仕事から離れて実家帰って人生観再考 | 或る父親の日記

或る父親の日記

趣味・仕事・育児主体の中堅製造業サラリーマンの雑記帳

出張繋ぎの大型連休で仕事から十日離れた。ここまで長いのは久しぶり。

実家出て二十年近くになり、年取った両親にあって思うこと。

①人生終着は案外同じ感じかもしれない。

②健全な精神と身体が一番重要。

③日々努力は自分なりにしよう。

両親はよくも悪くもお手本。後期高齢者になるが長生きして欲しい。

 

 

  人生の終着点を想像すると。

両親は後期高齢者一歩手前。元気だけどやれることは少なくなってきたらしい。

家族で帰ると対応がしんどそう。

 

話してみて思ったのは、七十越えると、同じ終着点に収斂しそうだなぁと思った。

途中経過は色々あるけど、ある一定以上の社会地位や金銭がなければほぼ同じ。結局、”ほどほどに”が幸せ。という感じ。

・子供はいるが、近すぎず遠すぎず。

・夫婦仲は良いが、過度に依存せず。

・お金は相続で苦悩するほどはない。

・家と土地も相続で苦悩するほどない。

・実績も、自分の周り(家族・知人)に認められるほどで大きすぎない。

・社会的地位も、いつでも捨てられるし守らないといけないほどでもない。

・会社から必要とされているが(75歳で働いている)、必須ではない。

・人生で後悔はあるが、形だけでも呑み込めて笑い話にできる。

75前の両親見てるとこんな感じ。思えば自分が20前後で100歳くらいでなくなった祖母もそうだった。彼らは、

祖父母:敗戦で全て失った世代。

 ・満州引き上げ

 ・兄弟が全部戦死して大阪⇒愛媛の

  ド田舎に帰る

両親:全て失った状態なので中卒で

  働きに出る(強制)

これなのに暗くない。葛藤はあったと聞いてはいるが。。

人間。置かれてる境遇次第もあるけど、結局自分の受け取り方なんだなぁと。

 

  健全な精神と身体が重要

すべてほどほどになんだけど、気を付けることは健康だと分かった。

 

戦後団塊のすぐ下世代の両親。年齢前後にはいろんな人がいて、絶対数もむっちゃ多いので、いろんな話を聞く。

一律に健康崩すと生きてても楽しくなさそう、というのは共通している。車いすとか人工透析とか。

で、一律に彼ら世代で健康を崩すのはストレス、暴飲暴食、運動不足。が多い。もちろん運要素もあるけれど、予防に効くのは完全にこれ。

 

あとは張りのある生活をしてるかどうか。といったところ。

 

  日々努力は自分なりで。

そういう意味で無理しないって重要。ストレス多い人はボケたり暴飲暴食で健康壊してる印象。
ただし、張りのある人生を送るツールとしては仕事が一番効率が良い。達成感を得るツールとしても、趣味はお金がかかるけど仕事はお金くれる。やっぱコスパはいい。
 
社会地位やお金の追及はほどほどに、
小さいことでも手を抜かずに
やれる範囲で全力でこなして行けば、
終着点についたとき悪くない景色が見えるのが人生では?と思った。
 
これからも仕事以外もやり始めると意識しつつ、真面目に仕事はしていこうと思う。