英語学校の謎のツアー③♪ | オーストラリア子連れ冒険記

オーストラリア子連れ冒険記

シングルマザーになり損ねた脳腫瘍を患った日本人ママが、子ども二人を連れてのオーストラリア珍道中冒険譚。

夕方になり、やっと目的地に到着。

大きなコテージ風のデイビットの別荘に

5日間お邪魔するツアーです。

1階は大きなお部屋に ベッドが8個ほど

置いてありました。「どこでも使って」

と言われて、みんな思い思いのベッドに

荷物を置いて転がってお喋りしていました。

 

お互い拙い英語で話していると、

韓国人の女性が 「オーストラリアには

これが無いと思う。日本にはある?」

と電子辞書で『 情 』という言葉を

見せてくれました。「ジョン」と発音して

くれたので「分かる分かる!!同じ!!

情(じょう)!」辞書で調べてみても

確かに英語には無い単語のようでした。

『情』=『Love、Emotion,feeling』

…「なんか違う…よね。」「うん…」

「やっぱり近いし、同じ文化なのね〜!」

お互い、とても親近感を感じました。

 

しばらくすると、2階にデイビッドが

準備してくれたタコスで夕食になりました。

 

 

子供達も私も初めて見る料理でした。

 

タコスを箱から取り出し、オーブンで

パリッとさせて、潰したアボガド、

角切りトマト、ピザ用チーズ、レタス、

サルサ味に炒めたミンチ肉、サルサソース

などが 適当に置かれていて、それを

各自で好きなように乗せて、好き〜に

食べるフリースタイルの夕食でした。

大人はビール、子供達は炭酸飲料で。

準備も簡単だし、とっても美味しくて

すっかり気に入った私たちは、その後

このタコスを しばしばウチでも

手抜き料理として出すようになりました。

 

夜は この並んだバンクベッドで

適当に眠りましたが、真夜中になると

天井で「ダダダダダダダ〜」と何かが

追いかけっこしているような音が

ずっとしていました。

うるさいというより、何がこんな

夜中に走り回るのか??と

不思議で、結構 重い感じなので

「たぬき?」「いたち?」と

時々考えながら 眠りました。