なぜ台湾のような避難所に日本はできないか? | 子どもの命を守りたいと思うママへ もしもの時に備える主婦目線の防災備蓄術

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フツーに言われている防災の知識がどうもピンとこない。一番は「レトルトや缶詰、インスタント食」など苦手。あんな「毒食」を食べ慣れるローリングストックなんてしたくない。そんなことを考えている母の防災備蓄術。

3日朝に台湾東部沖で発生した震度6強の大規模地震



メディアの報道
現地に開設された避難所が、
日本の地震発生直後に設営される一般的な避難所の風景と違うと報道

台湾は、地震発生翌日に、被害が集中して起きた花蓮市で、
避難所に避難者用のテントが設置され、避難した人のプライバシーに

配慮したものになっているとの報道。

日本の避難所は、
『先進国とは思えない』
『難民キャンプのようだ』
とか指摘することがあります。


メディアもSNSでも、
日本の批判ばかり、


SNSで発信している人へ
できない理由についても調べて配信してくださいよ。


ワイドショーの報道
状況を調べ、被災時の気温、季節、収容人数 全員分本当にテントは足りていたかなど
調べ検証してから番組にしてほしいです。

単に問題提起と言って、
調べもしないで批判はやめてほしいです。




私も今回の台湾の地震を見ていて、
台湾が
防災上普段から行政と民間企業などと連携して
訓練も行われていることについては学ぶところあります。

日本も平時から大規模災害時、すぐに民間の力を活用する体制を
作るといいと思います。



話を戻しますが、

真冬に起きた能登半島地震の避難所と台湾を比べて報道がありますが、
地震が起きた時の気温違います!

1月1日真冬、
ライフラインが止まり、
珠洲市は家が倒壊して定員の3倍被災者が避難所に押し寄せました。

だから発災直後は、
場所を取るから段ボールベットすら組み立てられなかったと聞きました。

そこにテントを組み立てることは無理です。



真冬の中、テントを組み立てて一部の人にテントに入ってもらったら、
遅れてきた方はどうなるのでしょうか?
家屋が倒壊して、命からがら避難所に
遅れてきたら

入れない・・・

どこに行けばいいのでしょうか?


能登半島地震
被災地では、被災者に避難所に入ってもらい、
被災地以外に移動されたりして人数が減ってきてスペースができたところから、
プライバシーが守られるテントを徐々に組み立てていったのです。

それは仕方ないと私は思いますし、過去の冬場の被災地もです。


また根本的に避難所の考え方が違います。
海外では、数ヶ月や1年近くテントで生活させられることもあるのを
ご存じですか?


日本はできるだけ早く
仮設住宅やみなし仮設住宅などで生活できるようにしているのです。


読まれた方々が不平に思うのでしたら、

被災後に手厚い支援を受けられる国の税金の高さも調べてください

繰り返しますが、テントがあればいいと安易に考えないでください。
日本では、
真夏、空調の効かない体育館は、熱中症で亡くなるリスクもあります。
真冬、テントはスペースを取るのでそれを組み立ててしまったら、
避難した方々全員入らない可能性もあります。
日本の冬・・・入りきれなかった方が外で凍死してしまうリスクがあります。

*能登地震の被災地、屋内だけでなく、屋外にもテントを張ればよかったという方いましたが、
 凍えるリスクあります。

 

いろいろ書いてきましたが、
私はやはり「在宅避難」をお勧めします。

自宅の耐震化がされてあり、家具家電の転倒防止策をしっかりして
備蓄して
その時の状況に合わせていく。
家族と協力して「在宅避難」が一番いいと思います。

 




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防災アドバイザー岡部梨恵子


















年間通して20度以上の暖かいところ