大田原マラソン完走記その4 | 岩手のランナーけいのブログ(学校・化学物質過敏症の闘いなど)

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化学物質過敏症・学校トラブル・ランニングの話題を中心に、けいがストレス発散のために自己主張をしている気ままなブログです。

●交通事故


先月、交通事故に遭遇したときのことを書いた。

http://ameblo.jp/keirun/entry-10681306189.html


40キロ地点を目指しているときにそれは起きた。


交通規制をしていたが、通行できる車線で、


「バーン」


大きな音。


横を見ると、前が思いっきり破損した状態で、異音を発しながら車が走行してくる。


すぐ横に部品が振ってきた。


危なかった。


右折しようとした車が後方から走ってきた車にぶつかったようだ。


初心者マークがついている車が、見るも無残な姿で横に止まった。


ランナーの被害者は出なかったが、部品が降ってきたことには驚いた。


先月の記事で、見ているだけで冷たいと書いたが、今回は交通規制をしていた警官が近くにいたし、ランニングをやめようとも思えず、


「何もしなくてごめんなさい。」


と心の中で謝って、走るのを続けた。


●ゴールへ


あと5キロの看板を過ぎ、もしかしたら3時間半ではゴール出来るかも?と思えた。


正直言って、途中から歩きになると思っていたが、ゆっくりながら走り続けれている。


だが、脚の力は入らない。


我慢我慢。


40キロ地点、3時間14分00秒。この5キロ32分37秒。


キロ7分までは落ちていない。


あと16分なら、3時間半は切れるかも。


最後のスペシャルドリンクを取った。


末っ子が自分の名前を漢字で書こうとして、うまく書けなかった字が、かわいく思えた。


裏は、長女が


「こういう漢字でしょ。」


と末っ子に言いながら書いた字。思い出しながら飲んだら、元気になった。


時計を見ながら走る。


トラック1周でゴールだ。


間違いなく3時間半は切れる。


一歩一歩前進。


目標タイムには大きく届かなかったが、とても良い気分で、ゴール地点へ向えた。


フィニッシュは3時間28分12秒。


2994人中、987位だった。



完走できたことが、こんなに嬉しいのか?と思えるぐらい、終わってみれば満足感いっぱいのレースだった。


うまく説明は出来ないが、自分の中で何か変われたような気がした。



●帰路へ


レースが終わり、コーチ達と談笑し、次の大会に向けたアドバイスももらいながら、有意義な楽しい時間を過ごす。


今回10キロに招待選手として参加した、所属チームのもうひとりのコーチは、2位になり、商品がビール。


おすそ分けで、2本ほどいただきました。

(車だから飲んでませんよ。持ち帰りです(^v^))


15時半頃会場をあとに。


310キロを運転しての帰路だったが、妙に爽やかな気持ちで、気分良く運転して帰れた。


終わり