たまらなく孤独で、熱い街 -356ページ目

【ソフト酷似と米長永世棋聖を提訴】

将棋の武者野六段がソフトを巡って米長永世棋聖を提訴したようです。

損害賠償請求額が、なんと4100万!

将棋ソフトってそんなに売れるのかな~^^

それは置いといて、将棋のソフトは大体似たようなものになるんじゃない?

持ってないから分からないが。


それよりも気になるのは、提訴の時期。

盛り上がらない名人戦の真っ最中だし^^;

なによりも、総会が近いのじゃなかったかな?

理事選とか理事長選があると思うが、それを狙って(つまり米長さんの足をひっぱるために)提訴したとしたなら、情けないの一言です。

今年は瀬川さん問題もあり、例年よりはマスコミも(多少は)将棋界に注目しているところですので、変なところでミソをつけなければよいが・・・・・・。

そういえば、吉田さん「事件」もあったな^^


まあ、武者野さんは純粋にソフトの件で提訴したと思いたいですな。


『スタンプ・デッド』 はむばね

スタンプ・デッド (Square Enix novels) スタンプ・デッド
はむばね

(スクウェア・エニックス) 

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子供が「この本面白いよ」と言うので、期待しないで読みましたが、予想範囲内の「面白さ」でした。
予想を裏切る面白さであって欲しかったが。
この本、どこで見つけたんや^^
突然目の前に現れた死神(候補)の少女(しかも可愛い^^)が言う。
「あなたを殺させてください」。
「おお、衝撃のプロローグ^^

関係ないけど、西澤保彦との訣別を決めた「あの」シリーズを思い出した。


漫画やアニメだともっとメタクソなものもあるでしょうが、小説だといささか読むのがつらいですな。

「お約束」通りに話が進んで。「お約束」通りに終わります。

読んでみたいと思った方がいましたら、どうぞ^^

『上達するヒント』 羽生善治

上達するヒント (最強将棋レクチャーブックス(3)) 上達するヒント
羽生 善治
(浅川書房)
初版:2005年1月25日 
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現在進行中の第63期名人戦では、森内名人に1勝2敗と負け越しで苦戦している羽生さんですが、人気、実力、知名度、どれをとっても第一人者なのは間違いありません。

その羽生さんがアマチュアの将棋を解説しています。

将棋の本というと、定跡だったり、プロの棋譜だったりで、それはそれで参考になりますが、私のような級位者には敷居が高いのも事実です。

この本はアマチュアの棋譜をもとに、ここでどう考えるかなど、まさしく「上達のヒント」が書かれていて、読むのが楽しみですね(まだ読んでない^^;)。


第1章 基本方針と形勢判断(四つの判断基準)

第2章 構想について(その方向性は正しいか)

第3章 歩の下に駒を進める(駒の力を引き出すには)

第4章 駒がぶつかったとき(損得のバランスを考える)

第5章 位取りについて(五段目の歩の大きな力)

第6章 主戦場について(戦う場所の選択)

第7章 玉の安全度について(囲いの強さ、囲うタイミング)

第8章 さばきについて(量より質のテクニック)

第9章 厚みについて(戦わずして勝つ方法)

第10章 スピードについて(将棋の質が変わる)

第11章 攻めの継続(指し切りの局面を作らない)

第12章 進展性について(自分の進展性と相手の進展性)

第13章 陣形について(必ず崩されるという覚悟)


う~む。

見出しを見ただけで強くなったような錯覚におちいる^^

【持将棋】

プロの将棋には7大タイトルがありまして、8年くらい前に羽生さんが7大タイトルを独占したときは、将棋に縁がない人にも多少話題になりましたね。

で、今日はその7大タイトルのひとつ『棋聖戦』(産経新聞)の挑戦者決定戦です。

羽生四冠(王位、王座、棋王、王将)VS三浦八段。

現在の棋聖位のタイトル保持者は佐藤康光さんで、挑戦者決定戦の勝者と五番勝負を行ないます。


早く帰れたので、産経のWEB中継を見てたが、なんと!195手で持将棋。

プロの、まして羽生さんの持将棋なんて一生に一度見られるかどうかなのに、ラッキー(なのかなあ^^)。


※持将棋とは、双方の王様が相手陣に入り詰めることが不可能になった時、駒を点数で計算して一定の点数に両者が達していれば持将棋(引分け)。達していない方は負けとなるルールです。

※持将棋の欠点は、「王様を詰める」という将棋の大原則が、駒を取り合うことに変わってしまうことで、私はこれに代わる素晴らしいルールを思いつき、かつてヤフーの某掲示板に書きましたが、見事に黙殺されました^^

『失踪日記』 吾妻ひでお

失踪日記 失踪日記
吾妻 ひでお
(イースト・プレス)
初版:2005年3月8日 
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吾妻ひでおという漫画家をご存知だろうか?

私もリアルタイムで読んでいたのでなく、ふと読んだ『やけくそ天使』の面白さにぶっ飛び、他の本も探したものだった。

丸っこい絵とシュールな面白さが私を捕らえて離さなかった。

で、ようやくほぼリアルタイムで読めるようになった頃、なんとなく面白くなくなってきた。

その頃から心境の変化の兆しがあったのか。

そこからパッタリと本が出なくなり、書店の本棚を探してはため息をついたものだ。

漫画を描けなくなったと耳にした。

印税がガッポリ入って働く気がなくなったと。

そして、しばらくして復帰したが、面白さのカケラも無くなっていた。

どうしちゃったのだろう、と思ったものだ。


今回、実に久しぶりに本がでた。

その名も『失踪日記』。


89年秋に失踪してホームレス暮らし。

92年、再度失踪してホームレス、その後何故か勤め人暮らし。

98年、アルコール依存症で入院。

最初の失踪からすでに15年も経っていたのか。


『失踪日記』は悲惨な体験すら笑い飛ばしているようにみえるが、もっと嫌なことも多かっただろうな。

実際、ホームレス暮らしの辛さも、アル中とはどんなものかも想像つかない。


でも一言だけ吾妻さんに言いたい。

「よくぞお帰りくださいました」


【本書によるプロフィール】

北海道生まれ。上京後就職するもほどなく退社。

漫画家坂井れんたろう氏のアシスタントを務め69年にデビュー後、『ふたりと5人』『やけくそ天使』などのギャグ、『パラレル狂室』『メチル・メタフィジーク』『不条理日記』(=79年、第10回日本SF大会星雲賞コミック部門受賞)などの不条理・SF、『陽射し』『海から来た機械』などのエロティックな美少女ものなど様々な作風で各方面から絶大な支持を得る。

『ななこSOS』『オリンポスのポロン』はアニメ化された(両作品ともハヤカワ文庫で復刊)。

89年に突然失踪した後の顛末は本書をご覧ください。

入院後半のエピソードは続編にて。

『ダ・ヴィンチ』6月号を見る

考えたら『ダ・ヴィンチ』は創刊第2号から買ってるんだな。

最初の頃は結構すみずみまで読んだり、欲しい本をリストアップしてたが、最近はパラパラとめくって終わり。

読みたくなる記事がないのか?

今月の特集は「どうして今、福井晴敏の物語が必要なのか?」 ふーん


“今月のナゼ?/SF小説のナゼ・・・・?”というコーナーが眼にとまった。

いろいろと言いたいところだが、失礼になるので止めますが、

「恋愛小説よりはリアリティを感じるのはナゼ・・・?」には笑った。


『ドクター・ブラッドマネー』で気になること

ドクター・ブラッドマネー―博士の血の贖い― (創元SF文庫)

ドクター・ブラッドマネー―博士の血の贖い―
フィリップ・K・ディック

訳:佐藤 龍雄
(創元SF文庫)

初版:2005年1月21日 
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ようやく『ドクター・ブラッドマネー』(創元SF文庫)が手に入った。

書評は【手当たり次第の本棚】(kotoraさん) が詳しいので、クリックして読んでみてください(決して怪しいリンクは貼ってません)。

しかしながら、無断で貼ってもいいのだろうか?

悩む。


で、本をためつすがめつしてたら、妙なことに気がついた。

カバー裏の「P・K・ディック作品」に載っているリストの数が半減しているではないか!?


創元SF文庫のディック作品を刊行順に並べると・・・・・・

『去年を待ちながら』

*『ザップ・ガン』

*『死の迷路』

*『タイタンのゲーム・プレーヤー』

*『ジョーンズの世界』

『ヴァリス』

『聖なる侵入』

『虚空の眼』

『暗闇のスキャナー』

*『フロリクス8から来た友人』

*『いたずらの問題』

*『アルファ系衛星の氏族たち』

*『アルベマス』

*『ティモシー・アーチャーの転生』

『ライズ民間警察機構』

『あなたをつくります』

『ドクター・ブラッドマネー』


*印が今回のリストに載っていない。

版権切れ?

絶版?

再刊しない?

ディックなんぞは、どうでもいい?


今後再刊する気がないとすれば、ディックは東京創元社が思っていた以上に売れてないということか。

映画の公開に合わせてフェアもやってないようだったし、こりゃ未訳の作品を刊行してくれそうもないな。

なんだかガッカリしちゃったな。

『バルバラ異界』(3) 萩尾望都

バルバラ異界 (3)

バルバラ異界 (3) (flowers comics) 萩尾 望都
(フラワーズコミックス)
初版:2005年1月20日 
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アマゾンには表紙の画像がなかったので、セブンアンドワイから持ってきたのに、画像の横のスペースに書けない。

しかも「禁止タグ」とかで、アップできない。

なるほど、アマゾン・ウェブサービスだからアマゾンのはOKなのか・・・・・・。

だったら、ちょっと前にでた本の写真くらい貼っときなさい。

そんなにマイナーな作者でもないのに。


前作の『残酷な神が支配する』では、途中から袋小路に迷い込んでしまったかのような息苦しさがあり、正直読み続けるのが辛かったのですが、またSFに戻ってきてくれました。


しかし、『バルバラ異界』は謎が多く、登場人物も絡み合い、まだ状況を把握できてませんが、これから何が起こるのか楽しみです。

ずっとこの世界に浸っていたいところですが、意外と早く終わってしまう気配も感じられます。

願わくば、せめて10巻くらいまで。

『風果つる街』 夢枕獏

風果つる街 (角川文庫) 風果つる街
夢枕 獏
(角川文庫)
初版:2003年7月25日  
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「銀狐」

「くすぶり」
「浮熊」
「妄執の風」

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小説のジャンルでも苦手なものが多々ありまして、例えば「ヒロイック・ファンタジー」や「時代物」「伝奇もの」それに「エロス」や「バイオレンス」がメインのもの。


と言うわけで、夢枕獏の本はほとんどが上に挙げたものが多いとのイメージが私の内部に染み付き、長い間敬遠しておりましたが、これは将棋小説だというので、それならばと読んでみました。


「真剣師」という名前はご存じですか。

金を賭けて将棋を指し、それを生業にしている人ですね。

プロにも互角であったと言われていた、小池重明さんなどは有名です。

今は「真剣」で糧を得ている人はいないと思いますが。


この本は初老の真剣師を主人公にして、連作と思える短編が4編載っています。

「将棋」というマイナーなものを題材に、さらに初老の男を主人公にした小説のどこが面白いかと思われるでしょうが、いえいえとんでもない、「一読巻措くを能わず」です。


将棋を知らなくても十分に面白いことは保証します。

しかし、私が保証したところで、知らない人が「俺の顔に免じて・・・」と言っているのと同じで、なんの保証にもなりませんがね。

【P・K・ディックの新作?】

創元SF文庫で『ドクター・ブラッドマネー』が刊行されたらしい。

『あなたをつくります』から実に3年ぶり。

しかしながら、過去にでた『ブラッドマネー博士』(サンリオSF文庫・廃刊)の新訳と思われます。

たしか、未訳の長編が4編ほどあった気がするので、そちらを優先して欲しいな。

4編とも創元SF文庫の近刊予定になっていることだし。


ディックの小説は設定や内容がアホらしいものほど面白いので、いままで訳されてないということは、よほどバカげた話しか、読むに耐えない話しなのかもしれないが、そういう小説ほど読んでみたいと待ち続けているんですがね。


東京創元社様、貴社の売上に些少でありますが貢献しているつもりではおりますので、早くディックの未訳4編を刊行していただけますよう、よろしくお願いします♪