日本人って 良い人多い?? | オーストラリア子連れ冒険記

オーストラリア子連れ冒険記

シングルマザーになり損ねた脳腫瘍を患った日本人ママが、子ども二人を連れてのオーストラリア珍道中冒険譚。

こんな風に、イースターホリデーの間

デイビッドさんのご厚意で

彼の居心地の良いコテージで8人

数日をのんびり過ごさせてもらって

シティにまた数時間の彼のドライブで

帰ってきました。

 

この数日間の旅で、分かり合えなかった

人もいましたが、私のその後の人生で

まだお付き合いさせて頂いている、

素敵な出会いもありました。

日本人女性と韓国人女性のお二人。

 

魅力的で英語もペラペラだった

日本人女性はその後、スイス人男性と

結婚され、私もスイスの美しい教会での

結婚式に参列させて頂いて、そこから

フランス国境を皆んなで車で超えて

フランスのホテルに泊まり、

夜通しパーティーという豪華な

お祝いの席に参加させて頂きました。

今は、可愛いスイス人日本人ミックスの

娘さんと旦那様と そのご家族で 

スイスで幸せに暮らしておられます。

韓国人女性も今はアメリカで幸せに

暮らしておられるそうで、お二人は

韓国で再会を果たされたそうです。

いつかまた私も アメリカか韓国か

世界のどこかで、彼女達に再会する

機会があればと思っています。

 

オーストラリアの人によく

「Japanese are nice people」と

言われることが多いのですが、

「日本人にも 良い人もいれば

悪い人もいます....。世界中どこでも

同じですよね?」と答えます。

この短い旅でも、話がかみあわなくて

ちょっとしんどいな〜と思った人達

(アフリカ系フランス人女性と

エリート韓国人男性??)も

おられましたが、それは人種とは関係なく

やはり育って来た環境の違いだったり

価値観の違いだったと思うのです。

 

基本的に私はどんな方とでも、先入観なく

お付き合いするほうだと思いますが、

"オープンマインドな人でないと

お友達にはなれないな〜"  というのと

"自分にはない尊敬出来る部分がないと

長くお付き合いは 出来ないな〜”

と言うことが分かって来ました。

それは人間として、どんな些細な部分でも

「すごいな〜!私にはないな〜」と思えば

それは私にとって尊敬すべき宝石のように

その人の輝く部分となって、私を魅了します。

これはオーストラリアという多国籍国に

私が長年住むことが出来た理由でもあり

住んだからこそ、そう思えるようになった

とも言えると思うのです。

でもそれは 島国の単一民族で "常識"という

概念が ある程度同じである日本人には

少し、難しいことでもあるようです。

 

実際、英語学校の遠足で会った

W大学生という学生さんに

当時34歳で母でもあった私が

「日本では〜だよね?」と話しかけた所

「僕、初めて話す人にタメ語で話す人

受け付けないんですよね」と言われて

ビックリした経験があります。

その人は、数週間だけ英語学校に

英語を学びに来た学生さんだったのですが

あまりの心の狭さにショックだったのを

覚えています。その時は、私が日本人として

失礼だったのだと 反省していましたが

英語学校でも、彼は 他の海外からの

生徒さんとは話さず、顔見知った日本人と

だけ話していたので、やはりこういう人は

同じ日本人でも 仲良くなりたいとは

思えなかったです。多分、彼には

日本の学歴でのプライドがあって

彼なりの価値観で英語の勉強だけに

来ていたのだと思いますが、私からすると

尊敬出来る所が殆どなく、輝いては

見えなかったのでした...

(こんなダメダメおばさんに言われても...

だとは思いますが。。。)

 

日本でもオーストラリアでもどこでも

今、私のお友達でいて下さる方々は

オープンマインドで その人の言う事に

嘘がなく信用が置けて 尊敬出来る

方々ばかりな気がします。

その一人一人に、私には無い

光り輝く部分があって

そこが 私を魅きつけて止まない

’人間的魅力’がある人たちです。

それは 私の人生の誇りで 宝物だ!

と自信を持って言えるのは、本当に

有難い事だな〜と思っております。