昨日は仲良しの同級生たちと久しぶりにランチに行ってきました
数年前までは誰も子供がいなかったのに、今はすでにママになっている友人たちがたくさんいます
今日の話の内容も、ほとんどが妊娠、出産、子育ての話。
私が、女性のカラダ創りに力を入れ始めたのも、大切な友人や家族の妊娠、出産、そして産後の子育てに関する相談がきっかけでした
私たちの仲間の中で、妊娠出産が続いたのは20代後半から
私が栄養学を学び始めて2、3年経った頃でした。
そして、第二次結婚出産ブームがこの1、2年。
みんな仕事もプライベートも思いっきり楽しんでいた子達ばかりなので、30歳も中盤に入った頃に出産を迎える友人は少なくありません。
そんな友人たちから食事や栄養、
その他健康に関する色んな問題など、
妊娠や子育てに関するたくさんの相談を受けるようになった私は、世の中の女性達が、妊娠・出産に対して多くの不安を抱えていることを知りました。
小さな不安から大きな不安まで。
特に妊活をスタートさせた時、そして実際に妊娠した時のママの不安には小さいも大きいもありません。
産後はもちろん、妊娠前よりも更に大きな不安が襲ってきたりもする訳ですよね。
そんな仲間たちや妹の不安を受け止め、安心できるようにと、
まだ体験のない私としては、とにかくたくさんの事例やデーター等を検証し、知識を得ていくことで少しでも彼女たちの力になりたいと思って取り組んできました。
私がこの仕事を始めた当時はまだ26歳。
お酒を飲んでも朝まで飲めちゃうお年頃です(笑)
仲間たちのカラダにも特に不調はなく、毎日元気に過ごせるので、私の栄養学にはあまり関心をもつ友人はいませんでした。
それが30代になると、あの時とは違うと感じるようになるんですね(笑)
もう朝まで飲めないし・・・(飲まなくていいけど 笑)
肌の衰えも感じるし・・・
全然痩せなくなっちゃったし・・・
疲れやすくていつもだるい・・・
そんな日常的な不調から、女性特有の疾患まで、
自分のカラダが変わってきていることを感じる友人たちが増えてきました。
その辺りから私の栄養学に興味をもつ仲間が増え始め、彼女達の方から具体的なアドバイスを求めてくれるようになりました。
そして結婚した仲間たちは妊娠を考え始め、その相談も受けるようになりました。
妊娠を意識した時の仲間や自分の妹を見ていて強く思ったことは、
女性は母になろうと思った時に一番自分のカラダに関心を持ち始めるということです。
この時のご自分の勘を見逃してはいけません。
なぜなら、この時に食べるものに関心を持つか持たないかが、妊娠中や産後の子育てにまで影響を及ぼすからです。
栄養やその食品の質について何も考えず、欲望のまま何でも食べるような妊娠生活を送ってしまった場合、産後に子供に与える食事は加工食品、レトルトでも全然平気。
電子レンジも当たり前という食生活になり兼ねない…。
というか、それが普通だと思ってなんの疑いもなく実践しているママさんも世の中的には少なくないと思います。
または、「知ってしまったらやらざる終えなくなるので知らないでおこう」という考えが無意識に働いている可能性も・・・。
しかし、妊娠前に栄養や食事に関心を持つようになると、多くのことがいい方向に進みだします。
まず、赤ちゃんと母体に必要な栄養が理解できると、本人の食生活だけでなく家庭の食卓の質が変わります。
これまで外食が多かったり、お惣菜やお弁当などを電子レンジでチンして食卓に並べていたような女性が、毎日きちんと手作りの料理を作るようになったりします。
これまで平気だったことが、知識を持つことで段々と平気ではなくなる訳ですね。
私は友人の旦那さんに「圭伊子のおかげで大分食生活が変わったよ!」と言われたことがあります。
きっと、2人で妊活に取り組んだことで自然と食事の内容が変わっていったんですね。
それは子供にとっても、旦那さんにとっても幸せなこと
その後、友人はめでたく妊娠し、とっても元気な男の子を出産しました。
もちろんツワリなしの健康妊婦です
離乳食が始まっている今も、きちんと手作りをして豊富なタンパク質を毎日しっかり与えています
忘れてはいけないのは、
その小さな命は、あなたが食べたもの、飲んだものから栄養を得ることによってカラダを創っているということです。
または、あなたが与えたものによって創られます。
すでに加工されている離乳食には多くの添加物や、赤ちゃんの成長に不必要な栄養素が含まれています。
賞味期限を長くするためにも、色々な処理をするはずなので、栄養価も下がってしまうはず。
そういった離乳食を毎日食べている子供と、
ママが気を使って選んだ食材で作られた離乳食を食べている子供と、
栄養バランスは大きく変わります。
そうは言っても、多くの子供は加工食品でもきっと大きくなるでしょう。
成長が止まることは何かしらの問題がない限り起こらないかもしれません。
しかし、そのカラダの中身はどうなっているかわかりませんよね。
外見からはその子の健康状態は測れません。
しかも、幼い時の食生活が10年、20年、30年後のその子のカラダの基盤を創ると言っても過言ではない訳です。
例えば、肥満体系は胎児期から創られていくことがわかっています。
脂肪細胞が増加する時期は3段階に分かれていて、その1段階目は胎児期です。
そして2段階目は乳児期、3段階目は思春期となります。
その子が将来肥満になるかどうかは、妊娠中の母親の食生活までもが影響するということです。
大切なお子さんの健康を守るために、
何かあった時に病院に連れて行って薬をもらったり、予防接種を受けておけば良いという訳ではなく、
健康を害するような何かが起こらないように、日頃の食生活から予防していくことはとても大切なことだと思います。
そんな理由から、将来子供が欲しいと願う女性達には栄養の知識を持って欲しいし、女性としての自分の身体についてもっと知って欲しいと思うんです。
今の私達の体は、昨日今日で出来たものではなく、10〜20代にどんな食生活をしていたかも関係しています。
特に将来妊娠をしたいという女性は、まだ予定がなかったとしてもきちんとカラダ創りをしておかなければなりません。
妊娠したいと思った時にはすでに遅いという訳ではありませんが、年齢や卵子の質が関係してくるのでその点は何とも言えないのが正直なところです。
健康的な妊娠生活を送り、赤ちゃんに十分な栄養を与えるためには、
少なくとも妊娠前3〜6ヶ月間は体質改善に取り組む必要があると考えます。
特に、私たちのような30代も折り返し地点に立っている女性は尚更です。
それが、つわり無しの健康妊婦になる秘訣でもある訳です。
私の1つの自慢は、
<11月のセミナー・外部講演開催予定日>
11月13日(日)
ウーマンズヘルスケアフォーラム2016
http://woman-forum.jp
東京大会で講演させて頂きます
http://woman-forum.jp/tokyo/
日時:2016年11月13日(日) 10:00~19:15
会場:すみだリバーサイドホール
(東武伊勢崎線「浅草駅」正面口から約5分
東京メトロ銀座線「浅草駅」5出口から約5分
都営地下鉄浅草線「浅草駅」A5出口から約5分
都営地下鉄浅草線「本所吾妻橋駅」A3出口から約5分)
対象:療法士、看護師、その他セラピストなど
定員:700名
満員御礼
正常分子栄養学セミナー(料理実践付き)
女性のための栄養学 〜 Part 2 〜
11月15日(水)11:00〜14:00
会場:ボタニック・ラボラトリー株式会社4階セミナールーム
定員:40名
参加費:一般2,000円/会員1,000円
*今後のお申し込みはキャンセル待ちとさせて頂きます。
▽お申し込み
https://ws.formzu.net/fgen/S61363775/
※このセミナーを持ちましてしばらく産休に入らせて頂きます。