●交通事故
先月、交通事故に遭遇したときのことを書いた。
http://ameblo.jp/keirun/entry-10681306189.html
40キロ地点を目指しているときにそれは起きた。
交通規制をしていたが、通行できる車線で、
「バーン」
大きな音。
横を見ると、前が思いっきり破損した状態で、異音を発しながら車が走行してくる。
すぐ横に部品が振ってきた。
危なかった。
右折しようとした車が後方から走ってきた車にぶつかったようだ。
初心者マークがついている車が、見るも無残な姿で横に止まった。
ランナーの被害者は出なかったが、部品が降ってきたことには驚いた。
先月の記事で、見ているだけで冷たいと書いたが、今回は交通規制をしていた警官が近くにいたし、ランニングをやめようとも思えず、
「何もしなくてごめんなさい。」
と心の中で謝って、走るのを続けた。
●ゴールへ
あと5キロの看板を過ぎ、もしかしたら3時間半ではゴール出来るかも?と思えた。
正直言って、途中から歩きになると思っていたが、ゆっくりながら走り続けれている。
だが、脚の力は入らない。
我慢我慢。
40キロ地点、3時間14分00秒。この5キロ32分37秒。
キロ7分までは落ちていない。
あと16分なら、3時間半は切れるかも。
最後のスペシャルドリンクを取った。
末っ子が自分の名前を漢字で書こうとして、うまく書けなかった字が、かわいく思えた。
裏は、長女が
「こういう漢字でしょ。」
と末っ子に言いながら書いた字。思い出しながら飲んだら、元気になった。
時計を見ながら走る。
トラック1周でゴールだ。
間違いなく3時間半は切れる。
一歩一歩前進。
目標タイムには大きく届かなかったが、とても良い気分で、ゴール地点へ向えた。
フィニッシュは3時間28分12秒。
2994人中、987位だった。
完走できたことが、こんなに嬉しいのか?と思えるぐらい、終わってみれば満足感いっぱいのレースだった。
うまく説明は出来ないが、自分の中で何か変われたような気がした。
●帰路へ
レースが終わり、コーチ達と談笑し、次の大会に向けたアドバイスももらいながら、有意義な楽しい時間を過ごす。
今回10キロに招待選手として参加した、所属チームのもうひとりのコーチは、2位になり、商品がビール。
おすそ分けで、2本ほどいただきました。
(車だから飲んでませんよ。持ち帰りです(^v^))
15時半頃会場をあとに。
310キロを運転しての帰路だったが、妙に爽やかな気持ちで、気分良く運転して帰れた。
終わり