今、FM-77がアツい!謎のボードの正体は?! | 令和に始めるX68000

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今、オレの周辺で一番アツいレトロPC、それは…

FM-77だー!!こちらは今回色々あったFM-77D2です。以前、オクでGETしたものだったのですが、見慣れぬ拡張ボードが刺さっており、それをTwitterで皆さんにお伺いしたのがすべての始まりでした。早速くりすとさんからアドバイスをいただきました!

 

 

拡張メモリかー。型番とか書いてあるのでは?ということで外してみました。

うーむ、FMなんちゃらで始まる型番がないな…。そうこうしているとtakahiroさんからも同じく拡張メモリボードではないか、とリプをいただき、なんとお持ちの拡張メモリボードの写真まで送っていただきました。見比べてみて、部品の点数の違いなどから私の謎ボードは192kBの拡張メモリボードと判明しました!

 

MZ-2000のメインメモリが64kBだから、192kBといえばその3倍か。なんとこのボードだけでMZ-2000の3台分のメモリってこと?!大容量スゲー!(すごくないwww)

これはいずれFM-77とかで何か開発する時には重宝することになるでしょう。MZ-2000で開発がひと段落したら、次のターゲットマシンはFM-7系か??

 

ところでもう1点気になっていたことが。

最初、拡張ボードから伸びてきたケーブルかな、と思ったのですが…

 

なんと、メインボードのFDDとの接続コネクタのところから伸びてきているではありませんか!と、いうことは私の大好物のFDDに接続するケーブルに違いない!純正のオプションなのか、前のオーナーさんが自作したものなのかはわからないのですが、これFM-7で使ってる外付け5インチFDDに繋がりますね、きっと!

 

と、いうことはですよ?念願だったFMシリーズにおけるメディアコンバート(3.5インチFDと5インチFDのメディアコンバート)ができるってことじゃないですか?!これは次回へ続く!ですね(なぜwww)

 

そして今回はこれで終わりませんでした。400ラインボードをもとに戻して起動、あえて400ラインボードではなく本体側のアナログRGBコネクタとディスプレイを繋いだところ…

「えっ!オレ何か壊した?!」

 

たくさんの方からVRAM壊れてるのでは?ってリプもいただき焦ったのですが、これはどうやら仕様のようなのです。私はFM-77を何台か持っているのですが(!)、別の個体でも全く同じ振る舞いとなりました。

 

よって、FM-77D2で400ラインボード実装中に、本体側のアナログRGB出力にディスプレイを繋げるとVRAMが壊れたような表示になる、は仕様ですので皆さん驚かないでくださいね。

 

で、更に、動作確認のためにゼビウスでも、とツイートしたところ、入手困難なFM-7/77専用のジョイスティックの話題になり、kani先生からジョイスティックとFM-7/77のピンアサインが書かれたWebページを紹介していただきました。手持ちのジョイスティック、ジョイパッドがFM-77に繋がるのはありがたい!

 

しかし、それ以上に興味深かったのが、最初にkani先生からご提案いただいたM5Stack等でキーボードエミュレーションしてみてはどうか?ということでした。FM-77のキーボードはそこそこレアになっていて、たまにオクで見かけるくらいです。本体は割と頻繁に出品されているだけにもったいない状況です。特定のキーのエミュレーションだけでなく、フルキーのエミュレーションができたら(あるいはUSBキーボードの変換ができたら)、もっとFM-77実機のユーザーが増えるのではないか?と思ってワクワクしました!

 

ゲームで使用する8642のテンキーの一部とZ、Xキーくらいのエミュレーションなら数も少ないですが、フルキーのエミュレーションとなると数が一気に増えます。難易度もそうですが、果たしてM5Stackのピン数が足りるのか?みたいな心配が出てきます。kani先生、その辺どうでしょう?(笑)本件は引き続き検討していきたいと思います。なんせ、FM系のサークルを立ち上げようなんて考えちゃってるんで!そのうち、皆さんにもご案内しますね。

 

そうそう、FANBOXの応援の方もどうぞよろしく~!

 

と、いうことで今週のブログはここまで。また来週お会いしましょう~♪