日課(にっか) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

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 今日の言葉は、日課(にっか)です。

 最近の私の日課は、決まった時間に起床、食事。そして、決まった時間に家を出て勤務先に向かう。これからが、忙しい。通勤電車の中でほぼ1時間。先ずは、日経に目を通し、気になった記事や社説などはスマートフォンでスキャンしてデータベース化、場合によったら、TwitterやFacebookに投稿。時間があれば、マスターをしたいと考えているアプリの学習、昨日自宅に持ち帰った書類に目を通すetc.・・そうこうしているうちに、勤務地の一つ手前の駅に到着。それから一駅、健康のためにと徒歩で約15分。これが、私の一日の始まりです。やろうと決めてしまうと結構忙しいが、一日の試運転としては、まずまずかな~と感じています。

 さて、日課(にっか)です。英語では、ルーティンとも言います。ルーティーンワークというと、日常的に決まっている作業・業務を意味する言葉。日本語の日課(にっか)には、他に何か別のニュアンスがあるのか?日(にち)とは、太陽、朝から晩まで、あるいは「日本」の略でもあります。課(か)とは、仕事などを割り当てる、なすべき仕事の割り当て等を意味します。日課(にっか)とは、割り当てられた仕事の事を意味するようです。ルーティーンワークと日課の意味は、微妙にずれがありますが、ほぼ同義語だと思います。

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 日課・ルーティンを、ただ単に、日常的に決まっている作業や業務と思ってしまうと、刺激のないつまらない時間のように思えてしまいますが、試運転、準備運動と考えれば、その良し悪しが、一日のリズムを作ることになりますので、私にとっても、皆さんにとっても、結構大切な時間ではないでしょうか。