゃないですか。

 

もちろん近鉄特急でおなじみおしぼりもあるよ。

 

ひのとりデザインのカップがカッコいいコーヒーを購入。

豆から挽くので若干時間がかかり、後ろに数名ほどが並んでいました。皆やっぱコーヒー飲みたいよね。お砂糖とか入れたかったんですけど、変に戸惑うのもなんだし、少し揺れる車内なのでブラックで頂きました。ブラックもうんまいね。

 

 

名古屋と鶴橋の間に唯一停まる三重県の津駅に停車。

車内のディスプレイには日本語、英語、中国語(簡体字)、韓国語の4ヵ国語表示で案内しており、津駅のハングル表記が「쓰」となんかニッコリしてて可愛いです쓰

 

でも発音的にはなんですって。ツに当たる発音がないからとか。

 

津を過ぎてしばらくすると、名古屋線と大阪線が合流する伊勢中川を通過。

名阪特急ひのとりとアーバンライナーはホームへは通らず、連絡線である中川短絡線(中川デルタ線)を経由し名古屋線と大阪線を行き来。このデルタ線内も伊勢中川駅構内という扱いになっています。

 

画像右の榊原(さかきばら)温泉の横に見えますかね、主にYouTubeで鉄道系の動画を出してるスーツさんの看板が設置してあります。生で初めて見た。

 

この短絡線が開通する前は名阪特急も伊勢中川に停車し、進行方向を変えていました。開通後の1961年は速達タイプの甲特急、そして1963年に停車駅タイプの乙特急が使用されるようになり、名阪特急全ての列車が通過する様になりました。

 

バーニングチキンひのとりは大阪線に入り、青山峠の長いトンネルを抜けてしばらくは山の合間を縫うように走ります。そんでもって奈良県経て大阪府へ入り、鶴橋と大阪上本町に停車。難波線の地下区間へと入り、終点の大阪難波へ向かいます。

 

🚉大阪難波駅

Osaka-Namba Station

(A-01) 難波線 / Namba Line

(HN-41) 阪神なんば線 / Hanshin Namba Line

大阪市 中央区 難波

| Namba, Chuo Ward, Osaka City

 

大阪ミナミの玄関口である大阪難波駅に到着。いやぁ…2時間があっという間で快適なバーニングチキンでございました。到着しすべての乗客が降りると、じっくり撮る余裕もなくひのとりはスグに発車。

 

大阪難波は奈良方面から阪神なんば線の尼崎方面へ直通する電車も同じホームへ次々来るため、ひのとり含む近鉄特急は隣の桜川駅にある留置線で折り返し、再び大阪難波へと入線して名古屋や伊勢方面へと向かいます。近鉄と阪神の境界駅なのですけど、乗務員さんの交代は阪神の桜川駅で行うという不思議さ。

 

🚋1233系 / EMU Series 1233 (左 / Left)

🚋8600系 / EMU Series 8600 (右 / Right) 

 

改札を出る前に、難波駅でも少しだけ入線する電車を撮影。

到着したのはこの駅止まりの電車でこちらも、桜川駅の留置線まで回送します。というか同じ顔でもさ、形式が違うの多いんだからわかるわけねぇべさ、

 

🚋5820系 (シリーズ21)

EMU Series 5820 'Series 21'

 

近鉄の一般形電車では比較的新しいシリーズ21の5820系。ここから先は阪神線へと直通して実質大阪な尼崎駅へ向かいます。尼崎は大阪だし町田は神奈川です。

ようやっと特急以外にも新型車両が発表されましたけど、置き換えられるんですかね。

 

阪神線方面からゆっくりとやって来たのは、伊達に特急料金を取ってないでおなじみ初代アーバンライナー。

 

🚆21000系 「アーバンライナー・プラス」

EMU Series 21000 "Urban Liner plus"

 

1988年に登場したアーバンライナーは当時の近鉄にとって新時代を築いた名阪特急。今までのビスタカーなどと比較するとかなり先進的なデザインが特徴です。ネクストの導入に合わせて車内設備のリニューアルと同時にプラスの名が付きました。

 

名阪特急の速達は、ひのとりに受き継がれましたが、アーバンライナーの名をそのままに、停車駅の多いタイプとして名阪を結びます。

難波寄りにパンタグラフついてるのが私的に好きです。

 

ひのとりを満喫し、難波駅でも撮った後は改札に出て南海なんば駅へ向かいます。

御堂筋線の10系は…後々撮るよ。

 

次回:ラピート撮るまで天下茶屋でガチャ