環境(かんきょう) | 二文字熟語

二文字熟語

漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

ドキドキ仮・見本 今日の言葉は、環境(かんきょう)です。


 地球温暖化問題が世界中で論じられるようになってから、環境(かんきょう)という言葉を目にすることが多くなりました。中でも、環境配慮(かんきょうはいりょ)という言葉が、より多く目に 入って来ます。食料品や飲料等を入れた容器にはPETボトル、プラスチック、紙、ガラス等いろいろな素材が使われていますが、環境負荷をできるだけ少なくするために容器を薄肉化するなど様々な環境配慮設計が行われています。また、環境配慮型都市(スマートコミュニティ)なる言葉も目にします。これは、政府が打ち出したアイディアで、公害など環境問題の解決を目指して、最先端技術を使って街全体の省エネを進める都市のことを指しています。今年のキーワードの一つは環境、とりわけ一歩進めて、”環境配慮”という言葉が重要なキーワードの一つになるような気がします。


 さて、環境(かんきょう)という言葉です。環(かん)の文字の意味は、輪の形、回り回ること、めぐる、囲む等となります。また、境(きょう)は、仕切られた地域、有様、状態の意味となります。環境(かんきょう)とは、その文字から意味を理解しようとすれば、仕切で囲まれた限られた地域・・といったことになりそうです。国語辞典をひもとくと、環境とは、”人間または生物を取り巻く回りの状況”ということです。


ラブラブみのー。

 この地球は、広い宇宙の中でも、生命体をはぐくむ奇跡とも言える存在です。地球温暖化問題等を放置することは、地球自体の破壊を意味します。ある学者先生は、エコの嘘なる主張をし、いわゆるエコ活動や省エネの活動を否定しているようですが、私は、”エコの嘘”なる詭弁こそ、この地球を破壊するエゴだと感じていますが、どうでしょう。いずれにしても、地球環境を守る環境保全のエコ活動は、私達一人一人の日常生活の中でも、様々なことを実践できます。毎日の生活の中で出来るエコ活動を探して、実践して行きましょう。