「暮らしの道具か生まれる場所」
岩谷堂箪笥生産協同組合「くらしな」シリーズ
蔵の町〈江刺〉岩谷堂箪笥の職人達が古くから築き上げられた確かな技術を使って作り出す今日の日本の暮らしの品々。
(くらしな カタログより抜粋)
岩谷堂箪笥の技術をそのままに日々の暮らしに豊かなアクセントを演出してくれる「くらしな」の製品の数々。
鍋敷きやペンスタンド、掛け時計、写真立て、花瓶、リモコンボックスなどなど、カタログ表紙にも写っている分福茶釜の小物入れは本当に素敵で弊社スタッフも要チェックの一品です。
これらの品を入れる貼り箱は黒で統一し、蓋はエンボス加工の青黒。金字のくらしなのシールも素敵です。
先の藤原の里で開催された展示会にお邪魔し、鍋敷きを購入!現在は事務所の商談デスク脇に飾ってあります。
金ヶ崎町にある六原張り子製作「さわはん工房」様。
張り子は、
粘土型製作→石膏型製作→和紙裏張り→張り合わせ→色付け→張り子人形
という製作工程をたどるそうですが、
六原張子は、和紙の風合いを存分に活かし、独自の「和紙裏張り」という技法で製作されます。
先日の「うれし市」での出店のご縁で今回化粧箱のご注文をいただきました。
「うれし市」では出店ブースが隣り合わせと言うこともあり、期間中はその作品を十分に堪能させていただきました。
また、澤藤範次郎様、奥様のお人柄もとても親しみやすく、納品時には工房にお招きいただき、様々な話題で盛り上がりました。
張り子の話、和紙の話、物作りの話、そして弊社工房作品の話や澤藤さんならではの素敵なアドバイス!
気づけばお邪魔してからあっという間に2時間以上経過していて長居にもかかわらず最後まで親切に対応していただきました。
今回、ご注文いただいた貼り箱の化粧紙も澤藤様がセレクト。
浅蓋仕様箱ですが出展会場への発送とのことでしたので、厚めのボール紙を使用して作品をしっかりサポート。
納品前に箱の写真撮影し、納品時に弊社ブログでの掲載をお願いしたところ、
「じゃあ作品も入れましょう」と納品したばかりの箱に作品を入れてくださいました。
(簡略なんて無理でして、長文投稿になります!)
4月29日~5月7日東山町長坂の旧「かぢや旅館」で開催された
Happy Market「うれし市」に出店参加させていただきました。
訪れるお客様達との素晴らしい出会い、貼り箱を通しての会話の楽しさ、ユーザー様の立場ならではの素敵なアイディアもいただきました。
また、他の出店されている皆さんとのコミュニケーションも本当に楽しく、これまでの弊社の活動では想像もできなかった素晴らしい出会いや繋がりが生まれスタッフ一同感謝しています。
今回の「うれし市」では大きな展示ブースがありました。
歴史のある旧「かぢや旅館」での戸田さちえさんのイラスト展。
正面玄関でお客様を迎える大きなイラストを見ながら二階へ、
戸田さんの目移りするはどの作品を見ながら、館内展示ブースへ。
この空間での作品達との出会い!贅沢な時間を過ごせました。
そんな中、個人的に開催中何度も通い詰めた作品がありました。
それは作品を展示している広間へ向かう廊下に張り出されていた墨一色の大きな作品。
森の中の大きな木の家に笑顔で集う様々な猫達のイラスト。
今回の「うれし市」のイメージを表現した作品なのかなと思慮しますが、勝手に自分の今の思いを重ね合わせ感動してしまったんです。
弊社ではオリジナル貼り箱部門を立ち上げたばかりでした。
工房名は社名から一字「森」を引用し、名称を「Forest(フォレスト)」としました。
イメージは、ふと訪れた森の中で様々な出会いや発見、ワクワクする思いなどがあるように、皆様の生活や仕事の中で活躍するオリジナル化粧箱を提案・製作していこうと思っています。
と、文章にすると長くなってしまいますが、この戸田さんの作品はForest設立の想いと重ね合わさり『これだ♪』と感動・感涙でした。
出店中の合間、「休憩」と言って何度この作品を見ていたことか・・・
今回、人との出会い、作品との出会いを深く実感できた出来事でした。