認知症祖母との日々 諸行無常を学びます | 〜えん(縁)もたけ(竹)なわ〜

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祖母の介護に約10年関わっていました
竹藪を活かして、認知症の人の『居場所』と『出番』と『役割』づくりに取り組んでいました。
 祖母の介護体験のシェアをさせていただき、介護されてる方が少しでも楽に日々楽しく過ごされますよう願っております

認知症祖母との日々
 
時として、日に日に祖母は心身弱り気持ちも弱り、頭も弱っていきます
 
同じ日は一日としてないことを思います
 
祖母の介護に関わっていなければ一日一日がこんなに変化に富むものとは思っていなかったかと思います
 
使っているボールペンも日に日に変わっていきます
劣化していっています
 
年を取ると血圧は高くなります
血液を末端まで行きわたらせなければならないからです
血圧降下剤がありますが、高齢者がそれを服用することによって、脳の末端にまで血液がいきわたらず、認知症の原因になるともいわれています
 
人間は老化していくものです
 
まぎれもない事実です
 
老化にはあらがえません
 
悪あがきをするとさらに事態は悪化することがあります
 
受け入れることも大切であると思います
 
すべてのものは無常です
世の中のルールです
 
心身しっかりものであった祖母が認知症になる日がくるとは夢にも思いませんでした
 
受け入れることで現状はかわっていきました
 
この世は諸行無常
 
今が続くわけではありません
今をたいせつに今を存分に味わいながら一日一日を楽しんでいくたいせつさを祖母から学びました
 
自分を幸せにするのは自分
 
自分の機嫌をとるのも自分
 
今この時を良い気分ですごすことが大切です
 
今日も、今をたいせつにまいります
 
身を持って色々教えてくれた祖母に感謝です