オーストラリアのランチ事情♪ | オーストラリア子連れ冒険記

オーストラリア子連れ冒険記

シングルマザーになり損ねた脳腫瘍を患った日本人ママが、子ども二人を連れてのオーストラリア珍道中冒険譚。

オーストラリアで子供達を学校に

通わせて カルチャーショックを

受けたのは 「お弁当」でした。

初めて登校した日に 勉強道具より

1番最初に先生に聞かれたのが

「リーセス(おやつ)持って来た?」

だったので。。。

 

Recess(リーセス)というのは....

朝10時頃の「休み時間」のことで

その時間に 先生も生徒も全員が

ちょっとしたおやつを食べるという

不思議な甘やかせ習慣があります。

 

 

オーストラリアのランチといえば

「ランチボックス」と呼ばれる

ただの四角いプラスチックの箱に

パンと果物やヨーグルトやスナック

を詰めた物を持たせる家庭がほとんど

こんな感じ↓

 

食パンには

「ピーナツバター&ジェリー」

「ベジマイト&チーズ」などを

塗りたくって包丁も使わず入れるだけ♪

3分もかからず 子供でも出来る!

 

 

お買い物さえもしんどい時には...

「Canteen(キャンティーン)」や

「Deli(デリ)」と呼ばれる売店 兼

調理室で あらかじめ朝に親が

紙袋に欲しいものを頼んで

お金を払っておくと昼食時に子供が

取りに行くだけの便利なシステムもあります。

 

オーストラリアのコンビニでも

定番の「ミートパイ」↓

子供達の大好きだった

「マカロニチーズ」↓

 

そんな訳で、お弁当の為に早起きなど

全くしなくて良くなったのが

自分的にはカルチャーショックでした。

日本人として、「1日最低30品目!」等

と頑なに考えていたのがバカらしく

なりました。なぜなら、こんな

カスカスのお弁当を毎日食べる

オーストラリア人が 身体はガッチリ

スポーツがっつり 勉強もしっかり

英語はペラペラ! (←...当たり前...)

「こんな食事してたら 絶対早死確定!」

と思っていたら、なんと!!

......平均寿命が普通に悪くない国?!

1 香港
85.08
 
2 日本
84.36
 
3 マカオ
84.24
 
4 スイス
83.70
 
5 シンガポール
83.50
 
6 スペイン
83.49
 
7 韓国
83.23
 
8 イタリア
83.20
 
9 チャンネル諸島
83.09
 
10 リヒテンシュタイン
83.04
 
11 スウェーデン
82.96
 
12 ノルウェー
82.91
 
13 オーストラリア
82.90
 
14 イスラエル
82.80
 
15 フェロー諸島
82.75


カルチャーショックでした。。。

オーストラリア人 ストレス全くなく
身体の栄養より心の栄養で長生き
できているのかも??
日本は もしかしたらストレスで
寿命を縮めているのかも??

と考えてしまいました。。。

しかしながら、このおおらかな

オーストラリア人達のおかげで

ワンオペでも自分の勉強を続ける事が

出来たのは紛れもない事実でした。

 

日本も もう少しお母さんの料理への

「期待と負担」を何とかしてもらえたら

または 「食」が「健康」と直結する

という重〜い鎖を国民が解く事が出来たら

お母さんが 子育てをもっと楽しめたり

子供がいても仕事も続ける事が出来たり

旦那さんもお料理を手伝えたり

皆んなが お互いに優しくなれたり

するんじゃないかな〜??と

皆んなに優しいオーストラリアから

感じていたのでした。

 

私の大好きな男性料理研究家の

コウケンテツさんもきっと

同じ気持ちだったんですね〜♪

 

「本当はごはんを作るのが好きなのに

しんどくなった人たちへ」

 

 
 
 

 

本当は「お料理」も「子育て」も

お母さん達は大好きなんです、皆!

ただ時間に追われてやるのが

しんどいだけなんです〜😭💦

ちょっと怠け者で甘えっ子の

オーストラリア人を見習って

皆んなで「手抜き」を許せる

優しい世界にしていけませんかね。。。??