タマラ アドバンストプラクティショナーのキョンです。
ずっと前に、
「何か面白い本を教えて!」
って頼まれたことがあります。
御年80歳くらいのご婦人で、
理由を聞くと、
「もう、この歳なんで、失敗はできない^^」
ということでした。
確かに、そういう考え方もあります。
読書好きの私としては、
私の感性に合った面白いものを紹介するのは嬉しいのですが、
自分の読書好きの今までを振り返って思いました。
失敗がたくさんあるからこそ、
私は、読書を好きになってる!!かも。
今は、WEB上で、書評も評判も読めて、
多分、面白いものだけをピックするのは可能。
インターネットだと、この本と決めないと、
購入もしにくい。
私の愛する書店ぶらぶらでは、
五感を研ぎ澄まして、自分の「好き」アンテナに引っかかる検索が可能でした。
ぱらぱらとめくって、
帯を読んで、
装丁を感じて、
それで、当たった時の喜びは大きい。
自分で見つけた面白さや、「好き」は、
自分のもので、これは私の「成功体験」なんだと思います。
ランキング本も好きなんですが、
ランキングを見て読むのではなく、
読んで面白かった本が、
ランキングのどこ?みたいな見方をしたりします。
他の方の感性との違いを楽しんだりもします。
これは、間違いない!!と太鼓判押されるより、
先入観なしに入っていきたいと思う。
ところで、
私の「好き」は、面白いとかそういうのを超越したところにあるので、
まったく面白くなくても、
その世界観とか何か琴線に触れるものを求めているので、
こればっかりは、
直感を張り巡らせて、
失敗もたくさんしながら、
自分で泳いでいくしかないのね、
この大海原を・・・
なんて思っています。