南極料理人 ~ 銀杏峰 2018.11.24 (福井県 1,441m) ~ 中華そば一力福井店 | ケイの山とスキーの日記  

ケイの山とスキーの日記  

.
.         山 ・ スキー ・ 日帰り温泉 ・ 道の駅
.
.             ステーションワゴンで車中泊

 

 変なタイトルですみません。

 

 登山の記事なんですが映画やラーメンなど時系列で並べるとこうなりました。

 

 

 

 先日の金曜~日曜の3連休、福井県から岐阜県にかけて周回する登山を計画しました。 

 

 R157で銀杏峰(げなんぽ) 右矢印 R158で荒島岳 右矢印 R156で大日ヶ岳の予定です。

 

 白山は前日からアクセス道が冬季閉鎖、立山など北アルプスはもう私には近寄れないので。

 

 

 

 登山の格好&食料・水・酒・ツマミ・着替えなどを愛車に満載して午前6時に金沢市内の自宅を出発。

 

 楽しいなぁ~音符  DASH!

 

 

 

 出発して約1時間後、白峰の恐竜パークの手前あたりで寝袋を忘れたことに気付きました。

 

 この時期、許されないミステイクです。 速攻Uターン。

 

 結局家に戻ってあれやこれやで再出発したのは9時頃でした。

 

 遅くなったので銀杏峰は時間的に無理。 それなら温見峠まで行って能郷白山に登ろうかなと。

 

 能郷白山は南側の能郷谷ルートから熊の気配にビビりながら一度登ったことがありますが

 

 温見峠ルートなら短いのでこの時間からでも大丈夫ではないかなと思いました。

 

 

 しかしR157を南下するにつれてシャーベット状の雪の轍が目立ってきます。

 

 まだタイヤはノーマルのままです。 標高1020mの温見峠、ただでさえ道幅が狭く

 

 日本の 「酷道」 にランクインしているのにこのままノーマルタイヤで向かうのは無謀と判断。

 

 お天気も悪いしこの日の山行は断念して途中で西に方向転換。

 

 まだ泊まったことのなかった 「道の駅 禅の里」 に向かいました。

 

 ここは2年半前にオープンした新しい道の駅で、広からず狭からずなかなかいい感じでした。

 

 併設されている温泉につからせてもらってゆったり。

 

 そのあと時間もたっぷりあるしお酒とツマミで本を読んだり音楽を聞いたりしてリラックスしました。

 

 いい気分になってスマホでAmazon primeの無料映画も観てしまいました。

 

 WiFi環境でもないのにこんなことしていいのだろうかと思いながら観た映画は 「南極料理人」

 

 

 

 冒頭、吹雪の南極。 かなりシリアスなシーン。

 

 雪原を逃げるように走る若者… 「もう嫌なんです、もう嫌なんですよ! 勘弁してください!」

 

 それを追いかける3人の男…  「どこ行くつもりなんだよ、逃げ場なんかどこにもないんだよ!」

 

 「いいか、お前はな、俺達の大事なメンバーなんだよ!お前が強くなるしかないんだよ!やれるな?」

 

 このあと4人揃って何を再開したのかは観てのお楽しみ。

 

 

 

               有名なワーグナーのワルキューレの騎行ですね。

 

               「地獄の黙示録」とえらい違いますね。^^

 

               あと朝の目覚めの放送はモーツァルトのフィガロの結婚でした。

 

 

 

 

 それでですね、きたろう演じる隊長が 「僕の身体はラーメンでできている」 と言うほどのラーメン好き。

 

 夜な夜な調理室でラーメンを勝手に作って食べるものですから在庫が無くなってしまいました。

 

 海上保安庁から出向している料理担当の堺雅人が朝食時にそのことを伝えると全員驚きショックを受けます。

 

 「小麦粉と卵があるんだから麺は作れるだろう?」 と食い下がっても堺雅人は 「かん水がありません」 とひと言。

 

 雪氷学者の生瀬勝久から 「ねぇ、大丈夫?」 と声をかけられた隊長のきたろうは「目眩がする」 とがっくりとうなだれます。

 

 豪華な蟹の朝食もお通夜のようになりました。

 

 

 その後いろいろ話は進み、ある日生瀬勝久が卓球をしながら堺雅人に言います。

 

 「かん水について調べてみた。平たく言えば炭酸ガスを含んだ水だ。ベーキングパウダーは水を入れると炭酸ガスが出る。

 

 それに塩なんか混ぜると限りなくかん水に近いものが作れるんじゃないか? あくまでも元素記号の上での話だけどね」

 

 それを聞いた堺雅人は卓球のラケットをほっぽりだして調理室へと駆け出します…

 

 

 

 2009年の映画ですけどとても面白かったです。

 

 熟睡して朝目が覚めるとソフトバンクから通信速度を落とすとメールが入ってました…

 

 チィ~ン 

 

 

 

 

 11月24日(土)早朝の 「道の駅 禅の里」 

 

 車中泊組は約20台。 そのうち半分くらいがキャンピングカーでしたよ。

 

 やはり温泉併設の威力ですかね。 集まってくるんんですね。

 

イメージ 1
 
 
 
 
  銀杏峰を目指して走ります。 遠くに見えてますグッ
 
イメージ 2
 
 
 
 
  約50分で宝慶寺いこいの森に到着。
 
  8:43です。 登山道が凍結していると怖いのでゆっくりスタートです。
 
イメージ 3
 
 
 
 8:44 上の画像を奥の方に進むと地図がありました。
 
 小葉谷登山口まで車道を歩いていきます。
 
イメージ 4
 
 
 
  最初にログを載せておきますね。
 
  「S」 がスタート地点の宝慶寺いこいの森です。
 
  反時計回りの周回コースを通りました。
 
イメージ 5
 
 
 
 
 気持ちのいい林道です。
 
イメージ 6
 
 
 
 
 目指す銀杏峰の山頂が見えました。 白いですねー。 大丈夫かな? ^^
 
イメージ 7
 
 
 
 
 経ヶ岳の右奥に白山がきれいに見えました 音符
 
イメージ 8
 
 
 
 
 9:39 ここが登山口の駐車場です。 
 
 ここまで車で来てもいいのですが周回コースをとる場合は
 
 いこいの森駐車場からここまで車を取りに登ってこなければなりません。
 
イメージ 9
 
 
 
 
  駐車場の向かいの鳥居をくぐって登山道を登ります。
 
イメージ 10
 
 
 
 
                                         9:50
 
イメージ 11
 
 
 
  途中で林道に出ました。 標高約800mくらいかな?
 
  前日ノーマルタイヤで温見峠に向かわなくてよかったなぁ、と心底思いました。
 
イメージ 12
 
 
 
 昔は銀の鉱山があったみたいですね。 銀杏峰(げなんぽ)の山名の由来みたいですね。
 
イメージ 13
 
 
 
 
 ここでアイゼン装着。 ストックも持つことにしました。
 
 アイゼン装着中にザックがバタッと倒れて
 
 中のゼリー状飲料が崖を滑落していきました。
 
 モバイルバッテリーやヘッデンでなくてよかったです。
 
 こういうところがまだまだ未熟ですね。
 
イメージ 14
 
 
 
 
 
                                       今日も山に来てよかったなと思えた瞬間…
 
イメージ 15
 
 
 
イメージ 16
 
 
 
 
 
 ここは極楽平というところですかね。 画像中央が目指す山頂です。
 
 私と逆に時計回りで周回している人としばらくお話を。
 
 名松新道を横切る熊を目撃したとのこと。 まだ冬眠していないんですね。
 
イメージ 17
 
 
 
 
イメージ 18
 
    これは小動物の足跡?  直径数センチです。
 
イメージ 19
 
 
 
 
 
  12:40 登り始めて4時間。 銀杏峰の山頂に到着~ パー
 
  山頂では2人の男性が休憩中。 私より少しあとにいこいの森駐車場を
 
  出発して私がアイゼン装着中に抜いていった方たちですね。
 
イメージ 20
 
 
 
  この2人組は多分このまま名松新道方面に降りていく周回コースをとるでしょう。
 
  この方たちについて行けば熊も出てこないだろうと思って一緒に休憩しました。
 
  するとしばらくして2人とも極楽平方面に戻っていくじゃないですか ショボーン
 
  えぇ~? そんな… えーん
 
  仕方ないのでザックから熊鈴を出してストックにぶら下げました。
 
  こうしておけば手でリンリンと大きい音を出すことができます。
 
 
 
 
  しばらく休憩して名松新道を下山。 一人で心細いです。
 
  コンデジの設定が変わっていたみたいで白黒っぽい感じになりました。 
 
 
イメージ 21
 
 
 
 
 13:32 銀杏峰前山を通過。
 
イメージ 22
 
 
 
 
 
                                         降りるにつれて雪が少なくなっていきます。
 
イメージ 23
 
 
 
   仁王の松です。
 
イメージ 24
 
 
 
 
 
  途中で名松新道登山口というところに出ましたが
 
  右方向を見るといこいの森への道標が。 
 
イメージ 25
 
 
 
 
 
                                        気持ちのいい道です。 アイゼンはかなり前に外しました。
 
イメージ 26
 
 
 
 
  これは? なめこ? ですよね?  でも自信がありません。
 
  「とっていいのは写真だけ、残していいのは思い出だけ」 にしておきました。
 
イメージ 27
 
 
 
 
 14:50 いこいの森駐車場に戻ってきましたよーチョキ
 
 登り始めて6時間06分でした。 楽しかったなぁ ニコニコ
 
イメージ 28
 
 
 
 
 本日のお風呂、大野市の 「あっ宝んど」 に向かう途中で翌日登る予定の荒島岳が見えました。
 
 深田久弥が能郷白山と迷った末に日本百名山に選んだ山です。
 
 私はこの日までに2回登っていますがなぜこの山が百名山なのかイマイチよくわかりません。
 
 でもこうして見るとたしかに存在感はありますね。
 
イメージ 29
 
 
 
  私の大好きな経ヶ岳も見えましたよーグッ
 
  どこから見ても男前です。 イケメン度では別山と甲乙つけがたい。 標高も荒島岳より高いです。
 
  深田久弥は荒島岳と能郷白山のどちらを百名山に選ぶかで迷ったと書いています。
 
  そして笈ヶ岳や大笠山もできることなら百名山に選びたかったとあとがきで書いています。
 
イメージ 30
 
  でも経ヶ岳のことは書いてないんです。
 
  どこかで深田久弥が経ヶ岳のことを書いていることがあれば
 
  ぜひ読んでみたいと思っているのですが、ご存知の方がいらっしゃれば
 
  教えていただければ嬉しいです。
 
 
 
 
 
 
 15:51 本日のお風呂 「あっ宝んど」 に着きました。
 
 モンベルのメンバーズカードを見せればバスタオルを無料で貸してくれます。
 
イメージ 31
 
 
 
 
   お風呂でゆったりと温まったあとは腹ごしらえですよね。
 
   前夜の南極料理人の流れから行けばラーメンしかありません。
 
   新しくオープンした敦賀の名店 「一力」 の福井店へ行くことにしました。
 
イメージ 32
 
 
   一力の本店は2回だけですが伺ったことがあります。
 
   一力系?の金沢の 「けん」 は5回くらいかな? 閉店がとても残念です。
 
 
イメージ 33
 
  チャーシュー麺の大盛りをいただきました。
 
  チャーシューの下に青いネギと赤い紅ショウガがたっぷりと…
 
  のはずでしたが、かなり少なめ。。。(T_T)
 
  でもとても美味しかったですよ。
 
 
 
                                                  このあとは荒島岳の登山口の駐車場へ DASH!
 

                                          登山索引(山域別・その他)