時空(じくう) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

時計白
 今日は、時空(じくう)という言葉です。

 実は、今日、ほぼ35年ぶりくらいになるでしょうか。大学時代の某先輩からFacebookにメッセージが入っているのに気がつき、慌てて返信をしたところですが、Facebookでは友達でつながっていないと、メッセージを送っても受診箱というところにスパムメールなどの扱いで放り込まれてしまうようです。そのため、2ヶ月も気づかないまま・・。その方の友達リストを拝見すると、私が心から尊敬する先輩のお一方の名前が。現在は、オーストラリアのブリスベーンというところに移住され、連絡をとるのもやはり35年ぶりくらいになります。この方とは、何とか友達リクエストに返信をして頂いて、早速、ご連絡をさせていただいたところです。今の時代は、SNSのお陰で、時空(じくう)を超えた繋がりを持つことができます。凄い!

 さて、時空(じくう)ですが、時(じ)とは、月日の移り行き、その頃、時々、繰り返しetc.の意味となります。また、空(くう)とは、大地の上方、空中、何も無い、からにする。また、仏教では、因縁の作った仮の相で、実体が無い事を意味するそうです。時空(じくう)とは、月日の移り行きの中で、過去を振り返っても無限の空間が広がっている・・・そんな事をイメージさせます。簡単に言えば、時空とは、時間と空間のことです。

過去未来
 時空(じくう)を飛び回ることができれば、どんなに楽しいか。時空を飛び回る機械と言えば、タイムマシンが思い浮かびますが、私も決して若返ることは望まないが、10年前、20年前、30年前の過去の時代に戻ることができれば、いったい自分は、どういう人間だったのか、今の自分の目で確かめてみたい・・そんな欲求は、常にありますね。皆さんは、どうですか?