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お鍋ひとつで

野菜たっぷりの健康和食習慣

カリフォルニアで作る重ね煮生活やしの木

 

いつもご覧いただきありがとうございます!

吉田恵子と申します。

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にんじんにんじんにんじん

 

 

重ね煮で作ることが日常的になると

自然と節約できているものが

大きく4つあります。

 

 

① 出汁の材料

② 調味料

③ 水

④ 電気・ガス

 

【参考】重ね煮とは・・

 

 

    
① 出汁の材料

 

出汁文化は和食において切り離せない部分です。

カツオ節や昆布などでとる出汁は私も大好きです。

 

ですが、

 

最近思うのはこれらも資源だということ。

 

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もともと出汁はおもてなし料理に使われる

特別なものだったのが、広く普及したようです。

 

今では和食のレシピをみると、

当然のように材料に出汁〇〇mlとあるので

和食には出汁が必要、と思い込んでしまいますが

 

重ね煮をしていると、

 

こうした出汁を使わずとも

素材のうま味が引き出され、

天然の出汁になります。

 

カツオ出汁の風味を楽しみたい

ときとの使い分けができ

 

結果的に

カツオや昆布を

浪費することがなくなります。

 

 

    

② 調味料

 

調味料も同様です。

 

例えば、肉じゃがの場合、

 

一般的な作り方だと、

ジャガイモや玉ねぎ、お肉など具材を

出汁と調味料で煮込みますが、

 

重ね煮で作ると

使う調味料はもっと少なくすみます

 

 

    

③ 水

 

水が節約になるというのは、

2つポイントがあります。

 

 

■料理で使う水が少ない

 

重ね煮では少量の水で蒸し煮するので、

煮汁をたっぷり作って煮たり、

たっぷりのお湯で湯がくことがなくなります。

 

【参考記事】

 

 

そしてもう一つは、

 

■洗い物に使う水も少なくなる

 

重ね煮で作った後の鍋は、

汚れが落ちやすいので洗剤をたくさん使って

ごしごし洗うことはあまりありません。

 

 

 

    

④ 電気・ガス

 

重ね煮は、加熱効率がとても良いため、

電気やガスの節約になります。

 

以前、重ね方を本来の順番と

わざと逆にしたものとで

 

どのように沸騰までの過程が異なるか

私の重ね煮の師匠と

比較したことがあります。

 

逆にしたものは、沸騰までにかかる時間が

明らかに遅かったのには大変驚きました。

(味も違っていたんです!)

 

 

重ね方は野菜の育ち方に基づいていますが、

人知の及ばない自然界の魔法のように感じます。

 

沸騰したらそれから食材に火が通るまでも早く、

みそ汁やスープは

本当にあっという間に出来上がりますキラキラ

 

 

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今、企業はもちろん、個人も

環境への影響を考慮した

選択が求められる時代。

 

 

 

そういった観点から見ると、

 

重ね煮は

今の時代こそ、

より価値の高い料理方法だと感じます。

 

ご参考になれば幸いですイエローハーツ

 

にんじんにんじんにんじん

 

【参考】カツオ・昆布不使用。絶品だった重ね煮で作ったうどんスープ

 

【参考】重ね煮でこんなメニューも作れます