シェイクアウト訓練 否定します‼️ | 子どもの命を守りたいと思うママへ もしもの時に備える主婦目線の防災備蓄術

子どもの命を守りたいと思うママへ もしもの時に備える主婦目線の防災備蓄術

フツーに言われている防災の知識がどうもピンとこない。一番は「レトルトや缶詰、インスタント食」など苦手。あんな「毒食」を食べ慣れるローリングストックなんてしたくない。そんなことを考えている母の防災備蓄術。

訓練でよく知られているのは消火訓練や避難訓練

そして、「シェイクアウト訓練」とやらをよく自治体の
避難訓練でやっている。



しかし私は一度たりとも
これを勧めたことはないです。





これは地震発生時の安全確保行動である
「まず低く、頭を守り、動かない」ということを
みんなで、
今いるところ(屋外、屋内関係なく)、
やる避難訓練のことです。


しかし私は言いたい。


 

 

その場でしゃがみ、
テーブルの下などに隠れて
動かないでいて、
命が助かりますか?



 

古い木造住宅の場合は、
地震で家が倒壊する恐れがあります。



現に阪神・淡路大震災では、死亡した約8割の人のが
建物倒壊による圧死でした。

だから古い木造住宅の場合なら、
ケガを覚悟で外に飛び出すの方が命を守られると
私は思っています。
あくまでも個人的な意見ですが・・・




しかし他の方もこういう発信しています。


「机の下に隠れる」行動は、
震度7のような強い地震の場合、
机ごと飛ばされる可能性がありケガをする可能性があるため
勧めないという識者もたくさんいます。

一般社団法人日本防災教育振興中央会の仲西宏之・佐藤和彦共著の『震度7の生存確率』
にも書いてあります。


そう、
地震がきたら、すぐにテーブルの下に隠れようという
発信はやめましょうよ‼️



だって、


実際に地震が発生した場合の危機管理に
見合ってないからです。





シェイクアウト訓練
についても考えてみませんか?


わたしが
古い木造住宅にいた場合、


じっとなどしてないです。


1階だったら、ケガを覚悟で、
外に飛び出しますよ。

 

 



*古い木造の2階だった場合
1階に降りているうちに、家自体がつぶれてくる、
倒壊の危険もあるので、2階に留まります。
その方が助かる確率は高いと思われます。


私が言いたいことは

地震がきた時にいる場所によって

全然危険度が違うということです。


耐震構造が、しっかりされている建物か?
新基準か旧基準か?
倒れてくる家具などないかなどでどうするか決めましょう。





耐震性がない古い建物の場合、
特に古い木造住宅にいた場合は、

シェイクアウト訓練で言っている


こんなことしていて助かるのか?
もう一度考えてみてください。


家がつぶれた場合、
テーブルだけがつぶれずに残っていたという話を
私は聞いたことありません。


 


「状況によって、
避難行動は、すべて異なります‼️



その場にとどまっていたら
助からない命もあることを知ってください。







シェイクアウト訓練について

市民全員、同じ時間に、

しゃがんで、その場で、じっとする訓練している自治体さん


ひとつ残らず、市民の住まいが大地震にも
耐えられる家ばかりにしてから、
シェイクアウト訓練はやってくださいよ。




アメリカかどこからきた訓練かしらないけど、
そんなのに飛びついて、

避難訓練に採用するのは違いますよ。



このブログを読んでくださっているあなたへ

ご自身でしっかり考えて
同じように疑問に思うのでしたら、


自治体や町内会が
シェイクアウト訓練をやる時、
疑問の声を届けてほしいのです。

大切な命を守り抜けるのはあなたです。



防災アドバイザー 岡部梨恵子