2024 優駿牝馬(予想と買い目) | 競馬解読教室

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 2024年のオークスの本命は悩みに悩んだが、◎チェルヴィニアで勝負だ!この馬の場合、唯一の問題は「調子」と「デキ」。去年のアルテミスSの頃のデキに戻れば、ステレンボッシュにも負けないハズなのだが・・・。最終判断の決め手となったのは木村調教師の共同記者会見。記者会見で「ここから(レースまでの)3日が非常に貴重になってくるし、未だ時間はタップリあるので、チェルヴィニア本来の姿を取り戻したい。」という木村調教師の思いに一票投じたくなった。現在のチェルヴィニアの調子が未だアルテミスS当時のデキには戻り切っていないことをハッキリと認めた上で、それでも「未だ時間はタップリある・・・」と結んだ言葉の裏には、「(今回はホームだし、)3日あれば、去年のデキに近づけることはできる!(ステレンボッシュを逆転できる)」という自信と決意があったように思う。その後チェルヴィニアは18日に美浦の坂路で4F65.2、ラスト16.0で最終調整を行い、木村調教師もチェルヴィニアの反応には満足であったと側聞している。この最終調整で態勢は整ったと判断したい。桜花賞⑬着でも単勝2番人気に推されているのも、ルメール騎手が他のお手馬の中からこの馬を選択したのも、関係者や競馬ファンが、このチェルヴィニアという馬の能力を高く評価していればこそ。2024年のオークスは、この馬の女王復権に賭けてみたい。

 

 相手の大本線は桜花賞馬〇ステレンボッシュと同③着馬▲ライトバックになる。今年の桜花賞の勝ち時計1.32.2(34.5=23.6=34.1:落差+0.4秒)は、2012~2024年に良馬場で行われた桜花賞のデフォルトの1.33.4(34.8=24.0=34.6:落差+0.2秒)に比べて、テンが0.3秒速く、中盤が0.4秒速く、上りが0.5秒速く、勝ち時計が1.2秒も速かった。今年の桜花賞がハイレベルだったことは間違いない。②着アスコリピチェーノがNHKマイルCで②着に好走したのも納得だ。特にライトバックはハイレベルの桜花賞で上り最速をマークした馬であり、この馬の頭まで警戒しておきたい。基本的にこの3頭の競馬だと考えているが、4番手も桜花賞④着馬×スウィープフィートになる。桜花賞だけを見ると、直線でロスが大きかったのは③着ライトバックではなく、④着スウィープフィートの方。最初はこの馬の本命も考えたのだが・・・やはり昨年から休みなく使われてキャリア7戦という戦歴がひっかかる。オークスはこの時期の牝馬にとって過酷な距離。一気に疲れがガタっときても驚けない。ゆえに4番手までとした。以下は押さえの評価になるが、スイートビーSの内容が良かった△コガネノソラ。メンバーは弱かったが、スイートピーSで見せた末脚はオークスでも通用しそうに見えるほど鮮やかだった。ゴールドシップ産駒という血統も魅力。最後の押さえが△エセルフリーダ。今年、10番人気以下の伏兵で最も期待できるのが、芝2000m勝ち(ミモザ賞)の実績を持つ2勝馬であるこの馬。桜花賞③④着馬が折り合いを欠いて惨敗する場合には、距離に不安のないこの馬が怖い。

(結果)

◎チェルヴィニア (①着 2人気)

〇ステレンボッシュ (②着 1人気)

▲ライトバック (③着 3人気)

×スウィープフィート

△コガネノソラ

△エセルフリーダ

 

 

 

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