0007 ケアレスミスは防止できるか | パピルスから電子文書へ

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文書名 ケアレスミスは防止できるか
文書番号 0007
作成日 2013/08/14
ジャンル 税理士試験

ケアレスミスはなくすることはできない。しかし、トレーニングによって減らすことはできる。

  慎重にゆっくりとやればケアレスミスを防止できるのではという考えもある。しかし、限られた時間内で問題を解答することが要求されるのだから、それなりのスピードが要求される。

  ケアレスミスをするのは気が緩んでいるからだという人がいる。確かに、そういう側面もあるだろう。しかし、ケアレスミスの原因を単なる気の緩みとしてしまうと、その対策は、ケアレスミスをしないように気を引き締めるということになってしまう。風邪を引くのは気が緩んでいるからだという言葉と同じくらい意味がないことだ。風邪をひかないように気を引き締めようというのが風邪対策になってしまう。

  また合格体験記などを読むと、ケアレスミスしないのも実力のうちだという人もいる。確かに実力のないうちは、処理能力のほとんどすべてが問題の読み取りや理解などに費やされるので、ケアレスミスに対するキャパシティが極度に低下している。初見の問題が解けない場合に新理的に動揺してしまい、数字の読み取りや転記、計算などでケアレスミスする可能性が増大してくる。
  しかし、いくら実力がついてもケアレスミスはおこるものなのだ。実力によってケアレスミスしなかったというよりも、たまたま運が良かっただけの話しだ。

数字に関するケアレスミスはおおむね次のようなものがある。
①数字の読み間違い  12,354を 12,345と読んでしまった。
②転記の間違い   読み取った数字は正しかったが、違う場所に転記してしまった。
③雑な数字を書いたことで、読み誤る場合   特に 0と6 
④電卓の押し間違い  1,230,000のところを123,000と入力してしまうことなど

ケアレスミスを減らすためのトレーニング方法
① 電卓検定のホームページで、一級の見取り算の問題をパソコンでダウンロードする。
  リンクは  http://www.zensho.or.jp/puf/examination/pastexams/calculating.html
② 問題文で書かれている数字を、白紙に転記する。転記は縦ではなく答案用紙に記載する時の横書きで行う。
  67,275+8,794,132+・・・ 

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③ 白紙に転記したものを電卓で合計し、答えを記入する。 =32,449,730
④ 不正解の場合は、問題文と転記した数字を照合し、転記ミスの場合は 横二重線で消し込み 書き直す。(要するに答案の修正の仕方と同じ方法)
⑤ 正解が出るまで行う。所要時間をストップウォッチなどで記録しておけばよい。10題の見取り算の問題が記載されているが、慣れてくれば2題で3分から5分程度で完了するだろう。同じ問題を毎日 やっても全く良い。
また、会計に使用する数字の書き方の練習にもなるので一石二鳥だ。

このトレーニングを毎日欠かさず実行すれば、ケアレスミスが激減するとともに数字が美しく書けるようになる。
毎日 5分のトレーニングが重要だ。