旧交(きゅうこう) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

あて;
 今日は、旧交(きゅうこう)という言葉です。

 人は、その人生の歩みの中で、様々な形で、様々な人達と会い、又分かれることになります。今のような時代の出会いは、そのきっかけが現実の世界のみならず、バーチャルなインターネットを通じてということもあろうかと思います。・・が、人と人とのリアルな出会いは、現実の世界です。私も随分と、たくさんの人達と出会い、又別れも経験してきました。かって、いろいろな交流があった方々と、何かのきっかけで再会できたときには、とても嬉しいものです。そこから、再び交流が始まり、旧交(きゅうこう)を温めることになります。

 さて、旧交(きゅうこう)です。旧(きゅう)とは、前からある、久しい、昔、昔からのなじみ、過去のものとなっている等の意味となります。交(こう)とは、やりとりする、まじりあう、つきあう、かわるがわる等の意味となります。旧交(きゅうこう)とは、長いあいだ切れていた昔からの関係が再びつながること。

はーとにこ太郎^^
 私もいろいろな分野の方々と交流がありますが、今までの職場の関係で、経営者の方々との交流が比較的多いでしょうか。ただ、仕事や利害得失とは一切関係のないところでの話です。今週末も、そういったことで、某氏の還暦祝いのゴルフやその後のパーティに参加して、旧交を温めることにしています。人は一人では生きてはいけない。良き家族、良き仲間、良き友人などとの良い関係の上に、生かされている。感謝です。