青年座の『RAA-進駐軍特殊慰安所-』観てきました。 | ケイジのB

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50歳を過ぎて、役者目指してただいま奮闘中です。

 青年座の『RAA-進駐軍特殊慰安所-』観てきました。

 良かったです。知らない事もいろいろあって、勉強になりましたし、戦争の悲劇はこんなところにもあったんだなぁ、と改めて思いました。
 よく韓国の慰安婦の問題がニュースになっていますが、どこの国でも同じ様な事があり、その被害は、結局弱いものへと向かいます。
戦争は、負けたら何をされるか分からない恐怖があり、その恐怖故にあり一部の人?!を守るために犠牲にされた人たち。
 しかも国のお墨付きであり、一種の詐欺でもあった。占領軍用特殊慰安施設協会の設置。
ああ、人の犯した罪は人でしか償えない。そして被害にあった人には心からお気の毒に思うし、この平和を築いてくれたことに感謝しかないです。
 過去の過ちを繰り返すことなく、一人でも多くに人が笑顔になれますようにと思いながら劇場をあとにしました。
 《物語》
 1945年8月15日、ポツダム宣言を受け入れた大日本帝国政府は天皇の詔勅をもって戦争を終結させた。
 日本は戦中、鬼畜米英と散々に敵意をあおり、日本の占領地で数々の蛮行を働いてきた。
今度は占領軍によって、日本も同じ仕打ちをされるのではないか・・・。
 敗戦・占領という歴史上かつてなかった事態に不安と恐怖が渦巻く。
 そして、敗戦を受け入れた政府は国体を護持し民族の純血を守る防波堤として、
 RAA(Recreation and Amusement Association)占領軍用特殊慰安施設協会の設立に動き出すのだった。