リンツ家の秘密♪ | オーストラリア子連れ冒険記

オーストラリア子連れ冒険記

シングルマザーになり損ねた脳腫瘍を患った日本人ママが、子ども二人を連れてのオーストラリア珍道中冒険譚。

朝から晩までの苦しい専門学校時代を

支えてくれた 下の階に住むリンツ家族と

そのおばあちゃん♪

彼女なしでは、永住権が取れなかった

と言っても過言ではないのです。

彼女には オーストラリアに 4人の子供達も先に

移住してきていたので、彼女の為に

"家族呼び寄せ永住権"を申請したそう

なのですが、お金をケチった(?)為

格安のフィリピン人(自称)弁護士に依頼したら

お金だけ取って逃げられたそう(‼︎😵)で

結局、申請も出来ず泣き寝入り...😢

悲しい事ですが、現地に知り合いもいない

言葉も話せない同胞を母国語で安心させて

こんな風に、同胞を食い物に生きていく

卑劣な「詐欺師」みたいな人間は

海外ではたくさんいるそうなのです😩

(日本人で、そんな人は聞いた事は

ないです。)   でも、国籍関係なく...

自分も来たばかりの時、苦しんだ人が

どうしてそんな酷い事が出来るのか??

理解に苦しみます。。。

 

そんな訳で、おばあちゃん、今は

リンツママに援助してもらいながら ちゃんと

"家族呼び寄せ永住VISA"を申請したので

VISAが降りるまでオーストラリアを離れては

いけないそうで フィリピンにも帰れない..

との事。(実はここオーストラリア🇦🇺....

"地獄の沙汰も金次第"なトコあります。

多額のお金を払えばVISAの順番も

順番抜かしをしてくれて早くなる

そうなのですが、無料で普通に待つと

約10年はかかると言われています。

国益の為の移民政策なのですから

国としては医療費のかかる高齢親を

呼び寄せてもらいたくはないのが

正直な本音ではないかと....🤔??)

そんな訳で、幸運にも 暇にしていた

おばあちゃんにウチの子供達も

面倒みてもらえたのでありました。

 

ところで、このリンツ家のおばあちゃん

実は、リンツの本当のおばあちゃん...ではなく

リンツママの "現パートナーのお母さん"でした。

....ちと複雑なのですが、リンツママは

18でアメリカ移住、そこでTVのショッピング番組の

司会で売り上げを叩き出し、次は

オーストラリアでも売ってくれとオーストラリアに移住。

こちらで知り合ったOZ元旦那様に

熱烈に愛され結婚、3兄弟を産む....が

元旦那様の猛烈な嫉妬に苦しみ、離婚。

その後 男性が苦手になり 必死で1人で

子育てしていたが、子供を家に置いて

仕事に出ていたら ご近所さんに

「ネグレクト(幼児虐待)」で通報されてしまい

安心して働く為に、と 元々、同郷で

友人だった 現女性パートナー(おばあちゃん

の娘でLGBTの外見男性)と交際を始め

そのお母さん(=おばあちゃん)も同居し

生活費はリンツママが出し、その代わり

昼間は息子達を面倒みてもらっている

....という状況だったようです。

 

日本から来て間もないボケボケ母さん...

「仲良しの同郷のお友達家族が

困ってるシンママを助けてくれているんだ~」

と思い込んで 2年後に周りのママさん達に

教えられて気づき 笑われたのですが💦

なかなか日本では珍しい家族の形態では

ないか??と思うのであります。。。

 

またまた複雑な事に、そのおばあちゃん

娘2人息子2人の 4人の子供がこちらに

いるのですが、娘は2人ともレズビアン

で外見男性、逆に 息子2人はゲイ

で外見は 超ゴージャスな女性....という

なんとも不思議で複雑な家族でした。

 

黒髪ロングのリンツママはシティの大手金融会社勤務で

出来の良い彼女は超高給取りの家族の大黒柱

朝4時起きで出社し 2時に仕事を終え

帰宅して、子供達との時間も大切にする

私から見て、尊敬のスーパーシンママ✨でした。

(↑彼女のイメージ)

 

まぁ ちょっと "元々普通ではない家族"

に日本から来た"訳ありのなんちゃって

シングルマザーと息子と娘" まで加わっての

なんとも不思議な、でも温か〜い

とっても呑気で楽しい9人の共同生活

2年間であったのでありました。