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6/11の脱原発アクション

さいきん、本当に腹の立つニュースが多くて更新する気が起こりませんでした。というか、結局原発の話に戻っています・・・。
とりあえず転送&皆さまご協力をお願いします(外国人でも賛同できます!!)

☆6.11 脱原発100万人アクション
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<呼びかけ文>
6月11日は、福島原発震災から3ヶ月。今なお放射能の放出は続いています。私たちは、人や自然を傷つける電気はいりません。
全国各地域の人々とともに、6月11日に脱原発を求める100万人アクションを呼びかけます。6月11日は、声をあげましょう! 今こそ、脱原発へ!!
このシンプルな呼びかけに賛同する団体、個人が日本各地、世界各国で連帯していっせいに声を上げ、マスコミが無視できないほどの大人数で、「脱原発」「自然エネルギーへのシフト」を訴えます。  http://nonukes.jp/ <お願い>
1.賛同団体・賛同個人に加わってください
  http://nonukes.jp/wordpress/?page_id=29   より、ネット上で登録できます。
2.情報の拡散にご協力ください。
  賛同だけで何万人もの人が集うことになれば、大きな圧力になります。
  口コミで、メールで、お知り合いの方にどんどん広めてください。
3.重要!
  可能な方は、日本各地でデモ・パレード・集会を企画してください。
  またはお近くの企画に参加・協働してください。
  もし企画が決まったら、ウェブサイトから登録してください。(準備中)

各地のアクション情報を、ウェブサイトに掲載していきます。
6月11日(または12日)、各地で脱原発の声をあげましょう!

仙台

4月末に4泊5日で仙台へボランティアに行ってきました(独身万歳! 無職万歳!って・・・)。こちら が寝場所付きで受け入れてくれました。多謝。
夜行バスに耐えられる自信がなかったので1日移動で費やしましたが、何か自分にできることを・・・と焦燥(?)していた自分の気持ちを少し整理できた気がします。

グリーン・ワーホリinドイツ

グリーン・ワーホリinドイツ

作業としては、若林区で床下や庭の泥かきをしました(写真はないです)

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↑瓦礫の中で咲いていた水仙。健気に春を告げる、と言いたいところだけど、なんか「バカみたいに咲いている」と感じたのが正直なところ。瓦礫に花、という違和感がどうにも消えなかった。

「違和感」、そう、妙な違和感がずっと消えないんですよね・・・。

最初仙台駅に降りたとき、非常にビックリしました。あまりに様子が普通だったので。

ここは本当に被災地か? 自分が来た意味はあるのか?と、大荷物+寝袋を抱えた小汚い格好(いつものこと)で歩きながら、すれ違う人々を眺めていました。
グリーン・ワーホリinドイツ

なぜこうも普通に通勤・通学しているんだろう、この人たちがボランティアをすれば、他県の人の手は不要なのでは?などという考えもちらっと頭をよぎりました。
実際、市内から通いでボランティアワークをされている人と話をしたところ、「遠いところから大勢の方が来てくれているのに、自分は(仕事と掛け持ちで)これぐらいしか出来なくて、何だか申し訳ない」と。

いえいえいえいえ、こちらこそ本当に申し訳ない。誰もが私のように時間があって責任のない立場である訳がない。「震災前からやっていたことを継続しよう」と香山リカさん もおっしゃってます(書かれていることがこの頃恐ろしいほど腑に落ちる)。
仙台市の「中心部」が普通であることに、難癖をつける権利など私にあるわけもなく(被害を受けた建物もあるし、断水・停電もあったし)

しっかし、どうしてもこの「違和感」が消せない。
しかもそれは東京に戻ったとき、土曜の深夜の新宿駅に出歩く人々の多さに閉口した時に更に大きくなりました。
なんでこうも世界が違うんだろう、というような。
もしかしたら貧困国や戦争地帯に出向くジャーナリストなどはこういう感情を度々抱くのかもな、と思ってみたり。

この違和感を取り除くためには、また仙台に行って復興した姿を見るしかない、と思います。いずれにせよ日本に戻ったら、また微力を提供したいです。

そして今年は楽天イーグルスを応援しようかと思います。

子どもに「年20ミリシーベルト」撤回を求めるオンライン署名

気づいたら・・・4月の更新回数が3回でした。ずっと忙しかったような気もしますが、それより、ネットを見る時間が震災後に異常に増えたためでしょう。


精神科医の香山リカさんが「共感疲労 」について書かれています(ネタは知人のツイートから拾いました)。私の場合は全く大したモノじゃないんですが、これにあてはまってげっそりしている人も多くいると思うので、ぜひ読んでみて欲しいです。


さてさて、4泊5日で仙台にて復興ボランティアをしてきました。本来ならその報告なんですが、明後日に出国を控えていて余裕がなく、でもとりあえず更新したいので、表題についてコピペします。



■子どもに「年20ミリシーベルト」撤回を求めるオンライン署名募集中

(国際環境NGO FoE Japan ニュースマガジン より転載)

-----(以下、転送歓迎)

【緊急声明と要請】
子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求するオンライン署名募集中です。

最終締切:2011年4月30日(土)23:00
ぜひご参加ください。
http://blog.canpan.info/foejapan/daily/201104/23

英語版はこちら。
Urgent Petition Against 2020millisieverts per year Radiation Exposure onto
Children in Fukushima
http://blog.canpan.info/foejapan/daily/201104/24

=======以下声明&要請文
呼びかけ団体:グリーン・アクション、グリーンピース・ジャパン、原子力資料情報室、福島老朽原発を考える会、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会、国際環境NGO FoE Japan

【緊急声明と要請】
子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求する

4月19日、文部科学省は、学校等の校舎・校庭等の利用判断における放射線量の目安として、年20ミリシーベルトという基準を、福島県教育委員会や関係機関に通知した。この年20ミリシーベルトは、屋外で3.8マイクロシーベルト/時に相当すると政府は示している。

3.8マイクロシーベルト/時は、労働基準法で18歳未満の作業を禁止している「放射線管理区域」(0.6マイクロシーベルト/時以上)の約6倍に相当する線量を子どもに強要する、きわめて非人道的な決定であり、私たちは強くこれに抗議する。

年20ミリシーベルトは、原発労働者が白血病を発症し労災認定を受けている線量に匹敵する。また、ドイツの原発労働者に適用される最大線量に相当する。さらにこの基準は、大人よりはるかに高い子どもの感受性を考慮にいれておらず、また、内部被曝を考慮していない。

現在、福島県によって県内の小・中学校等において実施された放射線モニタリングによれば、「放射線管理区域」(0.6マイクロシーベルト/時以上)に相当する学校が75%以上存在する。さらに「個別被ばく管理区域」(2.3マイクロシーベルト/時以上)に相当する学校が約20%も存在し、きわめて危険な状況にある。

今回、日本政府が示した数値は、この危険な状況を子どもに強要するとともに、子どもの被曝量をおさえようという学校側の自主的な防護措置を妨げることにもなる。

文科省は、20ミリシーベルトは、国際放射線防護委員会(ICRP)勧告Pub.109およびICRP3月21日付声明の「非常事態収束後」の基準、参考レベルの1-20ミリシーベルトに基づくとしているが、その上限を採用することとなる。

21日現在、日本政府からは、本基準の決定プロセスに関しては、何一つ具体的な情報が開示されていない。また、子どもの感受性や内部被曝が考慮されなかった理由も説明されていない。文科省、原子力安全委員会において、どのような協議が行われたのかは不明であり、極めてあいまいな状況にある(注)。

私たちは、日本政府に対して、下記を要求する。
・子どもに対する「年20ミリシーベルト」という基準を撤回すること
・子どもに対する「20ミリシーベルト」という基準で安全とした専門家の氏名を公表すること

(注)4月21日の政府交渉で、原子力安全委員会は正式な会議を開かずに、子どもに年20ミリシーベルトを適用することを「差支えなし」としたことが明らかになった。また、4月22日、5人の原子力安全委員の意見とりまとめについて議事録は無かったと、福島瑞穂議員事務所に回答している。

(参考)
4月21日付ドイツシュピーゲル誌の20ミリシーベルト設定に関する記事(「文部科学省、子どもたちに対してドイツの原発労働者と同様の被爆限度基準を設定」)より、専門家のコメント
エドムント・レンクフェルダー(オットーハーグ放射線研究所)
「明らかにがん発症の確率が高まる。基準設定により政府は法的には責任を逃れるが、道徳的には全くそうではない。」