『地球星人(エイリアン)は空想する』観てきました。 | ケイジのB

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50歳を過ぎて、役者目指してただいま奮闘中です。

 『地球星人(エイリアン)は空想する』観てきました。実は、去年「マイ・マザーズ・アイズ」がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023で上映されて、その時に一度見ているのですが、なんか、頭がボーとして観ていたら、話が良く分からなくなってしまったので、今回、ゆっくり観たいと思って、観に来ました。


 面白かったですね。いろいろな要素が入っているので、観る人によって、違った楽しみ方ができる作品になっていると感じました。

 本当に最近は人と違っていても、それは個性だからいいんだ、と言われるようになりましたが、僕の子供の時代は、みんなと同じにしないといけない時代だったので、この映画のように、他人と違った自分であったら、もしかして僕は違う星から来た宇宙人なのかもしれない、と悩んだかもしれませんね。

 今回、アフタートークで、松本監督が、武田かりん監督の作品「ブルーを笑えるその日まで」(僕は未だ観ていないのですが)を観た感想で、ブルーの中に赤い金魚が一匹いるような、感じがして、それが、松本監督の『地球星人(エイリアン)は空想する』の中でもみんながリンゴを赤く書くのだが、一人だけ青いリンゴを書いていて、表現は違うけど、同じ赤と青で、その色の中に誓う色がいる?!ある?!息苦しさの話は、とても興味深かったです。

 人と同じである必要はなくて、違うことを認め受け入れる事が大切で、その為には自分を殺すのでなく自分を愛し生かすことが必要なんだと思いました。

 劇場で、中嶋俊介監督とお会いして、今撮影中の「はらむひとびと」のチラシを頂きました。中嶋監督も独特の感性を持っているので、この作品の出来上がりが楽しみです。

 『概要』

 SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023にて国内コンペティション長編部門優秀作品賞およびSKIPシティアワードをW受賞したSF。正義感の強い雑誌記者・宇藤は“UFOのまち”石川県羽咋市で起きた大学生エイリアンアブダクション事件を追ううちに深みにはまっていく。石川県を拠点に俳優活動をする田中祐吉が企画・主演、石川県の俳優を起用し石川県で撮影するというコンセプトのもと製作された。監督は、映像制作団体『世田谷センスマンズ』を仲間たちと立ち上げ編集を中心に様々な作品に携わってきた松本佳樹。

 《ストーリー》

 正義感の強い雑誌記者・宇藤(田中祐吉)の元に“UFOのまち”石川県羽咋市で起きた大学生エイリアンアブダクション事件のネタが舞い込み、嘘を暴こうと取材を開始。しかしエイリアンアブダクションを裏付ける証拠が見つかった上に宇宙人だと自称する女子高生・乃愛(山田なつき)が現れ、取材を重ねるうちに宇藤は不可解な事件の沼にはまっていき……。

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