東日本大震災から一年が過ぎ、すでに13回の11246のお祈りを重ねてきました。
この一年という時間は、被災した街々、人々にとって、そう長くもないものでした。
けれどもその一方で、マスメディアはじめ、“外の人々”の目、関心が離れつつあるという現状がここにあります。
残念ながらワークの現場でも、その“風化”を痛感させられることがあります。
それは、“中にいる人々”、つまり、世に謂うところの“被災者”自身が、現に“風化”を感じてしまっているということです。
そして、その“風化”を受け入れてしまっているところがあるのです。
というのも、“自分たちは忘れ去られてしまうんだ”、そんなあきらめにも似たような虚しさがあるからなのです。
そこで、支援センターでは、一度限りでは終わらない“何か”を作りたいと考えました。
もちろん、毎日のワークが、少しずつではあるけれども、かの地に暮らす人びとを助けていることは自信を持ってよいでしょう。
また、わたしたちの働きは、教会関係はじめ、多くの献金、献品によって支えられています。
けれども今、もっとも必要とされているものは、“その街、その地域に根ざした、通年行事を取り戻す”ことなのです。
かりに、もともとそういったものがなかった、あるいは廃れてしまっていたというならば、その地に暮らす人々とともに、新しく創造すればいいのです。
そして今回、企画しましたのが、仙台の伝統舞踊である、“
すずめ踊り”なのです。
2012年5月4日(金)に日程を設定しました。
笹屋敷に集い、笹屋敷の人々と出会い、踊り、共に喜ぶことがこの日のボランティアワークとなります。
はるばると、遠方からお集まり頂くには、貴重なお時間と、お金、そして多くの人々の送り出しが必要なことでしょう。
けれども、お集まりくださったお一人おひとりのその笑顔が、笹屋敷に暮らす方々、また、自宅を失って未だに避難生活を余儀なくされている方々を勇気づけることでしょう。
当日、行きたいけれども行けないという方がたくさんおられることを存じ上げています。
そんな方がたが、せめて想いだけでも届けられる方法を考えました。
それは、笹屋敷でこのようなお祭りを開催することができることを“
共に喜ぶ”ことです。
支援センターでは、USTREAMを用いて、当日の模様をライブ配信する予定です。現在のところ、11:50~14:30までの予定です。
詳細は追ってお知らせいたします。
そしてもうひとつは、下のような
メッセージカードを募ります。

写真と、メッセージを送って下さい。
それを、
メッセージカードにして、当日、会場に掲示させていただきます。すると、ボランティアワーカーさんも、また、お越し下さった方にもご覧いただけるでしょう。
あて先は、tohoku.uccj.volunteer@gmail.com まで。
二年目に入り、支援センターのスタッフ体制も一変しました。
同時に、新しい支援の仕方の模索が求められています。
ニーズを先読みするのではなく、スタッフ、ワーカー一人ひとりの豊かな想像力と多くの仲間とのその共有に命運がかかっています。
支援センタースタッフ
堀田暢