こんにちは。
産休中のアラサーOLのケイですにっこり


今回は先日の第一子の出産の様子を振り返ってみたいと思います!


妊娠時の状況


まずはざっくり妊婦時代のことを振り返ってみます。

  • つわりは恐らく軽め(吐き気はあったけど吐くことは無かった)
  • 初期から臨月前までウテメリンを服用
  • 切迫流産・切迫早産の診断なし
  • 最終的に40w4d、約3,500グラムで出産


陣痛開始


午前3時頃腹痛で目が覚めました凝視

重めに腹を下すような感覚。強い生理痛にも近いかな。

陣痛かも?と思い間隔を測ってみたところ、10分弱間隔で陣痛が来ていました。


夜中なのでそのまま自宅ベッドで待機することに。

時間も時間だったので、体力を温存することにしました。

初産で病院が車で5分という立地だからこういう判断をしましたが、人によってお産の進みは違うので真似しないほうがいいです!


もし陣痛が来たのが日中だったらシャワーを浴びておくのがおすすめです。(経腟分娩でも帝王切開でも数日間はお風呂どころかシャワーも浴びれないので)


朝を待って病院に連絡


朝6字頃、朝の支度を始めました。と言ってもすっぴんなんですけどねにっこり


着るものは退院時にも着ると思うので、写真を撮ることを想定して脱ぎ着しやすい服の中でもキレイ目のものをチョイス。

ただし病院に行ったら即行病院着に着替えたので、退院着は荷物にしてパジャマのまま行っても良かったかもしれません。


出産後病院でも赤ちゃんのお世話をするので、爪が短いことも確認します。

このタイミングで爪を切る余裕はない場合もあると思うので、臨月に入ったら常に爪は短くしておいた方がよさそうです。


朝ご飯はジャムトーストにバナナ、ノンカフェインのカフェオレでした。

経膣分娩ならしっかり朝ご飯は食べた方がいいらしいです。

私は緊急帝王切開になったので結果的に食べないほうが正解でしたが…真顔(帝王切開は麻酔の関係で吐き気が襲ってくる)


スマホや財布などの重要物を陣痛バッグや入院バッグに加えます。


この時点で陣痛間隔は約8分。


動き回ると陣痛の間隔が狭まるので、陣痛が来たら色々用意しようという考えはあまり持たないほうが良さそうです。


7時頃病院に連絡しました。陣痛間隔は5分前後。

思ったより間隔が進むのが早いです驚き

荷物を持って病院に来るように指示があったので家を出発しました。


病院に到着


色々モタモタして7時半頃病院に到着しました。この段階で夫はいったん帰宅することに。


着いたらLDR(分娩室)に自分の足で向かいます。

事前に書いておくように言われていた書類の確認と着替えをします。思ったよりも動くことが多いです魂が抜ける


個室の希望なんかもここで確認。

私の行っていた産院は基本全室個室で、ちょっといい部屋(シャワー付)か普通の部屋(シャワー共用)か、空いていれば選べる方式でした。

シャワー付きの部屋は一日あたり+4,500円だったのでシャワー共用の部屋を選びました。

結果的に5日間の入院で2回しかシャワーを浴びなかったのでこの選択で良かったなと思いますにっこり



9時頃、痛みの強さはまだ陣痛中もギリギリ動けるくらいでお医師さんが到着しました。

内診結果子宮の開きは4センチほど。よくわからないけど助産師さんが褒めてくれました!


エコーも診てもらったら、赤ちゃんの体の角度的に帝王切開になるかもしれないとのこと。(逆子ではないけど、赤ちゃんが向かい合わせの向きになっていなかった。いわゆる回旋異常。ただしお産が進むにつれて正常な角度に戻る場合もある)


病院からの指示で一応夫には連絡するものの、この段階ではまあ何とかなるでしょと楽観視していました。


その後しばらく陣痛の合間にウロウロしながら尿検査もこなしつつ自由に過ごしました。


持参した麦茶600mlの半分くらいまで飲んでしまい、足りないかもと焦る驚き(残りはスポドリ600ml)

神戸ショコラを食べたけどもっとあっさり系にしとけばよかったと若干後悔。

飲み物は多めに持っていった方が良いし、おやつはフルーツ系のグミを選んておけば良かったなと思いました!


テニスボールで痛みを抑えるツボを探すもよく分からないまま時間が過ぎました。


あとはVoicyを聴いていつも通りを心がけました。(内容はほとんど頭に入りませんが…)



10時頃、子宮の開き5センチほど。

初産にしては結構いいペースらしく助産師さんがまた褒めてくれましたニコニコ

赤ちゃんの向きが変わっていないので、陣痛の来るタイミングに合わせて赤ちゃんの向きを変えることを試みるも不発に終わりました…(お医者さんが手を突っ込んで直接グリっと回す感じ。めちゃ痛い魂が抜ける



11時頃、方向転換に再挑戦。

この時点で陣痛は2〜3分間隔で、痛みの強さはなんとか叫ぶのを我慢できるくらい。

全力でいきみながら手を突っ込まれてゴリゴリされます。

これが一番痛かった!!


結局破水はしたものの方向転換はならず。

緊急帝王切開をすることに驚き



緊急帝王切開


帝王切開となると麻酔を入れるのでこの先の飲食は禁止になります。


尿管を入れるけどグリっとされるよりは全然痛くないです。

ちょっとチクッとする感じでした。


夫を呼んで同意書を書いてもらい、手術室に移動します。

帝王切開が決定しても陣痛は止まらずやってくるのでなんとか耐えつつ車椅子で移動しました。


手術開始は11時40分くらいだったかな?

手術台に乗せてもらい、麻酔をかけていきます。

麻酔の注射は背中に打ちます。

針を刺されるのよりも刺すための体制作り(背中を丸める)の方がキツかったです!

お腹が痛いのにお腹をぎゅっとしながら背中を丸めます無気力


麻酔は腰から下の部分麻酔でした。

麻酔を打ったら両手は手術台に固定されます。

出産で一番怖かったのはここですね。

もし麻酔が効いてなかったらどうしようとか思いましたが、そんな事はありませんでしたにっこり


手術開始から赤ちゃんとのご対面までの所要は約10分!かなりスピーディです。

約3,500gの元気な男の子でした!


バースプランに書いたカンガルーケアもそこそこに縫合を受けます。

この間に赤ちゃんは夫と初対面していたようです。

縫合は大体30〜40分くらいかな?途中吐き気と寒気を感じつつ、だんだん眠くなります(寝ちゃだめと思って一応起きてた)。

吐き気止めを途中点滴してもらったのか、若干マシになりました。でも1回軽く吐きました。

さっき食べたチョコの味がしたような…オエー


計画的な帝王切開は前日夜から絶食らしいですね。

そう考えるとあれだけ食べて被害は少なめでした。

つわりでも吐かなかったので吐き気には強い方なのかもしれません。


術後は下半身が動かないので紙パンツや服を着せてもらい(手術中は全裸)ストレッチャーに乗せてもらって、要介護の寝たきり老人の気分になりました。

介護される気分って複雑ですね。

今回は一時的だから申し訳ないけど仕方ないなって思えましたが、自分が老いたらこの状態が慢性化するんですよね。

そう思うと老後が怖くなりました。

身体が動かなくなっても医療や介護してくれる人の力で生き長らえる事ができる。
でもそれって幸せなんでしょうか?健康寿命を大事にしたいと思いました。ピンピンコロリで逝きたいですね昇天

浮腫んだ脚がちらっと目に入ったけど、青白くて太くて死体かな?って見た目で怖かったです(死体を見たことはありませんが)


術後のあれこれ


いろんな事を考えつつ、入院する個室へ移動しました。


ベッドに寝かされ点滴交換、血圧・体温を計測。

血圧も体温も元気な時と比べてかなり低かったです。


まずは夫と合流。

感謝の言葉もそこそこに、スマホの充電器の体制を整えてもらいました。(手術を受けたその日は動けないのでめっちゃ大事!!)

エアコンとテレビのリモコンも近くに置いて貰う。


子供と合流したら初の家族写真タイムですニコニコ

と言ってもスッピンなのでそんな良い画は撮れないんですけどね。臨場感が大事!


このタイミングで親戚への報告方法を確認しました。

私の実家へは私から直接、夫の実家や親戚には夫から連絡してもらうことにしました。


だんだん喉が乾いてきましたが、帝王切開後は翌日腸の動きがある程度回復するまで何も口にすることが出来ません煽り

点滴をしてもらっているので脱水状態にはなりませんが、結構辛かったです。


手術開始から2時間ほどで腹部が痛くなってきます。

位置的に子宮が収縮する後陣痛だと思うのですが、結構強烈です驚き


ちょうど面会時間が終わるので、夫と赤ちゃんとは一旦さようなら。


入れ替わりで血圧等の確認をしてくれた看護師さんに1度鎮痛剤を使うと次は8時間空ける必要があると言われ、まだ使いどきじゃないと判断して我慢しました。

今思えば別に我慢しなくても良かった気もします。(早く使ったら次も早く使えるし!)


動けないし他にすることが無いので実家への報告をしました。祖父母や兄弟への報告も親に任せることに。(お産で気力を使い果たした)


手術開始から3時間経過して、いよいよお腹の痛みがひどくなってきたので鎮痛剤(座薬)を使って貰いました。


若干麻酔が切れてきましたが、座薬ぐらいなら痛くもなんともありませんにっこり

ここまで来るともはや恥ずかしさもありません!


鎮痛剤を使って30分くらいするとかなり痛みも引いてきました。

痛みがましなうちに寝返りを打って腰痛を防止します。(起き上がるのは翌日まで控えてくださいとのこと。そもそも痛くて起き上がれないけど)

長らく仰向けで寝てなかったので、仰向けよりも横向きの方が落ち着いて寝られます。


8時間経ったらまた鎮痛剤を使います。

効いてきた頃に初めての授乳です。

起き上がれないので添い乳ですね。

あんまり飲まない、というかまだ母乳は出てなかったんじゃないかなと思います。

だけど吸ってもらってるうちに徐々に出るようになるらしいので、出ようが出まいがとりあえず吸ってもらうことが大事みたいです!

30分くらい一緒にいましたが、その後赤ちゃんはナースステーションに移動していきました。



もう深夜だったので寝ることにしました。

手術後だからか眠くはありませんでしたが、目を閉じたら細切れで眠れました。

睡眠時間は6時間弱くらいだったかな。

荷物に一切手が届かないので、スマホと充電器が手に届く範囲に配置できていて良かったです!


翌日以降


翌朝尿管カテーテルを抜いてもらいます。

前日の出産で間隔が麻痺しているのかそんなに痛くないですにっこり


術後おならが出ていれば口から水を飲んで良いとのこと。

点滴されてるから脱水症状にはなってないけど、やっとのどの乾きから開放される!


朝から早速起き上がる訓練を早速始めていきます。

鎮痛剤が効いてるおかげか、わりとすんなり起き上がれました。

そのまま歩行してトイレに向かいます。

個室にはトイレが付いているので往復でも5メートルほどですが、痛すぎて動きがゆっくりになるので行って帰ってくるのにトータル10分くらいかかります驚き

尿管が抜いてあるから今後はトイレに行きたくなったら自分で行かないといけません。

ギリギリまで我慢したり、鎮痛剤の切れそうなタイミングでのトイレは避けたほうが良さそうです。


その後授乳練習が始まります。

傷は痛いし疲れも取れておらず体力的にもしんどいのですが、母乳を出すためには産後すぐが重要とのことで、なんとか頑張ります魂が抜ける

赤ちゃんはずっと眠そうで、あまり吸えていないようでした…。

2〜3時間おきの授乳が理想ということですが、到底無理だったので半分くらいは勘弁してもらうことに驚き

赤ちゃんに吸わせるのは無理でも乳頭マッサージだけはしておくように言われたので横になりながらマッサージだけはしていました。


授乳練習をしつつ、タイミングが合えばオムツ交換の練習もします。

新生児の小さい脚でも思ったより強い力でバタバタするので苦戦しながらオムツを交換。

身体はズタボロですが授乳もオムツ交換も退院したら自力でやらないといけないのでなんとか気力を振り絞り挑戦します驚き


出産は出産でキツかったですが、この怒涛の練習も別のキツさがあります。

例えるなら出産は短距離走、練習は長距離走みたいな。

退院してもお世話は続くので子育てはフルマラソンかな?(走ったことはないけど)


子どもの転院


いよいよ今日から母子同室!といった日の朝、早速お世話をしていたら赤ちゃんの右腕が不思議な動きをしていました。

2秒おきくらいに右腕だけがビクッと動くんですよね。

何だろう?と思いつつ本人は至って普通にミルクを飲んだりしていたので、あまり気にせず軽く助産師さんに報告しました。

お医者さんにちょっと診てもらったところ、さらに念のため総合病院に入院して検査をしてもらうことに…驚き

ちょっとこの先は話が長くなりそうなので、続きは別の記事で話すことにしていったんここで区切ります。


出産を終えて


出産から2週間以上経って当時のメモをもとにこの記事を書いてみました。


たった2週間でしたが、もうすでに忘れた事が多くて驚きます。

出産の2週間前はいつ陣痛が来るかずっとソワソワしていたのに爆笑

案ずるより産むが易しとはまさにこの事ですねにっこり


子供の転院についてちょっと不穏な感じで終わっていますが、次の更新まで日が空くと悪いのでちょっと補足しますね。

総合病院での検査の結果新生児の一時的な症状だろうということで薬を処方してもらい、4月1日に退院が決まりました!

これからは育児でドタバタの日々が始まりますが、夫と二人でなんとか乗り越えていきたいと思いますニコニコ



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