自然がいっぱいカンガルーアイランド ♪ | オーストラリア子連れ冒険記

オーストラリア子連れ冒険記

シングルマザーになり損ねた脳腫瘍を患った日本人ママが、子ども二人を連れてのオーストラリア珍道中冒険譚。

アデレードは小さな都会で

最後のホテルはちょっといいのに

してもらっていたので、ホテルの人に

聞いて、持って来た服を洗濯でき、

ゆったり体を癒すことが出来ました。

 

次の日は街から出て、フェリーに

1時間近く乗ってカンガルーアイランド

という小さな小島のツアーに参加しました。

 

 

ホテルで用意された可愛い朝食セットを

フェリーの中で頂きました。

オーストラリアのお弁当というのは

大体、フルーツ、ヨーグルト、チーズ

マフィンやクラッカー、チョコレート

などとアップルジュースなどです。

 

 

この時のヨーグルトやチーズが

とても美味しかったので、

アデレードは乳製品が美味しいな

と思ったのを覚えています。

 

カンガルーアイランドはオーストリアの

南端になるのでとても寒く、

スタートのケアンズで

Tシャツだった私たちの服装は

真冬のタートルネックにダウンジャケット

という物に変わっていました。

早朝のフェリーは寒かったですが

そこから小さなバンのような車で

アイランドをドライブしてもらって

道の横の木にはコアラやインコがいたり

ワラビーが飛んでたりと、

自然がいっぱいの島でした。

途中でリトルランチとして

クラッカーとクッキーとお紅茶の

軽食を出してくれました。

自然の中でのんびりお喋りしながら

ティータイムも新鮮でした。

 

シールベイ自然保護公園に着くと

ビーチ沿いを歩いて行く途中で、

 

 

黒いピカピカの蛇が

トグロを巻いて寝ていて、

 

 

怖いなーと思いながら通り過ぎると、

あとでガイドの人から、あれは

タイガースネークという猛毒の蛇だと

教えてもらって、野生は素敵だけど

危険と隣り合わせなんだな〜と思いました。

 

砂丘のようなビーチではたくさんの

大きなシーライオン(あしか)が転がって

日向ぼっこをしていました。

 

   

 

 

奥まった所には、赤ちゃんの可愛い

シーライオンがいて、アウアウと可愛く

鳴いてくれて、皆んな写真を撮ってました。

 

 

ドライブの途中に、立ち寄った島の

食堂のような所でのランチは、

簡単なサラダやパン、何種類かのスープ

が置いてあるだけでしたが

お腹が空いていた子供達は、

美味しい美味しいとスープを何度も

おかわりして楽しみました。

ハチミツ農家や羊のたくさんいる

チーズ農家などにも連れて行ってもらい、

そこの製品を試食させてもらって

お土産コーナーでお土産に買ったりも

出来ました。チーズ農家には、

ハイジのような可愛い娘さんが

ヤギや羊と遊んでいて、

とてものどかな光景でした。

 

そこで初めて私たちは

「Halloumi(ハルーミ)」という

ちょっと硬い塩味のチーズを

フライパンで軽くきつね色に焼いた

羊とヤギの乳で出来たハードタイプの

白いチーズを試食させてもらいました。

薄くスライスしてから焼くと

柔らかくなり、キツネ色に表面を

パリッと焼いてから噛むと

ちょっとクニャクニャした食感で

塩味がきいていて、とても食べやすく、

たくさん試食させてもらいました。

 

 

「オーストラリアのどこにでも売ってるし

食べる前に、フライパンで焼くだけだから

是非これからも食べてみて」と言われて

その後も、近くのスーパーでよく

買って食べています。

日本でいう「割けるチーズ」の塊(?)

といえば 雰囲気が 少し

分かってもらえると思います。

 

その牧場の裏では、大きなエミューが

飼われていて エミューの大きな緑の卵

 も見せてくれました。

 

 

おじさんがうちの子供たちに、

「ちょうどエミューの赤ちゃんが

生まれてるから見せてあげる」と

親鳥といた赤ちゃんエミューを捕まえて、

私たちのところに連れてこようとした

途端に、大きなダチョウのような

お母さんエミューが 怒って

おじさんの頭をつついたり、長い足で

蹴飛ばしたりして攻撃しだして

子供達は怖がってきゃーきゃー。

それでもおじさんは気にせず

赤ちゃんエミューを自慢げに抱っこして

見せてくれましたが、髪はボサボサ

服はボロボロになってしまい、とても

申し訳ない気持ちで赤ちゃんを見せて

頂いたのは、今でも私たち3人の

トラウマとなって強く印象に

残っています…。

エミューやダチョウというのは

鳥類とはいえ、怒らせると

なかなか凶暴で力も強く

恐ろしい生き物であります。

 

普通の木の上にコアラが寝ていたり、

ウォンバットの赤ちゃんを

抱っこさせてもらったり

ワラビーと遊んだりして、

自然とオーストラリアの可愛い動物を

飽きるまで堪能したら、

帰りはフェリーより少しお高いのですが、

小型飛行機にしてもらって 20分ほどで

島から離れました。これは行き帰りとも

飛行機でもフェリーでも選べるのですが

日も暮れかけて子供達も疲れていたので、

帰りは あっという間に帰れる

飛行機にしておいて良かったと思いました。

 

 

こうして日帰りカンガルー島ツアーは

自然と野生動物と美味しい試食で

大満足で終わりました。

またいつか行きたいくらい

楽しく美しいアイランドツアーでした。