1.少子化対策について(2)育児について ウ.産後初期における宅配による食事の制度整備について | 議員経験を社会に活かす!在宅医療・看護・介護支援で持続的なまちづくりを

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相模原市議会議員落選後から医療法人の地域連携室の立上げ・実務責任者・都内最大手訪問看護ステーション(ソフィア訪問看護)のエリア長を経て主に在宅医療・介護を支援する事業を立ち上げました。医療・介護に関わることを中心にブログを書いていきます!

1.少子化対策について(2)育児について
ウ.産後初期における宅配による食事の制度整備について

【質問】
産後初期はお母さんの体力が戻らない上に、まだ乳幼児の育児になれておらず、自分の食事を準備する余裕がありません。そのため、なかなか自分のご飯を食べられず痩せられる方も多くいると聞きます。子供に母乳をあげなければいけないこの時期は栄養にも配慮しなければいけない一方で、なかなか栄養バランスを加味した食事がとれない事を懸念してしまいます。本市では高齢者向けに宅配による食事を提供する制度がありますが、乳幼児の育児家庭にも同様のサービスを考える必要があるのではないかと考えますが、市長の考え方を伺います。

【答弁】
 宅配による食事の提供については、民間事業者によるサービスが、展開されております。
また、市社会福祉協議会や、NPO法人において産後間もない家庭の負担軽減のために買物、調理、片付けなどの家事援助サービスを実施しております。
今後も引き続き、妊娠届出時や母親父親教室等の様々な機会を捉えて、必要な方に、こうしたサービスの情報提供を行ってまいります。

【要望】
 民間のサービスを我が家でも何度か利用しましたが、値段の割には量が少ないため割高に感じました。母乳で育てている方は栄養に配慮したうえで相応の量を食べなければいけませんので、市として地域の団体や地域のお弁当屋さん等と制度を設計していくとか、助成制度を作ることなどの支援策を検討して頂くこと要望します。
 少子化に歯止めをかけるには、より多くの方々に子供を産むことによる負担以上に喜びを感じてもらえる環境・社会にしていかなければいけません。今回の一般質問を通じて、出産・育児に対する提案が少しでも前進する事を期待しております。