ラビッシュビン ?? | オーストラリア子連れ冒険記

オーストラリア子連れ冒険記

シングルマザーになり損ねた脳腫瘍を患った日本人ママが、子ども二人を連れてのオーストラリア珍道中冒険譚。

初日の休憩時間に同じクラスにいた

韓国で英語の先生をしているという

賢そうな女性に話しかけられました。

韓国の生徒たちは明るくてお喋りが好きで

とても話しやすい雰囲気でした。

数人の韓国の子たちが、私の顔が

韓国の犯罪を犯して刑務所に行った

女優さんに似ていると話してくれました。

多分「Keilunって、〇〇に似てない〜?!」

「あ〜!!似てる似てる!」ってな感じ

だったのですが、私としては複雑で

(女優さんに似てる?喜んでいいの??

でも犯罪者で刑務所入ってる??悪口?)

ちょっとはてな??でしたが、

悪い感じではないので「女優さん」という

所だけを、有り難〜く受け止めて
(ここが私のいい所ですよね!!)

たくさんお喋りして(お互い英語苦手なのに)

すっかり親しくなりました。

 

そして、コーヒーを飲んでいると、

「それ飲んでもいい?」というので

「…うん」というと私のコーヒーを

紙コップで一口飲んでから

片手を添えて返してくれました。

小銭を持ってないから

買えなかったのかな?と

私は「もういいよ〜。あげるよ。

全部飲んで。」と言いましたが

彼女は困った顔で

「口をつけて飲んでないよ。

気にしないであなたも飲んで。」

と言ってくれます。

よくよく見ていると、他の

韓国の生徒たちも、ペットボトルでも

コーヒーでも、仲良く

回し飲みをしているのです。

日本では、その習慣がなかったので、

悲しそうな顔をされる度

初めはかなり戸惑いました…。

でも 段々と韓国人のお友達と

一緒にいるうちに、それが

“仲良しの証拠”(?) みたいな

感じでもあるのかな?と

トライするようにしてましたが

今でも衛生的に問題あるのでは??

と慣れない習慣なのであります。

 

そして、初日に覚えたオージー英語が

「ラビッシュビン」というモノ

(聞いたこともなかった!)でした。

そのうちの一人が、一人の韓国女子を

指差して「この子何でも食べるよ。

まるでラビッシュビンだよ。」

みんな大笑いだったのですが、

私は意味が分からず、きょとん。

私だけが意味を知らなくて

とても恥ずかしかったです。

 

すると、皆んなが各々で

ゴミを放り入れる仕草をして、

ジェスチャーでゴミ箱を指しました。

    

それでも、何か確信が持てず、

電子辞書で英語を入れてもらって

初めて「ラビッシュビン」が英語で

「Rubbish(ゴミ) Bin(箱)」

 

の事だと知りました。

そんな簡単な単語も知らず34年...

赤面しました。。。

 

これで

「ラビッシュビン」

は私にとって忘れられない

言葉になったのでした。