英語学校の謎のツアー②♪ | オーストラリア子連れ冒険記

オーストラリア子連れ冒険記

シングルマザーになり損ねた脳腫瘍を患った日本人ママが、子ども二人を連れてのオーストラリア珍道中冒険譚。

イースターホリデーに募られた

英語学校の謎のツアーに参加した

見知らぬ5人と私&子供2匹は

OZサーファーのデイビッドさんの

年季の入った白いバンで

北に向かって走り始めました。

 

数時間ドライブの間に、お互い

お喋りしながら得た情報によると、

5人のメンバーの内訳は

どうもこんな感じでした。

 

1、韓国人男性(韓国の有名私立大学生

父親が医者でお金持ち、22歳)

2、日本人女性(ジャカルタに

仕事で長期間滞在、27歳)

3、スイス人女性(タイ人母と

イタリア系スイス人父のミックス

スイスの良い会社の会社員、28歳)

4、フランス人女性(アフリカ系、

会社員 、28歳)

5、韓国人女性(オーストラリアに

ホームステイしているお嬢様、24歳)

 

スイス人女性と日本人女性は

社会人経験もあり、落ち着いていて

ユーモアもあり、英語もペラペラで

とても明るい楽しい雰囲気。

韓国人女性も育ちの良さを感じる

謙虚な性格で、英語はまだ初心者風。

私と子供達とも とても気が合いました。

 

韓国人男性は、この時点で、

「父が医者、家系的にみんな医者で

自分は韓国の有名大学文系生だけども

父親には認められていない」といった

事情を、初対面の私達に話すような

プライドとコンプレックスの混じった

なかなか難しいタイプの男性でした。

アフリカ系フランス人女性は、

あまり自分の事は話さず、ただ何にでも

不満ばかり口にするので、ちょっと

子供達と私は 距離を置いていました。

 

数時間走って、ランチを取る事になり

デイビッドがスーパーで買い出しを

している間に、ショッピングセンターの

Sabway(サブウェイ)に向かいました。

その時は、珍しく大雨と雷雨で

夜のように暗かったのを覚えています。

 

その頃の私の英語力は本当に拙く

サブウェイの自分で色々選んで行く

注文の仕方を呪ったものでした…。

何でもいいやと、写真を指差し

 

「This one!  This one! 

This one, Please!」=

「これ!これ!これ!下さい!」

という原始的な方法で何とか全て注文。

(まさに「どっこい生きてる!」んです!)

大きな大きなサンドを3人で

ハグハグしながら食べたのでした。

 

そして、ジュースは…いつもの

身体に悪そ〜な ラズベリーファンタ♪

おまけに アイスもいっちゃえ!と

 

 

これまた身体に悪そうな配色の

アイス発見!!(多分30円位?)

『パドルポップ レインボー味』

( パドルポップは様々な味があり

子供達には 日本の'ガリガリ君'的存在 )

トロトロっとソフトな食感で

すっかり私達の思い出の味になりました。

 

大雨と雷雨の中食べたこの時のランチは

日本では ”スナック?”と感じる

こういう食べ物こそが

オーストラリア人にとっては、

普通の毎日の食事なんだな〜と思うと

悪い事が許されるような気分になり

またまたちょっとワクワク♪していた

親子3人なのでした…。