前回の記事 から続きます。
8月13日午前0時を少し回った頃、大台ヶ原ビジターセンターの駐車場で
天の川銀河の絶景に圧倒されたあと、また眠りました。
5時過ぎに目が覚めました。 雨が多い大台ヶ原なので来る前は雨でも雰囲気があっていいなと
思っていましたが、晴れてくれるとやっぱりこっちのほうがいいですね。(笑)
6時頃に東大台ヶ原登山口より出発。
正面から小さな女の子連れのご家族が戻ってきました。
夜に星空を見て早朝に大台ヶ原を少し散策されたのでしょう。
登山道には説明文の書かれたたくさんの案内板が設置されていました。
Wikipediaの説明も貼っておきます。 元のページは こちら です。
伊勢湾台風のあと、いろいろな要因でかなりのダメージを受けたようです。
倒木を搬出したことがきっかけになったなんて、今こうして説明をうけるとなるほどなと思いますが
当時は予測できなかったんですね。 ひょっとしたら誰かが警鐘を鳴らしていたかもしれませんが。
朝日の中、気持ちのいい道を歩いていきます。
今日も山に来てよかったなと思う瞬間です。
日出ヶ岳（大台ヶ原山）に向かいます。
私は紀ノ川の水で育ったのですが源流はここだったのか！
日出ヶ岳山頂の展望台が見えてきました。 あー、やっぱり晴れててよかった。(^^ゞ
西の方角に紀伊半島を南北に走る大峰山脈の稜線が見えます。
左のピンクの矢印は3年前に登った近畿最高峰の八経ヶ岳でしょうか？
その右はトンネルのある行者還岳？
右端が前日に登った修験道の聖地、山上ヶ岳？
違っていたら教えて下さいね。 作り直します。m(__)m
【追記】 ＰＯＴさんからコメントいただきました。 合ってるそうです。＼(^o^)／
南東方向は熊野灘 画像中央の白く光っているところは海です。
日出ヶ岳からの眺めを楽しんだあと、今度は正木峠に向かいます。
先日からトリカブトばかりですみません。
けもの道。 人間は立入禁止。
正木峠です。
尾鷲辻の分岐を直進。 大蛇嵓（だいじゃぐら）方面に。
林野庁の職員の方？とすれ違いました。 保全・再生活動ご苦労さまです。
分岐。 大蛇嵓は左の方へ。
大蛇嵓に着きました。
ずっと向こうに大峰山脈、歴史ある大峯奥駈道。 1300年前から続く修験道の修行場です。
鎖があるのである程度安心ですが、それでも怖いですね。
愛媛県の石槌山の天狗岳を思い出します。 うわぁ～
石槌山も修験道の修行場のひとつです。 ニノ鎖での落石にはビビりましたよ。
大蛇嵓から標高差160mくらい下ってシオカラ谷の吊り橋に来ました。
谷まで降りてみます。
サンショウウオの幼生かと思いましたがオタマジャクシみたいです。
しかしまぁ、いいところですね。 この自然は守っていかないと。
沢登りしている人がいました。
興味はありますが突然の増水とか怖いのでこのジャンルには入らないでおきます。
ここから駐車場まで急登です。 なごりを惜しむようにゆっくりと登りました。
ほんとはしんどかったということもありますが。(^^ゞ
10：22 駐車場に戻ってきました。 4時間半くらいの散策でした。
愛車のスバルアウトバックです。
ハイエースに比べると車中泊の快適性は劣りますが
長距離高速クルージングから石だらけの林道、そして凍結した峠道、
１台でなんでもこなすなら、かなりいい車だと思っています。
買ってからまだ2年なのにもう地球２周近く走ってしまいました。。。
この日の記録です。
スタート時に設定を忘れて10分ほど空白になっています。
いつかまた、今度は西大台を歩いてみたいな。
そしてまだまだほとんど足跡を残せていない大峯奥駈道にも。
このあと人気のある温泉に向かいました。
長くなったので別の記事でご紹介します。
