仙台 | グリーン・ワーホリinドイツ

仙台

4月末に4泊5日で仙台へボランティアに行ってきました(独身万歳! 無職万歳!って・・・)。こちら が寝場所付きで受け入れてくれました。多謝。
夜行バスに耐えられる自信がなかったので1日移動で費やしましたが、何か自分にできることを・・・と焦燥(?)していた自分の気持ちを少し整理できた気がします。

グリーン・ワーホリinドイツ

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作業としては、若林区で床下や庭の泥かきをしました(写真はないです)

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↑瓦礫の中で咲いていた水仙。健気に春を告げる、と言いたいところだけど、なんか「バカみたいに咲いている」と感じたのが正直なところ。瓦礫に花、という違和感がどうにも消えなかった。

「違和感」、そう、妙な違和感がずっと消えないんですよね・・・。

最初仙台駅に降りたとき、非常にビックリしました。あまりに様子が普通だったので。

ここは本当に被災地か? 自分が来た意味はあるのか?と、大荷物+寝袋を抱えた小汚い格好(いつものこと)で歩きながら、すれ違う人々を眺めていました。
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なぜこうも普通に通勤・通学しているんだろう、この人たちがボランティアをすれば、他県の人の手は不要なのでは?などという考えもちらっと頭をよぎりました。
実際、市内から通いでボランティアワークをされている人と話をしたところ、「遠いところから大勢の方が来てくれているのに、自分は(仕事と掛け持ちで)これぐらいしか出来なくて、何だか申し訳ない」と。

いえいえいえいえ、こちらこそ本当に申し訳ない。誰もが私のように時間があって責任のない立場である訳がない。「震災前からやっていたことを継続しよう」と香山リカさん もおっしゃってます(書かれていることがこの頃恐ろしいほど腑に落ちる)。
仙台市の「中心部」が普通であることに、難癖をつける権利など私にあるわけもなく(被害を受けた建物もあるし、断水・停電もあったし)

しっかし、どうしてもこの「違和感」が消せない。
しかもそれは東京に戻ったとき、土曜の深夜の新宿駅に出歩く人々の多さに閉口した時に更に大きくなりました。
なんでこうも世界が違うんだろう、というような。
もしかしたら貧困国や戦争地帯に出向くジャーナリストなどはこういう感情を度々抱くのかもな、と思ってみたり。

この違和感を取り除くためには、また仙台に行って復興した姿を見るしかない、と思います。いずれにせよ日本に戻ったら、また微力を提供したいです。

そして今年は楽天イーグルスを応援しようかと思います。