第14回全日本マラソンランキング2017年度版「月刊ランナーズ7月号」 | S blog  -えすぶろ-

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-人は年をとるから走るのをやめるのではない、走るのをやめるから年をとるのだ- 『BORN TO RUN』より
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「月刊ランナーズ7月号」の付録「全日本マラソンランキング」これが毎年とても楽しみで、今年も発売日の今日、早速買って読みました。

マラソン完走者数、年代・男女・タイム・都道府県別の図や表等の様々な統計数字を知ることができます。

例えば昨年度の完走者数は369,810人、2004年には78,776人だったので4.7倍に増えたとか、全完走者の「中間タイム=ちょうど真ん中の平均的なタイム」は男子4:36:57・女子5:05:02、サブ4達成者は男子上位28.5%・女子上位11.8%、都道府県別完走者数人口比トップは徳島県で1.09%等々・・・

こういった詳細な集計が色々と出ていてとても面白いです。

 

そして、我々市民ランナーの憧れ「年齢別トップ100ランキング」。各年齢(男女別)ごとにタイムがトップ100位に入ると、ここに名前とタイムを掲載してもらえます。ちなみに私は51歳男子6856人中1926位。。。

51歳男子1位は2:30:02、100位は2:59:27で、サブ3じゃないとランクインできないという物凄いハイレベル!私がランクインを狙えるのはきっと70代になってからでしょう(笑)

ランネットのHPでは100位以下でも自分のランキングが調べられて記録証も出せます。↓

https://runnet.jp/runtes/ranking/

 

毎年この全日本マラソンランキングを読んで思うのは、

人類は「速く」ではなく「長く」走り続けられる能力を進化させた動物

だということ。

それは年齢別中間タイムの統計表を見ると気付くのですが、実は20代と60代はほぼ同じであり、中間タイムが一番速いのは40代~50代前半だという数字が物語っていて、「速く」ではなく「長く」走ることは、年齢を重ねても衰えない人間に本来備わった能力なのだと感じることができます。

私たち現人類の祖先はこの速くはないけど長くなら走り続けられるという特殊な能力を駆使して、動物を延々と(ちょうどマラソンと同じように時には4時間も5時間も)追いまわして走り続けさせ、弱って動けなくなるまで追い込む「追跡猟」を行っていたという仮説もあります。

関連記事↓

BORN TO RUN -走るために生まれた- ①人類の体は長距離走用に進化した

走るために生まれたと思わないとしたら、あなたは歴史を否定しているだけではすまない。あなたという人間を否定しているのです。
『BORN TO RUN』より

 

さて、年齢別順位ですが、81歳に男女ともダントツにすごい方がいらっしゃいます。

女子は中野陽子さん、70歳でマラソンを始め、初マラソンは71歳!でホノルルマラソン、マラソン歴「たったの」10年・・・

東京マラソン2017では、4:11:45の80〜84歳の部世界新記録を樹立してしまったという凄い方。マスターズでは世界のトップアスリート!

「何事もやったもん勝ち」

「何かを始めるのに遅過ぎることなど無い」

ということを身を持って示して下さっているレジェンドです。

 

女子81歳1位 4:30:26 中野陽子さん

 

男子は小口親司さん、小口さんもランニングは60歳から始めたそうで「まだ」ラン歴21年程。80代にしてサブ4継続中、85歳以上の世界記録3:56:38の更新を狙ってトレーニングに励んでいるそうです。ものすごい80代。。。

 

男子81歳1位 3:44:47 小口親司さん

 

人は年をとるから走るのをやめるのではない、

走るのをやめるから年をとるのだ 

『BORN TO RUN』より

※ディップシー・トレイルレース(スタート直後、絶壁面に設けられた671段の階段を上がってから、森の奥へ走りだすという過酷なトレラン・レース)に出場し続け、他のランナー達から「ディップシーの鬼(ディーモン)」と呼ばれていた男ジャック・カーク96歳!の言葉

 

生きている間はずっと、80代・90代になっても颯爽と走り続けていたい・・・あらためて、そう強く思いました。

 

私の今回のランキングはこちら(前回の1181位から大きく後退。。。)

 

こちらはハーフマラソンのランキングです