日々、涙腺のゆるむこと(1) | 松田佳子のblog

松田佳子のblog

こころに着込んだいろいろなもの
脱いで
手放して
魂の願いを生きよう

今日はタイトルにもあるように
日常の中で感じること
とてもプライベートな日記のようなブログで
告知は入れません!
珍しい笑

このところブログを書くといえば
告知のある時のみ

まぁ日常的なつぶやきは
Instagramストーリーに移行して
現在も日々呟きは継続中ですので
ぜひInstagramのフォローも
よろしくお願いします

ということで最近のこと

長くなるかもしれないので
いくつかにわけるかなと予想しつつ

まず近況ですが
静岡に移住して丸2年が経ち
3年目のいま
長男 高校3年生
次男 小学6年生
それぞれ進学の時を迎えております
次男はともかく
長男は次の進路に向けて
毎日が目まぐるしい忙しさ

昨日は高校のPTA総会があり
高校でも役員をやっているわたしは
総会に出席しつつ
・18歳成人とお金の学び
・進路ガイダンス
・学校公開
にも参加して
担任の先生とも個別にお話ししたりなど
ほぼ1日長男のことに奔走しました


高校に入学して
弓道を始めた長男ですが
入学する前の学校見学で弓道部員を見て
『おれ弓道やろっかな』
と呟いたときから
こうなる未来を知っていたのでしょうか


2年生の夏には団体戦で
3年生と共にインターハイに出場
(この時の戦績本人はボロボロでした)


大舞台を初めて経験し
その空気にのまれ緊張したこともあり
メンタルの不安定さにより
安定しない射形など
スランプもつづき
練習では良くても試合の結果がボロボロという
低空飛行も長く続いた


だけど何故か
どんなにスランプでも諦めない
やる気をなくすこともない
いろんな人にアドバイスを聞きに行き
向上心がめげない


真冬で真っ暗で寒くても
毎日6時には家を出て
部活の朝練に出る
夜も遅くまで練習をする
休むことなくひたすらに続ける
という姿勢をみてきて
なにがこんなにこの子をかき立てるのだろう
本人に聞いたこともある


え、かっこいいから


理由は簡単でした😂

でも男子たるもの?
かっこいいから、夢中になる
もっとかっこよくなりたい
というのは
ものすごく本質的な理由なのかもしれません
もちろんかっこいいには
上手い、があり
上達したい、と思えば思うほど
まだまだ、もっともっと、と
奥が深いのだそうで

弓道は丹田なんです

と長男も言うように

こんな生活を2年繰り返してきたら
ほんとうに、丹田使いというか
肚のすわった感覚が
発言や言動からも伝わってくるようになり

それが弓道では
戦績となり
3年生になる前あたりから
十中八九あたる
というように成長

昨日見ていた部活公開では
8射皆中
(ぜんぶあたる)
みていても不安がない
あたろうとはずそうと
ゆるがない
そんな逞しい背中になったのをみて
かっこいいなと
思いました


そんな、3年生になった息子も
入部した当時は3年生に憧れて
あんな風になりたい!と目指したのであり
(その年のインターハイに先輩達が出場しましたが
決勝当日発熱した選手がおり
時はコロナ禍で決勝リーグを棄権することになり
部員全員で涙を飲んだのでした)


昨日わたしが練習を見ているとき
まだ道着の届いていない1年生が
体育着で
玉拾いならぬ矢拾いみたいな
先輩たちのひいた矢を的から外して
運ぶという役割や
雑務などをひたすらこなす
学びの姿勢を見て


あー、そうだった
入部したばかりの息子も当時
まだ弓に触れない
射場にも入れない
早く道着きて弓引いてみたい
あーつまんねー😩と
言っていた時期があったなと思い出す


いま大舞台に挑む男の顔になった息子も
ここから始めたんだった、と
1年生の部員さんに
目頭が熱くなり
君たちも2年後あそこで
堂々たる姿で弓を引くんだね!と
エールを送りたい気持ちでいっぱいになる


息子の代は
男3、女3、と
合計6名しか入部せず
この学年以外は平均15名入部するのに
この代だけ極端に少なかった

だからこその結束感も
仲違いしたりの時期もあって
青春ドラマさながら笑
聞いていてわたしが
え!それでどうなったの?!
その後あの子はどうしたの?と
ハラハラすることなんかも
過去にはあったから余計に

昨日3年生のみんなが
わたしを見て笑顔になって
挨拶してくれるのをみて
みんなでここまで来られてよかった
いい笑顔がさらに輝いて
みんなの立ち姿(射)もほんとうに立派で

よく頑張ったね!ここまで来たね🥹と
まとめてみんなの親みたいに
暑苦しい感情で熱かった😂



そんな彼らもいよいよ
今月、と6月頭の試合が
引退試合

地区大会は順調に勝ち抜いてきて
いよいよ

勝てばインターハイ
負ければ引退

という泣きの試合を控えている

去年までは団体戦でしか
勝ち抜けなかった息子が
今年は個人戦でも地区大会を勝ち抜いて
県大会に出るので
ぜひここは県大会も勝ち抜いて
インターハイに出たいところで
本人の士気も高まっている


そんな5月


これまで息子のすることに
そこまで夢中になど
なってこなかったわたしも
弓道に関しては
めちゃくちゃ、めちゃくちゃ
連れ回されたのでね😂

袴履いてると自転車乗れないから
どこそこ駅まで送って欲しい
は序の口

電車とバスで乗り継ぐと
非常に遠回りになる場所など
練習場までの送迎
試合会場までの送迎

要するに送迎要員として
同じ数だけわたしも
試合を体験してきた感覚


なんでこんなに毎回毎回
親を駆り出すのよ!
親が送迎できない家はどうしてるの?!と
キレたくなる時もありましたが

そういえば弓道部は
そういった送迎を保護者の方にお願いする事も
多いです、と
入部前の断り書きにかいてあったような
どの子も親が送迎して
駐車場で居合わせることもあるので
保護者同士も、お互いに
お疲れさまです!!!🥹
という気持ちになる


わたしも
自分の高校時代
入りたかった部活を諦めた理由
わたしには、夢中になれるものがなく
バイトに明け暮れたつまらなさもあったので



応援するということで
息子の夢
わたしのしたかった青春を、
一緒に見させてもらった自覚がある



2年はあっという間でした
もう3年生になっちゃった!
え、引退?もう?!
という感じですが

弓道で進学を希望している息子
まだまだこれから
弓を引く姿をみることはできるでしょう


とはいえ高校での試合は
これが最後

精一杯のエールを送りに
試合会場に足を運ぼうと思います👏✨


いやね、ほんと
弓道って見ているあいだ
息が止まっちゃうんですよ😂
矢が放たれるその瞬間までの
張り詰めた空気と一緒に
わたしまで張り詰めちゃう😂
勝ち進むたびにホッとして
涙も鼻水もぜんぶ
ゆるんで出てきちゃう😂
息子の試合会場では
誰にも会いたくありません🤣



写真は息子が授業で培養したカーネーション

5ミリほどの欠片から

ここまで育つそうです

園芸男子になりました