真実(しんじつ) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

真実8☆金子誠
 今日の言葉は、真実(しんじつ)です。

 最近話題の小説に「永久のゼロ」(著者:百田尚樹氏)という作品があります。私は未だ読んでいませんが、第二次大戦中のゼロ戦が登場することは容易に想像がつきますが、私の記憶では、戦後から現代まで日本国民が背負ってきた自虐史観を軌道修正させるような内容ではないかと。感想は本書を読んでからにしたいと思いますが、いずれにしても歴史は、その転換点の時点で強い立場にあったものに都合の良いように書き換えられる、強い言葉でいえば捏造される。戦後68年。わが国は、自虐史観という重い荷をそろそろ肩から下ろし、本当の歴史的事実(じじつ)に覚醒すべき時期に来ているのかもしれません。人によっては右翼と批判する事もありますが、萎縮していた日本人の心を目覚めさせようとする力強いリーダーの、久々の誕生。安倍総理大臣。日本の未来のために、私達も、同氏の舵取りを見つめながら、いうべき事は言わせていただいて、明るい未来を期待したい。

 さて、事実(じじつ)ですが、事(じ)には、ことがら、人の行為、奉仕するetc.の意味があります。実(じつ)には、中身が備わる、まごころ、まこと、ほんとうetc.の意味があります。事実(じじつ)とは、人の行った行為の本当の姿を現すものです。

いくさトリ印
 最近のわが国を巡る国際情勢は、領土問題を巡って、中国(尖閣問題)、韓国(竹島問題)、ロシア(北方領土)などいろいろな動きがありますが、この話がでるたびに、相手国からは戦後秩序という言葉が発せられます。戦後秩序は、戦勝国にとって都合のよい秩序です。戦後68年、日本は第二次対戦の敗戦国として、関係国に十二分の賠償も謝罪もし、その後の経済復興もあり、国連分担金でも世界二位の貢献をしています。敗戦国の姿から、普通の経済大国の姿に変身し、世界平和のために大きな貢献をしています。もはや戦後は終わった。これが、中国・韓国以外の国々の一般的な認識でしょう。これからの外交は、これら近隣二国との交流ができれば、時代が大きく変化していることを、理解してもらうこと、これが最大の課題ではないかと感じているこのごろです。