2023年6月25日(日)

 東京からは昨日の夕方に戻る。
 我が街の駅についた途端、ホッっと溜息をした。
 出てしまった。
 安堵感から出た溜息。
 「あぁ、無事到着、我が街へ」という安堵感。

 安堵感を抱いたのは・・・・。
 我が身体の状態から来るものではなく。
 我が身体は、ここ数ヵ月の中にては、比較的には順調な具合でもある。
 
 ≪JR東日本で大規模ネット障害≫←← このアクシデントの件にて、我が行動日程にも影響を被る事となり。
 
 マイッタ、マイッタ。
 さらに、イライラとするわけであり。

 まっ、ひと昔前の私ならば、私の短気な性格からさらにイラついたかとは思うけれど。
 その時代からすると、比較的ノーテンキに構える事にはなったが、それだとしても少々イラついたな、この件では。
 ここまでイライラ感となったのは久し振り。
 これって身体には相当に悪いと思われ。
 
 良くない、良くない、焦ってもイライラしても良くないと言い聞かせはしたが。
 これが、我が身が健康状態ならば、何とかイライラ感も収まのだろうけど。
 やはり・・・・我が身の状態が心配でもあり。
 その時は、不調を感じなくてもサ。判らないからなぁ、数分後の事はサ。
 まして、都会の街中、ムシムシ状態が続いていた訳だしさ。
 人込みの中は、新型コロナウイルスや他の感染症への感染への心配もあるわけだしサ。

 我が街の駅に降り、そして安堵感、歩きながらの深呼吸。
 



【一夜明けて】


 昨夜はグッスリと睡眠をとった。
 いつの間にか熟睡体勢となっており、そして気が付けば日付が替わり、そして午前四時近くとなっていたようである。

 空がうっすらと明るくなってくる。
 一秒一秒毎にその明るさ、その色合い、そして表情の濃淡が違う、その連続・・・・。
 いいね、この移り変わりを味わいながら夜明けを迎える事、これまた幸せなヒトトキでもあり。

 ゆっくりと起き上がり、そして立ち止まり、・・・。
 ヨシッ、ひと安心。 フラツキ感が思ったよりもなく。きちんと立ち上がり、立ち止まる事出来たのでひと安心。
 上記のこと、これが、これが重要。

 そして、ウォーキングの為の身支度を。
 これまた思っていたよりもややスムーズに出来た。なんだかなぁ、ニコニコ笑顔になっていた私。

 まっ、これだけ熟睡すれば気力も体力も回復するだろうよ!
 と、聞こえてきそうだが。

 良かった、ヨカッタ、・・・
 この朝方、目覚めた直後のこの私の体の具合、あぁ、ヨカッタ。これまたひと安心。安堵感が見えてくる。



【梅雨明け宣言が南のほうから】


 沖縄は梅雨明けしたとか・・・・。
 今年は例年よりは遅い梅雨明けとなっているようだが。
 我が街付近の梅雨明けは、暫く先となるようだけど。

 梅雨明けとなれば本格的な「夏」のシーズン。
 夏と言えば「ひまわり」の花の季節だなぁ。

 この歌、この歌手によるカヴァー、
 これに聴き惚れていた今年の梅雨明け前となった私。


①ひまわり娘

作詞:阿久悠
作曲:Shuki Levy
編曲:国府弘子

唄:岩崎宏美
Pf:国府弘子

 2014年8月27日 リリース


配信ch:岩崎宏美 公式YouTubeチャンネル





 
 この楽曲、オリジナルの歌手は伊藤咲子。
 1974年4月20日リリース、伊藤咲子のデビュー盤。

 伊藤咲子の歌唱も好きな私でもある。

 が、今年は上記の岩崎宏美のカヴァー音源、そのアルバムを流している今の時期。

 そして、そして、この歌、イイネとなる。名曲だなと、改めて。

 ジャズ・ピアニストの国府弘子によるアレンジ、そしてピアノも素晴らしく。
 さらにさらに、岩崎宏美って凄いなぁ、巧いねと何度も何度も感心する私がいた。ここに居る。



【日曜日の午後に】


 晴れたり曇りになったりの空模様。
 先程も書いたが、この変化、移り変わりの中に見える模様がまた好きでもあり。感じる物が好きでもあり。
 但し、気温や湿度が蒸し暑さを運んでくる季節でもあり、そこは上手く覚悟せねばならない。
 しかし、思ったよりも不快感は感じない午後となり。
 とはいえ、外気温は二十九度になっていたらしい。もう少しで真夏日という処の気温でもあり。

 

≪ビールを吞みながらの演奏会ライヴ動画鑑賞≫

 

 

  
    Kloster Eberbach



 午後の早い時間から、ビールを呑み始めた。
 まっ、これまた許してもらおう。

 そして、日本時間の今朝、早い時間に行われた演奏会、そのライヴ配信動画を鑑賞した午後となった。

 下記の演奏会動画である。


 このプログラム、これまた魅力満載。
 指揮者アラン・アルティノグリュの十八番と言ったところであろうか。

 
 

②hr-交響楽団演奏会~ラインガウ音楽祭 2023


*H・ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」、op.9
*E・ラロ:スペイン交響曲、op.21

≪アンコール≫*E・イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第五番 ト長調、op.27-5、第二曲:Danse rustique


*F・プーランク:スターバト・マーテル、FP.148


(ヴァイオリン)Guido Sant'anna
(合唱)MDR-Rundfunkchor~ライプツィヒMDR合唱団
(ソプラノ)Vannina Santoni~ヴァンニーナ・サントーニ
(管弦楽)hr-Sinfonieorchester~hr-交響楽団
(コンサートマスター)Florin Iliescu
(指揮)Alain Altinoglu~アラン・アルティノグリュ

 2023年6月24日 Kloster Eberbach クロスター・エーバーバッハ修道院





「ラインガウ音楽祭 2023」の中の一つの演奏会。
 会場がKloster Eberbach クロスター・エーバーバッハ修道院。
 確かこの修道院には「ワイン醸造所」もあるかと。

 その会場にてのコンサート。

 独奏ヴァイオリン奏者にはGuido Sant'annaとある。興味津々。
 この若手奏者、メニューイン・コンクールにて優秀な成績を治めたヴァイオリン弾きだと記憶するが、私の記憶だから・・・曖昧でもあり。後から確認せねば。

 ベルリオーズの序曲、そしてラロのスペイン交響曲、どちらも現代的演奏というか、そうなんだよなぁ、今時代はこのような美しさ&色合い、このような演奏が主流であり、聴き手もこのような演奏を望んでいるのであろう・・・ね、オソラク。

 私は、このような色合い、運びの演奏に対して手放しでブラヴォーとはならないのだが・・・。
 いや、ならなかったなぁ、今までは。

 しかし、しかし、これまた段々と私もこの手の演奏にも「おおおっ、いいのではあるまいか? いいよ、これもまたいいよ」となっている、なって来た私でもあり。

 よく、「歌は世につれ、世は歌につれ」と巷では言う事があるが、ならば、「芸は世につれ、世は芸につれ」と言っても良かろう。
 私の若い時とは演奏業界全体が変わったものなぁ。
 よき演奏の基準というのも、これまた変化した面をもあるのだろう。

 さらに、上記のようにその演奏が素晴らしければ、私のような偏屈人間をの心をも感動状態へと導いてくれるわけだから、これはこれは今の演奏家というのは更に素晴らしいなと素直に感じる。
 拍手を贈りたい。素直に拍手となった私。

 後半のプーランクのこの曲、ずっとずっと注目している曲の一つ。
 素晴らしい曲、このプーランクのこの曲。


 独逸のコーラスが造り出すこの世界、いいな、これもまた。この響きの奥に独逸の音をも絶妙に引き出していて、これまた妙技とも私は捉える。

 独のオケ、独のコーラスからこの響きを醸し出すこの指揮者、アラン・アルティノグリュの手腕に敬服でもあり。
 さらに、独唱ソプラノが素晴らしく。


 もう一杯、ビールをお替りしたくなり。



【何時の間にか、この時間となり】


 上記のライヴ動画に浸りきり、そしてビールのほろ酔い加減もあり、時の過行くのも気が付かずいた。
 いや、でも、この気が付かない状態がまたいいな、これがまたいいね。
 いつの間にか・・・過ぎていくというのがまた。


 そして、今宵はこの歌を口遊みながら・・・・、先程まで風呂に入っていた。そして、風呂の中にてこの歌、口遊んでいたのだが・・・。
 ナンダカさぁ~~~、音痴になったなぁ、私~~~。

 ありゃりゃぁ、ショックでもあり。

 風呂上りに手持ちのCDをセッティングして流して今一度・・・・。あぁ、今度はなんとかキチンと音程取れているようだが。タブン、外れてはないかと・・・自分では思うのだが、←これまた実にアヤシイけど・・・サ。


③ラヴ・ラヴ・ラヴ

作詞:安井かずみ
作曲:村井邦彦
編曲:村井邦彦

唄:ザ・タイガース

 1969年12月1日リリース


配信ch:ザ・タイガース - トピック





 これもまたいい歌だね。何度聞いても、いつ聞いても。

 いい歌だよ、いい時代だったなぁ、この時代もまた。


 そして、そして、この歌をまたハミングしながら・・・っと。
 寝る支度を致そうかと。

 おやすみなさい。

 2023年6月24日(土)

 昨晩(金曜日)、昔は「花金(ハナキン)」などと言われて、この日は一種独特の雰囲気のある週末とされていた時期がある。
 が、今の時代は「はなきん」等という言葉は「死語」なのであろうか・・・?

 昨日は二十三日、金曜日ということでもあり、会社勤めをしている人達にとっては、多くの方が「給料日」だった事であろう。
 このように週末、給料日、金曜日となると・・・、昔は町中の繁華街は一際賑わったものであるが。。。それも、今は昔・・・なのであろうかね?

 私は、三日連続の音楽会通いとなり。
 昨晩もサントリーホールにてのコンサートを鑑賞。
 云わば、私にとっては「ハナキン」模様と勝手に思うのだがさ・・・。

 昨夜のコンサートは、ロッテルダム・フィルの来日公演、指揮:ラハフ・シャニ//(Vn):諏訪内晶子にての演奏会。

 楽しめたコンサート。
 そして、心にしっかりと響いていた演奏だったなぁ、嬉しくなり、そして満足の一夜だった。

 
 そのコンサートが終了した後は、タクシーにて定宿へ。

 イイネ、ロッテルダム・フィル。
 まっ、後程改めて演奏会感想を書く事になろうかと、少々纏める時間を頂きたく。

 ただただ、今は、この余韻を大切にしたい、そして、前日、前日のN響演奏会の余韻をも大切にしたく。
 
 心配した私の体調の具合、今、こうして居るということは、「大丈夫」ということの証でもあり。
 この時期の天候の具合をもあり、確かに体には堪える事ありの日々でもあったが、なんとかなんとか仕事をも切り抜け、そして、こうして今居るわけであるから、疲れは少々感じていても、明日、明後日の休日にて疲れを癒すとすれば、また回復するであろうから。



【値上げラッシュ、止まらず・・・・】


 あらゆる物、ありとあらゆる物が「値上げ」となっている。
 そして、短期間の間に何度も値上げ、また値上げ。
 生活必需品がまた値上げ幅が大きく。

 このような事態に対して、何も手を打つ事なく、国会を終わらせているのだが、この国会関係者は何を考えているのだろうか?
 甚だ疑問。

 国会議員達は、もう自らの「保身」に躍起となっているようで。
 この様相は与党も野党も一緒。

 国民の生活、この苦悩などを如何にも考えているような素振りはするが、その演技はするが、心では考えていない彼らと私には思えてならない。
 今回の国会の質疑の幾つかを動画等々にて振り返ってみてもその考えになる。



【昨晩の食事】


 昨晩、コンサート終了後、宿に戻り、そして夕食として何かを買ってくるかと、宿近くのスーパーに入る。

 おっ、ここにもあった、これは助かる・・と、思わず手にしたのが一個「98円」のカップ麺。

 これがこれが、コレガ貴重なのだ。ここ数か月猶更に。
 ここ東京のスーパーにても、一個@98円のカップ麺が見当たらなくなったと聞く。
 我が街でも同じく。
 
 つい数日前まで、98円で並んでいたカップ麺が、108円、118円となり・・・・。

 そんな中にて、下記の商品が@98円にて出ていたのは我が街の安売りスーパーにて。
 そして、昨晩は、ここ大都会のスーパーにても見掛けたものだから、私のような者は即手が出る訳である。



●ペヤング ディアーヌードル しょうゆ味

 

  



 「復刻」となっている。
 確かに、昔懐かしい味といえるかな。
 シンプルな味。

 以前ならば、何処か物足りなさを感じたかも知れない。
 が、が、今となるとコレがいい、イケる。

 味も「シンプル・イズ・ベスト」だ。

 という訳で、ここ一ヵ月程は、私はこのカップ麺に拘っているようである。


 昨晩は、このカップ麺とお握り一個、コールスローサラダにて。




【雨は降らずではあるけれど】


 昨日もそして今も、雨模様ではない。
 雨が降れば、あぁ、ヤダヤダ、雨はウンザリ等と思うのであるけれど、逆に雨が恋しくなる事もあるから、人間って我儘だと思う事もある。
 まして、私のような者は、その偏屈&我儘のカタマリでもあるようで(笑)

 数日前の雨模様の時、一瞬なのだが、下記の歌のような気配をも感じた事がある。

 今迄は、この歌を注目して聴いた事などは無く、であるからして、自らこの歌をハミングすることもなく・・・だった。

 が、これもまた・・・・、聴いているとイイ歌だなぁと。それもシミジミ思うようになるのだから、此処でも感じる事となる・・・それは、私の性格が以前とは変わったなぁと。自分でそう思う、納得するようになる。

 その曲は、久保田利伸のこの歌。


①雨音


作詞:久保田利伸
作曲:久保田利伸


唄:久保田利伸


1991年11月1日 リリース




 いいね、久保田利伸の世界。イイゼッ。

 と、なり、早速にではあるが、この楽曲の収録されている久保田利伸のCDを欲しくなり、ネットにて検索、そして注文した。




【このオケ、伝統の「マラ九」~チェコ・フィル】

 

 

  
  S・ビシュコフ(Cond)

 



 素晴らしい演奏、その動画が配信となっていた。
 それは、マーラー作曲による交響曲第九番。

 2019年の演奏会。指揮:セミヨン・ビシュコフ、オーケストラがチェコ・フィル。


②Mahler: Symphony No. 9 | Semyon Bychkov and the Czech Philharmonic

*G・マーラー:交響曲第九番 ニ長調


第一楽章 アンダンテ・コモド ニ長調、4/4拍子
第二楽章 Im Tempo eines gemächlichen Ländlers. Etwas täppisch und sehr derb ハ長調、3/4拍子
第三楽章 Rondo-Burleske: Allegro assai. Sehr trotzig イ短調、2/2拍子
第四楽章 Adagio. Sehr langsam und noch zurückhaltend 変ニ長調、4/4拍子


(管弦楽)Czech Philharmonic~チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(コンサートマスター)Jan Mráček~ジャン・ムラセック
(指揮)Semyon Bychkov~セミヨン・ビシュコフ[音楽監督〕


 2019年4月5日 Rudolfinum Prague(ルドルフィヌム、プラハ)





 上記である。

 マーラーの作品の中でも特に、また「死」との関わり合いを見詰めたような、そんな音楽と私は理解する。そのような想いが沢山出てくる音楽だと・・・・。

 演奏がチェコ・フィル。
 このオケによる「マラ九」演奏・・・・。
 昔から私には特別な存在である。
 アンチェル指揮のスプラフォン録音盤、それから、ノイマン指揮の新旧二つの録音盤etc・・・・。

 そこに、今度は上記、ビシュコフ指揮による映像盤が加わるようである。
 アンチェル、ノイマンの指揮から醸し出される「音」とは違うのであるけれども、これまたチェコのマーラーであるのは言うまでもない。


≪何か、酒類を欲っする・・・「マラ九」を聴いていたら≫

 少々・・・・、やはり、御酒が、アルコールを少し欲しくなり。
 このマーラーを聴いていたら尚更・・・・酒による助けを欲しくなり。

 黒糖焼酎「れんと」を買ってきてあるので、それをセッティング。

 焼酎グラス、200MLを入れて。。。。っと。
 ゆっくりと、ゆっくりと、吞んでいた昨晩から今の時間まで・・・・。
 そう、この夜明けのこの時間まで。

 いいね、このような事が出来るのだから、今の私は。

 ちょっとばかり、グイっと呑みすぎかも知れないが。
 でも、この焼酎の刺激がまたいいな。
 マロヤカでもあるけど、この刺激がまたイイ。

 大都会のホテルでの一室。
 金曜から土曜に掛けて・・・・、一人気ままに。

 うっすらと明るくなってくるこの時間に、アルコールを吞みながらマーラーの九番を。
 そして、最終楽章になり。
 この問題の第四楽章。私には「大問題」の第四楽章。

 夜明けの時間に、この第四楽章の「終焉」部分を聴いているのもこれまた矛盾するのであろうけれど、
 いや、矛盾なのだろうが、これがこれがまたグスタフ的でもあろうかと私は考える。



【そして・・・この歌を口遊みながら】


 大都会の夜明け、土曜日の朝・・・・どんな具合であろうか?

 曇り空、そして湿度が高いような・・・。
 やだね、このような感じは。
 まっ、致し方ない。もう暫くはこの梅雨と付き合わないとなるまいから。

 さぁ、身支度して都会の朝を楽しまなければ!!!
 ウォーキングへと出掛けよう。

 こんな歌、歌いながらどうであろうか?


③思い出は美しすぎて


作詞:八神純子
作曲:八神純子
編曲:戸塚修

唄:八神純子


 1978年1月5日リリース


配信ch:八神純子 - トピック





 私のような田舎のダサイ老人には似合わないと言われそうだが。
 まっ、そう言われたら甘んじて受け入れるしかないか?(笑) 

 2023年6月22日(木)

 既に日付が二十二日-木曜日へと替わっている。
 
 私は今、東京の宿の一室・・・・。

 昨晩の音楽会(N響定期演奏会~G・ノセダ指揮/庄司紗矢香(Vn))を鑑賞して、終了後はタクシーに乗り宿まで戻る。
 大都会・東京、夜九時半過ぎてもこの湿気の多い空気感、毎年の事とはいえ、これが年々と体には堪えるようになっているようだ。

 定宿が目の前となった時、そこでタクシーから下車。
 魂胆が頭を過ぎり(笑)
 何処か、そう「立ち呑み屋」のような処があれば、ちょっと暖簾を潜りたくなり。
 タクシー降りて、フラフラと歩いて探そうかと。

 有りそうで無い・・・、この時間帯、私好みの「呑み屋」が。
 意外と閉店の時間が早いのも大都会でもあり。
 いつの時代頃からだったろうか、メッキリ早くなったよう。

 でもでも、其処は流石に大都会Tokyo、在るもんである。
 窓越しに店内を覗き込んだら、御客も少なく、空いているようなので、私にはウッテツケ、暖簾を潜る。

 威勢の良い声にて
 「イラッシャイ」との声が聞こえた。
 そして、この声、都会だね、粋に聞えるから。

*日本酒 一合
*きゅうりと茄子の漬物
*焼薩摩揚げ


 まっ、摘みが出てくる迄に時間があるので、私のような呑み助は、一合では足りず(笑)。
 さらに一合。計、二合の酒を。

 そしてそして、飲み干したら、颯爽と店外へと・・・←← カッコウは付けてみても、歳には勝てず(爆)

 そのまま宿へ。

 久々だったなぁ、このような飲み方をしたのも。
 いいね、これまた。
 ゆっくりと呑むのもまたオツではあるが、また、時にはグイっと呑んで、ササさっと出てくる、そしてまた次の店へと。
 ↑↑このような呑み方、これにもまた憧れるネ。


 昨日は『夏至』・・・・。
 夏至の宵に聴くN響定期、そして、一人呑み、それも「立ち飲み屋」にて。。。
 ほんの数分、十数分の酒席である。
 いいね。これがこれが。

 こんなヒトトキを持てるのもまたシアワセだなと・・・。
 これでいいのさ、これで・・・サ。

 この酒のCMソング、口遊さんでいたようだ。
 酒呑みの「心意気」がある(笑)


①酒は大関こころいき

作詞:小林亜聖
作曲:小林亜聖


唄:加藤登紀子

 1970年9月




 上記の動画、その中に田宮二郎が演じたCMが出てくる。懐かしいね、これまた。
 田宮二郎のようなイイ男が、「立ち呑みや」にてグイっと一杯。
 そして、颯爽と出ていくような、そんな感じがいいな。そういう呑みっぷりが好きだけどサ。



【米ヒューストン交響楽団のG・マーラー】


 アメリカの名門の一つ、ヒューストン交響楽団。
 その公式チャンネルから、下記の演奏会のライヴ動画が配信されていた。
 これまた、私は気が付かずいた。

 が、偶然に私の目に留まり、留まってしまったら今度はもう焦る焦る、いち早く視聴せねば!!となる。

 演目はマーラーの「復活」。
 指揮はこのオケの音楽監督であるアンドレス・オロスコ=エストラーダ。

 

  

  A・O=エストラーダ



 私、この指揮者については、少々苦手意識を持っている。

 彼が首席指揮者として活躍していたオケ、例えばhr-交響楽団との演奏会、また、ウィーン交響楽団との演奏会の生体験や、またウィーン・フィルとの演奏会etc・・・・。
 どうもイマイチ魅力を感じることなく。。。。

 なので、実は今回のアメリカのオケでのマーラーをも、ちょっとばかり斜めから捉えていたような、そんな私でもある。

 しかし・・・・
 その、私のそのような悪しき偏屈心が間違っていた事を詫びなければならなくなった。

 下記の演奏動画を鑑賞していたら、なんだか、惹きつけられる処があり。
 いやぁ、初めてだなぁ、この指揮者の拵えた演奏会模様からこのような感情を持つ事が。

 そして、そして・・・え? えっ? となる。
 何故ならば、この動画のタイトル、え? と。

 ~Andrés’s Farewell~・・・・って、はぁ?
 この指揮者、勇退なのか? まさかぁ?? と思って調べてみると、残念・・・おいおい、残念。

 秋からの新シーズンからは新任の音楽監督が登場するらしい。

 そんな気持ち、残念な気持ちをも持ちながら。
 下記の演奏にまた浸りたくなり。


 
②Live from Jones Hall: Andrés’s Farewell: Mahler’s "Resurrection" Symphony


*G・マーラー:交響曲第二番 ハ短調、「復活」



(ソプラノ)Ana María Martínez
(メゾ・ソプラノ)Sasha Cooke
(合唱)Houston Symphony Chorus~ヒューストン・シンフォニー合唱団
(合唱指揮)Betsy Cook Weber~ベッツィ・クック・ウェーバー
(管弦楽)Houston Symphony~ヒューストン交響楽団
(コンサートマスター)Yoonshin Song
(指揮)Andrés Orozco-Estrada~アンドレス・オロスコ=エストラーダ〔音楽監督〕

 2022年4月30日 Jones Hall、ヒューストン


配信ch:Houston Symphony





 A・オロスコ=エストラーダは、hr-交響楽団の首席指揮者時代にもマーラーを積極的に取り上げて演奏しており、その幾つかは、動画としても配信となっている。
 が、上記でも述べたけれど、どうも私にはイマイチだったもので・・・・。


 だが、だが、ヒューストン響との上記のマーラーの演奏、これはこれは、私の心を捉える部分が多くあり。

 オーケストラの音、アンサンブルの密度&精度の点では、昔は「アメリカ的」だなぁと、やや否定的意味合いで思う事はあった。
 また、日本ではそれが「如何にも定説」であるかのように・・・・。
 それが悪い癖だな、我が日本の持つ悪い癖の一つかも。

 確かに、上記の演奏動画から伺える音の世界、音の発する時の世界、その音の素の世界は欧州等々の音とは大いに違う。
 時折、それが「粗さ」と聞こえてくるのではあるけど。
 でも、それがあるとしても、それが有ったとしてもだ、この今回の「復活」の演奏には、何か、なにか違う魅力を感じる私がいた。

 この指揮者の演奏としては、私は初めて心が動かされた部分があった。
 なので、なので、複数回にわたって上記動画を流していたここ数日。

 いいではないか!! A・オロスコ=エストラーダとヒューストン響のマーラーが。

 そして、コンマス席の奏者は、あのYoonshin Song女史ではないか!!
 そうだった、そう、デトロイト響のコンマスとして活躍した後、そっかぁ、このヒューストン響のコンマスとして活躍しているのだなぁ。



【ニュース・チェック】


 奄美地方にての「線状降水帯」発生による豪雨。その被害の模様が次々と報道されている。

 まだまだ続いているらしい。


☆☆奄美大島で集落孤立、土砂崩れ、停電など大雨被害相次ぐ 鹿児島 午後9時現在(6/21(水) 21:45配信 MBC南日本放送)

 

 


 上記は、昨夜午後十時前の配信記事である。

 どうかどうか、身の安全を確保してほしい。
 どうか願いたい。


 そしてこちらは、猿之助の事件のこと。


☆☆週刊誌が「逮捕」間近と報じた猿之助さん「一家心中」事件の本質は何なのか(6/21(水) 20:38 篠田博之月刊『創』編集長)

 

 


 ジャーナリストの篠田博之氏の見解である。
 おおおぅ、流石だな、この篠田さん。
 この事件の捉え方、ナルホドなと。



【今宵もまた】


 G・ノセダは好きな指揮者、そして、N響は大好きな楽団。
 ならばならば、今夜も聴かずには居られない。
 今夜のチケットは運よくゲットする事が出来たのひと安心。

 昨夜の演奏も良かった、なので、今夜はさらにさらに期待をする私となっている。

 ただ、今夜の天気の具合はどうなのだろうか? 都内はどのような空模様となるのだろうか、心配である。
 午後から夜は大雨になる予報を見掛けたが。


 このような曲を聴きながら迎える朝もまたイイネ。
 さらに、今朝は都会のホテルの一室にてであるからして、猶更。

 「Over the Rainbow」を。
 奏でるのはKeith Jarrett・・・・。


③Keith Jarrett - Over the Rainbow (Tokyo 1984) [Restored]

配信ch:Music Video Vault



 

 

 大都会Tokyo・・・、空が明るくなってきた。いいなぁ、この変化、朝の明るさの進み具合。そして、大都会独特のこの朝の佇まい。

 さあて、では、私もゆっくりと支度をして、大都会にてウォーキングへと出掛けよう。