錯覚(さっかく) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

困り顔は?
 今日の言葉は、錯覚(さっかく)です。

 菅さんは、いったいつまで総理の座にしがみついているのでしょうか。しかみつけば、つくほどに、国民の心は離れていき、政治生命も短くなるような気がします。不人気の極み。もしかすると、今度の衆議院選挙では、落選という結果も想定できるほどの不人気さであることを、ご本人は自覚されているのでしょうか。既に退陣表明をしている総理が、いつまでもその座にしがみつき、言わなくともよい、中長期的な政策まで口にする。何をかいわんや・・と、政財界の重鎮も、国民も皆なそう感じています。いくら頑張っても、支持は戻らず。小泉さんのような国民的人気のあった政治家ではないことを、十分自覚すべし。錯覚は、自分を追い詰めるだけ。

 さて、錯覚(さっかく)の意味です。錯(さっ)とは、まじる、混乱する、入り混じって間違う、乱れる、等。今の、菅総理の姿そのものですね。次に、覚(かく)の意味ですが、感知する、おぼえる、はっきりする、さとる、目がさめる、といった事になります。錯覚(さっかく)とは、悟ることなく混乱する事。混乱していることに気がつかない様子。

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 お遍路さんにでて、自分を見つめなおしてみようとした当時の菅さんの姿を思い出してみたらよいでしょう。若干パフォーマンスがあったにしても、今の姿よりもはるかに、自分の事が見えていたように感じます。菅さん、もう一度、あのときの自分を思い出してみたらよいですね