九州の山旅③くじゅう連山 2021.05.03 (1,791m 大分県 日本百名山) | ケイの山とスキーの日記  

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前の記事から続きます。

祖母山、阿蘇山の次の3日目は くじゅう連山に伺いました。

 

前日に阿蘇山からやまなみハイウェイを走って牧の戸登山口の駐車場に移動しました。

車の中で一人晩酌してTシャツ短パンでおへそ出して寝てしまいましたが夜中に寒くて目が覚めました。

1週間前までスキー場の駐車場でそれなりの装備で車中泊していましたが今週は九州で登山♪

ルンルン気分で防寒対策など全く考えていませんでしたが寒いこと寒いこと。えーん

正直、少しエンジンかけたかったけど銀マットの隙間から覗くといつの間にか左右にお隣さんがピッタリと。

フリース重ね着&もふもふソックスを履き寝袋のファスナーを上まで上げてなんとか眠りましたヨ。

今考えてみるとここは標高1330mです。

白馬八方尾根のうさぎ平テラスが1400mですから寒くて当然。

いやー、まいった まいった。

 

 

 

5月3日 6:23

前日に駐車場入りしたときはガラガラだったのにほぼ満車になってます。びっくり

 

 

天気は最高~ 拍手音譜100点

 

 

↓6:25 牧の戸登山口から出発

 

 

 

 

最初は舗装路を登ります。

 

 

 

 

↓6:43 駐車場をふり返りました。

 

 

 

 

↓うわっ、これが阿蘇の涅槃像ですか! 見たいと思ってましたよ。グッ

左側(東側)が頭部の根子岳、中央が胸部・腹部の高岳・中岳。

お天気のいい日に中岳の噴煙がまっすぐ立ち昇っているときはお釈迦様がへそで茶を沸かしているように見えるそうです。

 

 

 

 

↓おっと、こんなところも通っていきますよ。

 

 

 

 

バリバリの霜柱。

 

 

 

 

↓馬酔木。前々日の祖母山にも咲いていました。

毒だと呑気オヤジさんに教えてもらいました。

 

 

 

 

前日に雪が降ったのでしょうか。

この日のくじゅうは晴れでしたが槍ヶ岳は悪天候。

遭難事故があった日でしたね。合掌

 

 

余談ですがこの翌日私の地元北陸の医王山(日本三百名山、新・花の百名山)でも遭難事故が発生。

3年前に書いた私の医王山の記事へのアクセスも急に増えてました。

医王山に登ろうと思っていた県外の方々なんでしょうか。

大したことのない記事ですみません。

 

 

 

↓8:15 星生山への分岐です。

連チャン3日目です。自分に残されたヒットポイント不明です。

ベホイミあたりの呪文を唱えることができるといいのですが手持ちのMPはゼロ。

仕方なくキャラメルを1個舐めながらまずは最高峰の中岳と主峰の久住山を目指します。

星生山は帰りに余裕があれば寄ることにしましょう。

 

 

 

 

そうと決まれば迷いなし。直進します。

 

 

 

 

 

↓久住山避難小屋が見えてきました。(画像左下)

右上はくじゅう連山の主峰久住山です。

久住山はあとで登るとしてまずは左上の天狗ヶ城・中岳方面へ進みます。

 

 

 

 

 

↓足跡発見。キツネかタヌキか?

 

 

 

 

 

↓御池(みいけ)です。

 

 

 

 

 

↓9:33 天狗ヶ城に到着。さらに奥に見える中岳へ進みます。

 

 

 

 

 

 

一度下ります。 なんともったいない… ^^

 

 

 

 

 

標高が高くなってきました。雪も残ってますね。

 

 

この日は3日目ということもあり少し足にきてたので軽い短靴を履きました。

まだ比較的新しい靴なので底のグリップも良くそれがちょっと楽しかったです。

 

 

 

 

↓9:56 中岳登頂。\(^o^)/

九州本土の最高峰1791mです。

 

 

 

ちなみに九州・沖縄地方の最高峰は屋久島の宮之浦岳で1936m。

近畿以西の西日本最高峰は石鎚山の1982mですよね。

石鎚山の天狗岳への稜線上では怖くてハイハイしましたヨ。

笑い事ではありませんでしたよ。マジで怖かったです。

 

 

 

 

↓中岳から池ノ小屋避難小屋へ降りました。

 

 

 

 

↓次は稲星山。

実は久住山方向だと思って進んでいたのですが少し歩いてオカシイな?と。

まぁいいや、引き返すのも面倒だということで。

 

 

 

 

 

 

↓神明水分岐。ふり向いて撮ってます。

こんな分岐がわりと多くて目指すピークも見えていたり隠れていたりでややこしかったです。

 

 

樹林帯のない開放的な景色の中、お天気もよく時間もたっぷり。

視界の範囲内のあちこちのピークに登山者多数。

登山口方向もある程度わかっているつもり。

恥を忍んで書きますがピクニック気分で見た目で進む方向を決めて歩いていました。

普通の山だと遭難ですね。でもこれはこれで楽しかったですけど。

 

 

 

さぁ、くじゅう連山の主峰久住山もあと少し。

 

 

 

 

と思ったらニセピークでした。↓

 

久しぶりにやられたな~(笑)

 

 

 

11:58 久住山登頂。

 

 

 

 

↓久住山山頂からの阿蘇の涅槃像。

何度見てもいいですね。

 

 

 

 

噴気孔が見えました。ちょっとズームしてます。

 

 

 

↓方向からしてここみたいです。

 

(気象庁ホーム > 火山登山者向けの情報提供ページ > 火山活動の状況 >九重山)

 

 

噴火警戒レベル「1」とは言え、くじゅう連山もやはり火山でした。

連日の噴煙見学で「日本は火山国なんだなー」なんてのんびりしたこと思ってましたが

もし白山のお池めぐりコースから噴煙が昇っていたらマジでビビりますね。ガーン

 

 

 

それでは本日の目的はある程度果たしたので下山します。

下山はメインルート(多分そうでしょう)で久住山避難小屋へ。

 

 

 

 

↓避難小屋まで降りてきました。

 

 

 

 

でもやり残していることが一つあります。

星生山…

(↓画像は星生崎。 午前中に往路で撮った画像です。)

 

 

↑登りたいけどこのルートはしんどそうです。

3連チャンでほっつき歩いていいかげん足にキテますよ。

 

↓こっちからですね。

九州の山旅、最後の試練です。もう登るしかありません。

 

 

 

 

13:49 星生山登頂。登らずに帰ったら悔いを残すところでした。

 

 

 

 

↓久住山の右奥に見えるのは2日前に登った祖母山かな。

 

 

 

 

あとは降りるだけだー!

なんて、甘いか。。。

でもまぁとにかくそんなもの。

 

↑正面の尾根を突っ切ります。左は往路で通った平坦なメインストリート。

なんか白山の観光新道と砂防新道の関係みたいです。

 

 

↓メインストリートに合流。

 

 

 

 

↓まぁ仕方ないですね。^^

 

 

 

 

↓駐車場が見えてきました。笑い泣き

 

 

 

 

 

途中の平らなところで。 ↓画像中央に由布岳が見えています。

 

 

 

 

 

15:15 登山口に無事帰還しました。

 

 

 

最後の日に一番歩くことになってしまいました。

 

 

 

 

 

九州の日本百名山3つ達成。買いませんでしたけど。

いっそのこと全部買って全部登ったことにするか?(笑)

 

 

 

 

下山後、近くのホテルのお風呂は時間切れ。

湯布院経由で別府温泉までひとっ走りすることに。

 

由布岳の麓を通りました。車を停めてパチリ。

 

 

 

このあとは帰路の記事で締めくくるつもりです。

よかったらあと1回お付き合い下さいね。

 

最後までお読みいただきどうもありがとうございました。

 

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